スーパーオーリンズ豆知識の記事一覧 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

スーパーオーリンズ豆知識

スーパーオーリンズ減衰力20段調整機構・豆知識

2018年9月30日

スーパーオーリンズの減衰力20段調整機構の豆知識♪
またまた台風の影響で、途中で雨の音が凄くなってしまいましたが、ぜひ最後まで見てくださいね(^O^)/

オーリンズ倒立タイプの中身はこんな感じです。

2018年9月22日

夜な夜な、こんな動画を撮ってみました!
決して暇なわけではありません(^^ゞ
https://www.youtube.com/watch?v=rY-vVcpzOpM&feature=youtu.be

ご注意ください!

2018年9月14日

本日のトラブルはコレです。
電動インパクトでは、このようにねじ切れることはあまり無いので、クルマ屋さんの強力なエアーインパクトで強引に回そうとした結果だと思われます。
ピロナットが途中で回り難くなった場合は、直ぐに作業を中止してAZURに送ってください。かなりの確率で修理可能です。
今回はシリンダーアッセンブリー交換となってしまいましたが、他の部分には問題が無かったので最小限の費用で復活します(^^ゞ

クルマのねじれ修正。

2018年8月15日

本日のトラブルシューティング。
なかなか手強い!
でも、ユーザー様がリアと言っていた原因はフロントが悪さしていました。
作業している内に、他の問題も発覚。こちらはパーツ(ダンパー系ではありません)を交換しなければならないのでユーザー様にその旨を伝えました。
一通りの作業を終えてユーザー様に試走していただきましたが、「凄く運転が楽になりました。クルマの動きも軽くなった感じです」とご満足いただけました。
遠路遥々お越しいただいた甲斐がありました!
これで、スーパーオーリンズもますます良い仕事をしてくれると思います。
ありがとうございましたm(__)m

アライメント調整はこまめにしましょう。

2018年7月14日

車高調あるある!
吊るしのDFVからスーパーオーリンズ・アズライトスペックへOH&仕様変更のご依頼でお越しいただいたBRZさん。
ちょっと乗ったらフロントの動きがおかしかったのでタイヤを見たら・・・(@_@)
サーキットも走られるということでキャンバーもそれなりについていますが、ここまで内側が減るのは異常です。
OH&仕様変更終了後にアライメントを見たら、フロントが超アウトでした。
これで、一般道もサーキットも見違えるような走りになります♪
ありがとうございました!また、よろしくお願いいたしますm(__)m

出来る範囲で、出来ることは何でも取り入れてセットアップしています。

2018年7月12日

ユーザー様のご要望を形にするのが私達の仕事です。
ななり難易度が高いご要望から、いつもの作業内容で対応可能なご要望まで内容は様々です。
今回のご要望内容で最も苦労したのがメインバルブのバルビングでした。
ちょっと特殊なセッティング内容なので、通常のバルビングでは対応できずに、新たな方法で対応させていただきました。
写真はリアのスプリングです。
ヘルパーを使用しますが、とある理由でヘルパーを上側にセット。マウントシートもヘルパーがスムーズにクッションして、尚且つガタツキが出ない寸法となっています。
簡単な方法ですが、この方法でないと不都合が発生することが予想されたので、ダンパー本体と併せて数か所に工夫をしています。
正直、ベストな選択ではありませんが、ユーザー様のご要望を形にする上でベターな選択&作業ではあると思います。
こういう仕事は時間が掛かりますが、やはり遣り甲斐はあります。
効率だけでは、良いものは出来ませんからね(^O^)/
※企業秘密な部分がありますので、ダンパー本体の写真はありません~~。

