アジュールの日記帳
東海地方のみなさん。幸田スポーツドライビング・ラボをぜひ体験してください!
2024年6月28日
幸田サーキットで、練習会(以前は幸田ジムカーナトレーニング、現在は幸田スポーツドライビング・ラボ)を開催するようになって、もう18年くらい経つのかな?
年12回開催だから、18年とすると200回以上やってますね。
私はコース設定の確認と、朝一の時間帯にテーマを決めた評価走行と、昼のアタックコース確認(試走)しか走りませんが、それでも相当な回数を走っています。
なので、コントロールタワー3Fから、みなさんの走りを拝見していると、ドライバーの操作の癖やクルマのセット・タイヤの状態などがハッキリと分かります。
ただ、だからと言って、無暗にアドバイスはしません。
だって、スポーツドライビング・ラボですからね。
みなさんが実践して気になったり、発見したことに関しての質問には事細かくお答えしています。
これは、昔からの私のスタンスで、余程勘違いをしていない限りは、まずはドライバーさん自身が???を発見することが何より大切だと考えているからです。
どんどん速くなるドライバーは、???を次々と発見して研究して納得して進んでいきます。時には、焦って進み過ぎている場合はブレーキ役を買って出ることがあります。
どのタイミングで立ち止まるか?
必要なら原点に戻って、もう1度確認してみるか?
この見極めはとても難しいので、アドバイスする人の状況も考慮してアドバイスの内容や言い方を考えて対応しています。
美浜サーキットで開催しているジムカーナDAYも同様です。
もちろん、うちのユーザー様で無くてもまったく同じ内容でアドバイスさせていただいてます。当然ですよね。
というわけで、7月は2日が幸田スポーツドライビング・ラボ、3日が美浜ジムカーナDAYです。
じっくりと、自分の操作とクルマの動きと向き合える機会です。
ただ、スピードやタイムを狙ってアタックを繰り返すのでは無く、今走ったタイムの内容をしっかり把握しながら、自分の操作&クルマ(タイヤ)の動きを確認してください。
1日に20本走ったら、1本ずつが20回ということをお忘れなく!
まあ、パターン練習を入れると50本くらい走れますが♪(^O^)/
幸田サーキットアタック!ぜひチャレンジしてください♪
2024年6月9日
幸田サーキットで開催されている幸田サーキットアタック。
土曜日半日の競技会ですが、練習走行1本、予選走行1本(予選のタイム順で決勝のクラスが決まります)、決勝2本と合計4本走れます。すべての走行にウォーミングアップランがほぼ1周あるので、路面状況を確認してからのアタックが可能です。今日は1年振りにGRサーキットチャレンジ用のGRスープラSZ・8AT(フルノーマル)をお借りしてデモランをして来ました。
GRスープラSZはオープンデフなので(SZ-RはLSDが装着されます)少し気を使いますがパワー的にホイールスピンをしまくることはありません。フルノーマル車輛とは思えない楽しい走りが出来ちゃいます。このサーキットアタックでは、GRサーキットチャレンジ用車輛(GRヤリスCVT・RS、GRヤリス、GRスープラSZ)をレンタル出来るクラスもあるので、ヘルメット&グローブだけで参加可能です。1台ずつの走行なので、初心者さんにも超安心です。今回のコース設定は幸田サーキットを大きく8の字を描くコースでした。年に1~2回、この8の字コースがありますが、ショートカット部分がめちゃ楽しいコースです。幸田サーキットを8の字出来るのは幸田サーキットアタックだけです。他の回のコースもZEST松下さんが面白くて攻め甲斐があるコース設定をしてくれるので、ほんと楽しいですよ。ぜひ、チャレンジしてください!(^O^)/
外撮り動画を解析してタイムアップの余地を検証する。
2024年6月9日
美浜ジムカーナDAY。SSAのアタック動画です。
タイヤはヴァリノペルギア08Rの今年バージョン。タイヤはほぼ新品です。
ドリフトタイヤはトラクションはかなり良いですが、ブレーキングのフィーリングがイマイチなのが難点です。また、素早く切り返す際のフロントの反応がワンテンポ遅れるので、かなり気を使いました。
今は2分山ですが、ブレーキングと舵の反応は間違いなく2分山が勝ります。
というのは置いといて、朝一デモラン、1発目のタイムが1分3秒6だったと思います。
このタイヤに合わせた操作が出来れば2秒タイムアップします。
では、ご一緒に分析しましょう!
