TOP > 素のGRヤリスの運動性能をそのまま引き上げる!
今、GRヤリス用のBPSダンパー・スペックRGはスペック4まで進化しています。
もちろん、スペック4は1種類のセットではありません。ジムカーナスペックと言えど、ジムカーナ専用・ストリートメイン・サーキット走行も視野に入れる等のユーザー様のご希望によって、更に細かいチューニングがされています。
それらのスペックの原点がスペック1なのは言うまでもありません。
スペック1のコンセプトは「GRヤリスの乗り易さ&楽しさをより引き出す」です。タイムは他のパーツとのバランスを含み多様なセットを試した結果についてくるものですが、GRヤリスらしい動きを第一に考えたスペック1は私にとっては凄く大切なのです。
もう何度も紹介させていただいていますが、GRガレージ水戸インター様のGRヤリスをお借りして、スペック1のシェイクダウンをした際のスラローム1発撮り動画です。
まだ新車だったので、フルノーマル状態で富士山周辺の周回道路をナラシを兼ねて走行してから、スペック1を組み込みました。
富士から幸田サーキットまで、ゆっくり移動して、幸田スポーツドライビング・ラボのAコースを朝一で走った動画です。
リハは一切無し。いきなりスラロームしてみました。
脚・ブレーキ以外はタイヤも純正の素のGRヤリス。
言葉で表現するよりも、せーーの!で走ったスラロームの動きを見ていただければ、GRヤリスの乗り易さとスペック1の完成度の高さがご理解いただけると思います。フルノーマル車輛の最も苦手な歩幅の狭い(16歩)スラロームで、この動きはGRヤリスとBPSダンパー・スペック1のマッチングの良さを物語っています。
この走行後に前後のLSDを装着して、ドライバーの片山選手が名阪で全日本デビュー戦で走りました。LSDはもちろんですが、タイヤ&ホイールの変更によって、スペック1のネガティブな部分が少しずつ顔を出してしまい、その後はスペック2・スペック3とダンパー&スプリングを変更して、現在はスペック4が基本となっています。
さて、そんなわけで、今日はこのGRガレージ水戸インター様のBPSダンパーのOHおよびスペック5への仕様変更の作業をします。
実は、スペック5は限りなくスペック1に近づけるつもりです。
理由は、みなさんのご想像の通りです。
もちろんLSDとのマッチングもあります。そのあたりの懐の深さもスペック1が基準となる理由の1つです。
片山選手の評価も楽しみです♪
※その、いきなりスラロームの動画はこちら
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https://www.youtube.com/watch?v=lNUosZSsyvM