ZC33Sスイフトスポーツ用スーパーオーリンズ。 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

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現在、スーパーオーリンズのご依頼数は1位のハイエースを除くと、NDロードスターとZC33Sスイフトスポーツがしのぎを削っている状況が続いています。
ZC33Sスイフトスポーツはストリートスペックのご依頼も多いのですが、もちろんジムカーナ&タイムアタック用のご依頼も毎月かなりのセット数のご依頼をいただいております。ジムカーナ&ショートサーキットスペックの場合、フロントはトラクション対策はもちろんですが、周期の大きなピッチングが出るとクルマの姿勢が乱れてしまうので、大きな振幅のピッチング対策が肝となります。
しかし、フロント以上に需要なのがリアのセッティングです。
要するにリアの動きがフロントタイヤの転がりを助けるバランスを出せるようにするというわけですね。
リアが突っかかったり、また唐突にスライドする場合は、そこで大きなロスを生むので要注意です。
もちろん装着タイヤとのマッチングも併せて、しっかりバランスを取れるセットを出すことが何より大切なポイントだと思います。
動画の仲川選手のスペックは、タイヤがアドバン08B・スペックGなので、単純なグリップ力は最強です。この強烈なグリップ力が仇にならないようにリアとのバランスを出すとご覧のような動きをドライバーが自在に作ることが出来ます。
LSDのセッティングももちろん最重要項目です。
LSDがフロントタイヤの転がりの邪魔をしてしまったら意味が無いですからね。
ちなみに、上記の考え方はシバタイヤや71RS等でもまったく同じです。
どんなクルマもそうですが、ZC33Sスイフトスポーツは前後バランスの誤魔化しが効かないクルマなので、フロントが!リアが!では無く、前後バランスをしっかり取ることがベストタイムを刻むコツだと思います。
※その仲川選手の問答無用な走り!
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