まず、スタートは良い感じです。冷えた路面としてはまずまずですね。
1コーナーは狙ったラインからタイヤ3本分外へ出てしまいました。舵が戻るのも遅れて次の左コーナーへの切り返しが苦しくなっています。トライアングルの頂点からラインを合わせ込めているので、その合わせ込む操作の分も入れて、ここまででコンマ3秒は上げシロがあります。1コーナーの逆走はまずまず、ターンも少し止まりましたが、ロスはコンマ2秒程度だと思います。そこまでが速かったのに、タイヤのスライドスピードに合わせきれていませんね。もう1本走れば!は、この際無しです。(笑)
NTPへのブレーキングはマジで様子見だったので、コンマ2秒はロスっています。当然NTP自体のボトムも合わせ切れていません。NTPだけで、コンマ5秒くらい上げシロがあると思います。※これはこのタイヤが5部山切れば解消できるロスですが。
フェニックスは頑張っていますが、理想はコンマ2秒アップです。立ち上がりはラインを含めてベストだと思います。
ショートカット1周は、このタイヤではほぼベスト。やはり5分山なら1周でコンマ3秒は上げシロがありますね。
270°ターンはこんなものですね。ショートカットの最後の左にかかった荷重を、ターンのブレーキングで解消しながらも、サイドを引くタイミングで最適な右荷重になるようにタイミングを合わせています。右荷重が多過ぎれば、回り過ぎるし、右荷重が足りなければサイドロックだけに頼ったターンになってしまいます。
こういうところは大多和選手が死ぬほど巧いですが、私もかなり得意です♪
で、最後のスラロームはもう笑うしかありません。上り勾配でこのステアリングレスポンスは何もさせてもらえませんでした。このスラロームだけで確実にコンマ5秒以上遅いです。
というわけで、このアタックの狙いのタイムは、1分1秒6となります。
ユウ選手や大多和選手なら、このタイヤで確実にこのタイムを叩き出します。
71RSやベータなら・・・
彼らは決して宇宙人ではありません。
私と同じ人間です。
彼らが一般人と違うところは、タイムをどうやって叩き出すのか?そのためには、クルマをどのようにセットアップしていくのか?が具体的に見えていて、何をすれば良いのかを1つ1つ確実に実践しているところだと思います。
私がそこそこ速いのは、正にソレのみです(笑)。
というわけで、この走りから2秒アップの秘訣を全世界に向けて公開しました!
動画の解析というのは、こうやってやるとメチャ分かりやすいですね♪(^O^)/
ESAアシストスプリング・10Kのオーダーが止まりません!ありがとうございますm(__)m
2024年6月4日
ESAアシストスプリング10Kのオーダーが止まりません。
最近はサーキットユーザー様や、他社製ダンパーとの組み合わせでご購入される人が多く、丸材・10K・作動長20mmの使い勝手の良さをご理解いただけて来たと喜んでいます。
ご存知だと思いますが、1Gで密着するアシストスプリングは伸び側のストロークアップだけが目的のパーツではありません。
作動長20mmは、メインレートとアシストのプリロード半回転ずつで美味しいセットが出るので、ダンパーとのマッチングも比較的容易に探せるメリットがあります。
先ほど、サスペンションプラスさんへ、追加の追加の発注を入れさせていただきました。
ありがとうございますーーーm(__)m
全日本ジムカーナ選手権第3戦。超激戦のPN3クラスでユーザー様が表彰台を独占しました♪
2024年5月15日
異種格闘技率が1番高いPN3クラス。
今回も表彰台の3台は
優勝!ZC33Sスイフトスポーツ
2位!ロードスターRF
3位!GR86
と、見事に3車種が揃いました。3車種共にユーザー様なのが超絶にうれしいです!
優勝した池澤選手は地元タマダのウェット路面を気負うことなく激スムーズに走り切り、ブッチギリのタイムを叩き出しました。
1~2コーナー内側の難しいショートカットからの右ヘアピンコーナーのスピードコントロール。ストレートから1~2コーナーへの飛び込み、から~~のショートカット。そして、何より後半ストレートから飛び込む超ムズイ連続S字コーナーの処理。この時は1個目でラインを少し外していますが、その後のリカバリーが素晴らしかったです。
実は、表彰台の3選手には共通点があります。
それは、ダンパーのOH時に、正確にご自分の要望を伝えてくれるところ。
大多和選手も今回の2本目は凄く勉強になったようで、更にアグレッシブに攻め込むために、来週早速フロントダンパーを小変更して前後のバランスをよりご自分の手の内(足の内)にするための悪巧みを実施します。
全く練習が出来ない山口さんも、今回のタマダは凄く勉強になったようで、2024年スペックに対して何か要望を出してくるかも?です。
というわけで、見事優勝した池澤選手の走りです!
新ESAスプリングの価格が決定しました!1本¥25.000-となります。
2024年5月9日
☆宣伝☆
この動画のRFの動きを観たら、誰でも新ESAスプリングが欲しくなると思います!
バネ4本に10万円????
