スーパーオーリンズ・オーバーホール
乗り心地と運動性能の両立
2023年10月20日
本日、OH&仕様変更にお越しいただいたS2000さん。
現状はスーパーオーリンズ・アズライトスペック・タイプR:40%&S:60%仕様ですが、最近助手席に小さなお子様を乗せて走る機会が増えて、もう少し乗り心地を改善したい。でも、現状のサーキットでの運動性能は犠牲にしたく無い。というご要望です。
ユーザー様とじっくりと相談させていただいた結果、メインバルブとニードルバルブのバランスを見直し、運動性能も更に向上させ、街乗りでの乗り心地を改善したスペックで作業させていただきました。
本日は遠方からありがとうございました!
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
毎日GR86です!(^O^)/
2023年7月29日
本日のGR86です!
ユーザー様は、ずっとZN6に乗られていましたが、ついにGR86を投入です。
ダンパーはZN6で使っていたスーパーオーリンズをバネを含め、ガラリと見直して装着していただきました。
鉄チンホイールでもカッコ良く見えるから不思議です♪(笑)
GR86用スーパーオーリンズ&ESAスプリング装着
2023年7月27日
そして本日は、こちらも納車したばかりのGR86さんにオーリンズベースのスーパーオーリンズを装着していただきました。
こちらはZN6の86に装着してあったダンパーをGR86用にOH&仕様変更を施してセットさせていただきました。
ユーザー様のご希望で、通常のセットよりも若干車高を高めにセットしました。
その乗り心地の良さからも、路面への追従性の高さがお分かりいただけると思います。
オーリンズ正立式用ダストブーツのショート化
2023年6月22日
オーリンズ純正のダストブーツは、付属の取り扱い説明書によりますと、ストロークの長さに応じたカットが推奨されています。
しかし、ダストブーツの形状は下部分がシリンダーの頭にフィットするようになっており、ただカットしただけではブーツの座りが悪くなって砂等の侵入を許しやすくなります。
また、結束バンドで縛ったりブーツを広げて深く差し込むと、よじれによってブーツの破れが起きやすくもなります。
そこで、今回はアジュールで行っているブーツのショート化を簡単にご説明させていただきます。
まず、左上の写真のようにブーツとダンパーのストロークを見比べてどの程度の長さにするか決めます。
大体ブーツの頂点をバンプストップワッシャー(バンプラバーの上に付くワッシャー)の位置に合わせ、キャップの5ミリ程上でカットするといいでしょう。
良い位置でカットできたら、左下の写真のように山を2つ半残して下の部分を切ります。
真ん中の余りの部分は使いません。
そして、右上の写真のように残した山を上部分に差し込みます。
この際、両手の指を中に突っ込んで両側に広げるように引っ張っていきますと、上手く山同士が噛み合います。
よじれが取れてぴったり合いましたら、右真ん中のようにスキマにアロンアルファを差し込んでぐるりと一周回します。
尚、これはアロンアルファの推奨されない使用法ですので、使用後はアロンアルファのノズルを良く拭き取っておきましょう。
これで完成です。
右下の写真を見ていただけると短い方が座りが良く見えます。
オーリンズのフロントストラット用延長ノブの作り方
2023年6月22日
ヤリスや86、インプレッサやレガシィ等のストラット、所謂倒立式の全長調整式ダンパーは、ナックル取り付け部のブラケットの中をシリンダーを上下させる事でl寸(ダンパーの全長)を変化させて車高を調整します。
車高調を入れるお客様で心配されるケースが多いのは、どちらかと言うと車高を下げる際に減衰調整ノブが下に出すぎてしまい、ドライブシャフトのブーツに干渉してしまう!といったトラブルでしょうか。
そういった場合はショートストローク等で対応可能なのですが、想定以上に車高を上げたい場合や、かなり柔らかいレートのスプリングを使いたい場合には、逆に減衰調整ノブがブラケットの中に入り込んでしまい、調整できなくなるケースもあります。
そういう場合には写真のような延長ノブを制作する事である程度対応可能です。
こちらはオーリンズで使われているM12用ノブ(2400円)に、3mm六角の延長ツマミ(2000円)を組み合わせる事で制作しています。
ネジ部がM12のタイプのロッドは調整する内部構造が、3mmの六角が差しこまることで中のイモネジを回転させ、減衰調整しているニードルバルブが動く構造になっています。
その3mmのネジを回す事がキモですので、工夫をすればユーザー様ご自身で気に入った減衰調整機構を作ることも可能かと思われます。
ノブを分解しすぎて元に戻らなくなった場合には、新しいノブを販売することもできますので、腕に自信のあるユーザー様は試してみるのも一興かと存じますヨ。
NCECロードスター用スーパーオーリンズOH&仕様変更
2023年2月21日
本日、ダンパーのOH&仕様変更&前後スプリング交換にお越し頂いたNCロードスターさん。
乗り心地と運動性能の両立が主なご依頼内容です。
普段使いの関係で車高はこの状態で、レートアップ&仕様変更で運動性能を確保したいというご希望でした。
まず、リアはオーリンズのテーパータイプの6Kをチョイス。フロントはリアとのマッチングを考慮してUC-01の9Kをチョイスしました。
18段~16段で街乗りも快適に、14段~10段でワインディングからサーキット走行も楽しんでいただけるスペックで作業させていただきました。
本日は遠路遥々ありがとうございました!
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
シリンダーのシャフト部の曲がり修正
2023年1月27日
ギリギリ修正可能な曲がりです。
ER34スカイライン用スーパーオーリンズOH作業
2022年9月14日
諸々の交換パーツが多く、車輛をお預かりしてスーパーオーリンズのOHをご依頼くださったER34さん。
新品をご購入いただいてから、今回で2回目のOHのご依頼です。
実は、うちはER34のユーザー様が多く、みなさん長く乗られていらっしゃる方がほとんどです。
また、数年前から新規でスーパーオーリンズをご購入くださるユーザー様も増えています。
ER34スカイライン。確かにカッコ良いですし、乗り味も独特な安定感と抜群なトルク感で、非常に気持ちの良い走りを見せてくれます。
みなさんが長く大切に乗られている理由が分かりますね♪
今回は予想していた作業内容で無事に完成です。
ジムカーナスペック→ストリートスペック→ジムカーナスペック
2022年9月1日
本日、OH&仕様変更作業をご依頼いただいた33スイスポさん。
見覚えのある人もいると思いますが、この33は、最初は完全ジムカーナ仕様でした。その後、タイプS:100%仕様にOH&仕様変更していただいて、街乗りも快適でジムカーナもそこそこ楽しめるスペックでお乗りいただいていましたが、最近、またタイム重視の走りに火がついてしまって、再度タイプG:100%仕様へと仕様変更させていただきました。
バネも、安定のUC-01から、よりクイックな動きが欲しいということで、レートアップと同時に前後UC-03へと変更しました。
さあ、これで言い訳は出来なくなりました!
ND5ロードスター用スーパーオーリンズ・ストリートスペック。
2022年8月27日
新規製作から2年で5万キロ走行のND5ロードスターさん。
今回は初回OHのご依頼です。
タイプS:80%、C:20%のストリート仕様ですが、今回のOH時に更なる突き上げ対策を施して仕様変更させていただきました。車高も現状から少しダウンです。
今まで以上に快適なロングドライブをお楽しみいただけると思います。