AZUR流バルビングのお話。

2018年6月15日

現在、通常販売されている4輪用のオーリンズは基本的に20段減衰調整機構が標準装備されています(1部車種を除きます)。
この調整機構はメインバルブにかかる油圧をニードルバルブで減圧(バイパス)して同じ入力があった時のバルブの仕事量を変化させる仕組みです。
ニードルバルブなので、本来は無段階調整ですが、解り易くするために60度毎にカチ、カチと節度が出るようになっています。1周回すと6段と数えることになります。
この非常に単純な調整機構ですが、メインバルブのバルビングによって、ニードルバルブがバイパスする圧とバランスを変化させることができます。
このバルブシムの積み方に各チューナーのノウハウが生きてくるわけですが、AZURでは1枚1枚のシムがその役割をほぼ均等に行うようにバルビングするのが基本です。
例えば、外径が同じくらいで厚さが異なるシムを重ねることは極力避けています。その理由は1万キロくらい乗っていただくと体感できますが数字で出る違いでは無いので説明は省きます。また、極端に大きさが違うシムを重ね合わせたり、シム毎に大きく入力が異なるような積み方も好みません。
数千キロ毎にOHしてシムを新しくするのなら話は違いますが、安定した減衰特性を長時間持続させ、ニードルバルブとのバランスを崩さないようにセッティングするのがダンパーチューニングの基本だと考えているからです。
特にストリートユースのダンパーには基本中の基本です。
また、走り出して直ぐの特性を重視するメーカーさんもありますが、うちは1枚1枚のバルブシムが馴染んでからが本来のダンパーの仕事内容と考えています。
そのために、1枚1枚の仕事量を減らすように沢山の枚数を重ねてセッティングします。
例えば、86&BRZ用アズライトスペックのフロントダンパーのメインバルブには1本あたり20枚のシムを重ねています。リアダンパーには19枚のシムを使用しています(このシムが大変高価なので、枚数を多く使うのは利益率を下げることになります(^-^;)。この1枚1枚のシムの厚さや外径の違いによって、タイプC・S・G・Rの各タイプの基本減衰特性を出し、また更に細かい調整によって各タイプの混合スペックをバルビングしています。
ただし、あくまでも1枚1枚の仕事量が均等に変化するようにバルビングするのがAZUR流です。どれか1枚&数枚の仕事量を増やす、または減らす積み方は前記の理由で好みません。
まったく同じ数値が出たとしても、実際に仕事をする際の1枚1枚の環境(仕事量)によって、ダンパーの働きは変わってきます。そのことは、オーリンズの開発のお手伝いを20年以上やって来て、数え切れないスペックのダンパーを装着した色々な車輛を、自分で実際にステアリングを握ってペダルを操作して確認をして来ました。
ダンパーは内部に組み込まれているパーツすべてが役割をしっかり持って、バランスよく仕事をしてこそ、本来の性能を長時間持続できるのです。

AZURでは、多少利益率は落ちても妥協しないバルビングによって、数字だけでは表せないAZURセッティングならでは安定した走りをユーザー様にお届けいたします。

全長調整式ダンパーあるある!(ご注意を)

2018年4月22日

ユーザー様のタメな~~ら、え~~んやこ~~ら♪
というわけで、完全に固着してしまった全長調整ブラケットのカップ部分を分解しています。
中でネジ山が完全につぶれてしまって何をどうしても回りません。強引にやるとシリンダーが歪んだり、シリンダーのネジ山も総ナメしてしまう恐れがあるので、仕方が無く金額が安いカップ部を削り取って、シリンダーを活かす方法を取ります。
後はロアーシートとロックナットの固着が素直に回ることを祈ります。これらを全部削り取ると相当なパーツ代がかかってしまいますからね。
少しでも安くOH出来て、安心してご使用いただけるように手間がかかっても出来るだけ悪足掻きするのがAZUR流です。
車高を調整しようとしたら、途中で回り難くなった場合は、そこで強引に回そうとしないで、直ぐにご相談くださいね(^O^)/

リジット製スラストタイプ・アッパーシート説明動画

2018年4月11日

車高調でハンドルを切るとバネがずれる音や、アッパーマウントからゴロゴロ&グーグーという異音がする場合、ベアリング内臓のアッパーシートを使用することによって問題が解消できるケースがほとんどです。

というわけで、リジット製スラストタイプアッパーシートのご紹介(^_^)v

 

塩カル(融雪剤)はマメに洗い流しましょう!

2018年4月11日

スーパーオーリンズ&パーツ豆知識・動画シリーズです。

今回はこの時期のOH時によく見受けられるダストブーツのひび割れのお話です。

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