と思うかもしれませんが、これでもかなり安く価格設定しています。
新ESAスプリングは全て受注生産となります。
納期は最短で2か月を見てください。
内径は全て65mm(66mmではありません)です。
自由長は6インチ~8インチ。レートは3K~20Kまでとなります。
興味のある方は、HPのメールアドレスからお問合せください。
よろしくお願いいたしますm(__)m
オーダーメイド方式・新ESAスプリング受注開始します。
2024年5月2日
半年間、じっくりと評価をしてきた試作ESAスプリング。
完璧にこのバネの特性を把握できたので、いよいよ正式に発売開始します。
ただ、やはり評価を続けていくうちに、メインの7インチだけでは、どうしてもカバーできない部分もあって、じゃ6インチから8インチまでラインナップするのか?という問題に直面しました。
そこで、新しいESAスプリングは、今までの特注スプリングと同じで全て受注生産とさせていただくことに決定しました。
受注生産のデメリットは、まず価格が特注価格となってしまうことと、納期が2か月かかるということです。
メリットは、先に書きましたが装着目的に合わせて6インチから8インチまでをラインナップ出来ることです。
基本的な特性はもちろん同じですが、自由長の違いによる特性違いを択んでいただけることのメリットを優先しました。
※6インチ~8インチまでをカバー。レートは3Kから20Kまで対応。
(株)サスペンションプラス宮浦社長が私の我儘を形にしてくださった新ESAスプリング。
宮浦社長には今まで以上にご迷惑をお掛けすることになりますが、こんなバネを巻いた責任はしっかり取っていただきます♪
私、個人はUC-01の特性が超お気に入りですが、UC-03とUC-01の良いとこ取りから始まったESAスプリングも、今回の新ESAスプリングは、またちょっと違う方向性で素晴らしいバネになっています。
今回の新ESAスプリングで私が拘ったのは、ロールした際の内側のバネの動きです。単純に伸びる時の特性では無く、荷重が抜けていく際のタイヤの回転を安定させるスプリングの動きに拘ってセッティングして来ました。
価格設定はもう少し煮詰めてから発表させていただきますが(今のところ、現行のESAスプリングの倍近い金額になる予定です)、いくらでも良いから、このバネが欲しい!という人は、今から受注開始します。
今、受注した場合、納期は7月となります。
というわけで、夏のボーナスで新ESAスプリングをゲットしませんか?というお知らせでした!(^O^)/
スラロームの練習は基本中の基本なのです。
2024年5月2日
みなさん。スラローム練習していますかーーー!(^O^)/
5月8日は美浜ジムカーナDAYの午前北ショートで、14日は幸田スポーツドライビング・ラボAコースで、スラロームの練習がバッチリ出来ちゃいます。
まずは、ゆっくり走ってライン取りをしっかりイメージして、徐々にスピードを上げて行って、操作&ライン取りが狂わない様にスラロームするトレーニングが出来ちゃいます。
スラロームを制する者は、すべてのコーナーリングを制す!
もちろん、最近流行り?のセンサートレーニングにもバッチリです♪
そうそう、8日の美浜ジムカーナDAY午前SSAの慣熟歩行ツアーも超久しぶりにやります。
慣熟歩行ツアーをご希望される人は、当日8時15分までに会場へお越しください。遅れて来た人は途中から合流してもらっても全然OKです。
北ショートコースでのスラロームの練習をしたい人は、この動画を参考にしてください。
GW明けで参加台数は間違いなく少ないと思いますので、みっちりと練習が出来ますよ。
お休みが取れる人は、ぜひご参加ください。
幸田スポーツドライビング・ラボもよろしく!(*^^)v
秒殺トレーニングIN北海道・1日目
2024年4月25日
さて、4月20日・21日と2日間かけて、新千歳モーターランドさんを借り切って秒殺トレーニングをやって来ました。ガレージ・シンシア小野寺社長、何から何までありがとうございました!
1日目は去年開催されたJAF・CUPのコースをそのまま使って、1日センサートレーニングを目いっぱいやっていただきました。最後に2本、JAF・CUPコースをタイムアタックしていただきましたが、センサートレーニングの成果を少しは感じていただけたでしょうか?
私も最後に1本だけJAF・CUPコースをアタックしてみました。フロントが2部山を切った状態のヴァリノペルギア08Rでしたが、いきなり目標の4秒台に入ったので、私自身のセンサートレーニングは成功だったようです♪(笑)
では、2部山のヴァリノペルギア08Rでアタックした車載動画をどうぞ!(^O^)/
https://www.youtube.com/watch?v=jz02LBtmMPw
笠置山の悶絶コースをノーサイドでアタック!外撮り編。
2024年4月12日
こちらは、先ほどの車載動画のトライの外撮りです。車載ではステアリング操作が良く分かりますが、外撮りではスピードコントロールと微妙なライン取りが良く分かりますね。このトライは1発勝負なので、何か所かタイミングが合っていないところがあります。ベストは後1秒~1.2秒は速いと思いますが、こういう狭いコースで規制パイロンが多いコースでは、タイヤ幅半分、タイヤの半回転の差がモロにスピードに影響が出てしまいます。 良い練習になりますね!(^O^)/