TOP > オーリンズ正立式用ダストブーツのショート化
オーリンズ純正のダストブーツは、付属の取り扱い説明書によりますと、ストロークの長さに応じたカットが推奨されています。
しかし、ダストブーツの形状は下部分がシリンダーの頭にフィットするようになっており、ただカットしただけではブーツの座りが悪くなって砂等の侵入を許しやすくなります。
また、結束バンドで縛ったりブーツを広げて深く差し込むと、よじれによってブーツの破れが起きやすくもなります。
そこで、今回はアジュールで行っているブーツのショート化を簡単にご説明させていただきます。
まず、左上の写真のようにブーツとダンパーのストロークを見比べてどの程度の長さにするか決めます。
大体ブーツの頂点をバンプストップワッシャー(バンプラバーの上に付くワッシャー)の位置に合わせ、キャップの5ミリ程上でカットするといいでしょう。
良い位置でカットできたら、左下の写真のように山を2つ半残して下の部分を切ります。
真ん中の余りの部分は使いません。
そして、右上の写真のように残した山を上部分に差し込みます。
この際、両手の指を中に突っ込んで両側に広げるように引っ張っていきますと、上手く山同士が噛み合います。
よじれが取れてぴったり合いましたら、右真ん中のようにスキマにアロンアルファを差し込んでぐるりと一周回します。
尚、これはアロンアルファの推奨されない使用法ですので、使用後はアロンアルファのノズルを良く拭き取っておきましょう。
これで完成です。
右下の写真を見ていただけると短い方が座りが良く見えます。