TOP > スチール製ケース&ブラケット採用の全長調整式オーリンズダンパーのオーバーホール
一時期、スチールケース&ブラケットタイプの全長調整式オーリンズが販売されていましたが、このタイプの全長調整タイプは、ブラケット部の調整部分が固着して回せなくなるトラブルが発生する確率がかなり高く、オーバーホールをご依頼いただいた約8割が固着してしまっています。
マメに回してくださっている場合は、全く問題はありませんが、数年間調整をしたことが無いという場合は、かなりの確率で固着してしまいます。特に雪道を走行された場合は固着が酷くなります。
また、今回のユーザー様のように中古品をオークション等でご購入された場合、ほとんどと言っていいくらい固着している場合が多いです。
もちろん固着は解消できる場合もありますが、たまにどうにもならない状態のダンパーもあります。
固着を解消しようとバーナーで炙ってケースが歪んでしまうというトラブルも見られます。
このようなトラブルを避けるためにも、スチール製の全長調整式オーリンズをご使用中の方は、お早めにOHをされることをお勧めします。
また、中古のオーリンズで、このタイプのモデルを見つけた場合は、調整部分の固着が無いかをご確認後にご購入されることをお勧めします。
※現在販売されているオーリンズは、このようなトラブルが発生しないように設計されています。













