スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

アジュールの日記帳

オリジナル特注スプリング・ESA-Zのバリエーションが広がりました。

2025年12月23日

昨夜、サスペンションプラスの宮浦社長にお会いして、スプリングの特性と特性を表す諸々な数値に関してのお話を伺いました。今回は今までよく目にしてきた数字では無く、とあることが一目で理解できる超専門的な数字を教えていただきました。
現在、AZURで販売している特注スプリングESA-Zの特性に関しても「なるほどーーーー!」が今まで以上に理解できたことが最大の収穫です。
リンクの動画は、2年前のESA-Zのテスト走行2回目の動画です。
旧ESAとの大きな違いは一般的なバネの特性を表す表示では分からない程度の違いですが、実際にセットを出していると、とある大きな差が分かります。そこを分かった上で、クルマの動きを中と外から確認すれば、「なるほどーーー!」と特性の違いがハッキリと分かります。
昨夜、製作していただいているサスペンションプラスの宮浦社長に、今まで目にしたことが無い(内容は知っていても数字で違いを確認したのは初めてでした)、とある数字を教えていただいて、めちゃくちゃ納得できました。
この特注スプリングは価格が高く(当然仕入れ値が高い)、納期もかかるので積極的にユーザー様にお勧めはしていないのですが、主に気に入って使っていただいている広島の自動車トーマスのユーザー様や、S2000の広瀬選手には、その違いを実際の動きの差でご理解いただけています。
当然、ESA-Zをセットした場合は、他の細かいセッティングが変わって来ます。
今回は、その変化を数字で確認出来たのが大きなポイントでした。
ということは、特注品の場合は、自由長もレートも自由に設定できるので、自由長の違いに合わせて発注時に具体的な数字でお願いできると言うことになります。
これは、凄く助かります。
現在、ESA-Zは7インチを基本に製作していますが、8インチ以上、または6インチ以下の自由長を製作する際にとても便利です。
ワンオフで受注する特注品は何度も作り変えることは難しいですし、狙った動き通りの特性が出ているかも、宮浦さん任せという形になりますが、具体的な数字で発注することが出来るので、自由長の違いだけでなく、内径違いや形状違いの特注スプリングを発注する際にも、より正確な発注が出来るようになります。
というわけで、ESA-Z特注スプリング。
どんな特性のスプリングなのかを知りたい人は、直接メールでお問い合わせください。
金額は1本税抜価格¥23.000~¥24.000。
納期は約1ケ月半となります。
※段差が大きな成田モーターランドのショートカットでの動きがよく分かる動画です。
タイヤはZ-REX7000の5分山での走行です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=pq_pSLzOeYc

年末年始の休業日について。

2025年12月21日

12月29日(月)から、1月5日(月)まで、休業させていただきます。

12月28日(日)は大掃除のため、通常の業務は行えません。ご了承願います。

新年は1月6日(火)より通常営業となります。

よろしくお願いいたします。

タイプS:100%と言っても、バルビングは色々なのです。

2025年11月21日

私のRFの新スペック。
タイプS:100%でタイムもしっかり出す仕様です。
それって、タイプS:50%・G:50%仕様と同じじゃね?と思う人もいるかもしれません。
でも、私にとってはタイプS:100%仕様なのです。
ちなみに、タイプS:100%は、運動性能をしっかり確保していて、街乗りでの乗り心地もフラットライドで乗り易いというコンセプトです。
問題は、この運動性能と街乗りの快適性とのバランスです。
正直、これはクルマの車高・バネ・タイヤ&ホイールで大きく変わって来ます。
補強パーツを入れている場合も変化は大きいです。
結局、100%とは、ユーザー様が何を最も重視しているかの割合なのです。R:100%はサーキットでの運動性を最重視したスペックとなります。
G:100%はジムカーナアタックでの運動性能を最重視したスペックとなります。
S:100%は一般道でのフラットな乗り味とワインディング&高速道路での安定感と安心感を最重視しています。
ようするに、私のRFのS:100%は、一般道での乗り味とワインディングと高速道路で快適な走りが出来ることが最重視項目で、尚且つドライバーが頑張ればタイムが出る!というスペックとなります。
なので、実際のバルビング(等)は、ある人にはそれぞれ50%の割合に近いバルビングであったり、S:30%・G:70%に近いバルビングだったりするのです。
結局、クルマの仕様(タイヤを含む)・ドライバーの技量&価値観によって、同じ%同士でもバルビングは変わってくるということです。
というわけで、私のRFのタイプS:100%は、あくまでも狙いは街乗り&ワインディング100%なので、実際はかなり運動性能重視のバルビングでも、その運動性能を確保した上で、「街乗りの乗り味」を私の「価値観」で「100%」重視した「スペック」なのです。
とまあ、なんのこっちゃ?と思われる人がほとんどだと思いますが、言葉で表現するとこういうことになります。
まだまだ細かい調整は必要なので、来年いっぱいは現状のバルビングで更に上の気持ち良さを目指します♪(^^ゞ
といううんちく動画はこちら↓ ↓ ↓

西日本ジムカーナフェスティバルPN3クラス・惜しくも3位の磯村選手。

2025年11月11日

こちらも、強豪ぞろいのPN3クラスで、3位に食い込んだ磯村選手。

ちょこちょことミスをしていますが、積極的な良い攻めでした。

まいどのセリフですが、この走りを1本目にしなくちゃ勝てません。

まだまだ伸びシロだらけです♪

https://www.youtube.com/watch?v=T392ZE5w6qQ

西日本ジムカーナフェスティバル・ PN2優勝の武内選手の車載動画(つぶやき入り)です♪

2025年11月11日

今回の西フェスPN2クラス。ユーザー様達が大活躍でしたが、2位に食い込んだ@YG渡邉隊長を押さえてブッチギリの優勝を飾ったのは、全日本鈴鹿で優勝した広島自動車トーマスさんメンテの武内選手ND5でした。
その2本目の車載動画をご覧ください。例によって「つぶやき」入りです♪

その動画はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓

https://www.youtube.com/watch?v=zNc6OEAmjH4

タイプS:100%古希スペック・評価開始!

2025年10月20日

毎週のように、各地のジムカーナコースやサーキットに顔を出していますが、多い時は1週間に3~4つのコースに行くこともしょっちゅうです。
現場での仕事は凄く大切ですが、現場への往復も現場以上に大切な時間なのは、今までもしつこく言い続けています。
ナンバー無しの時は積車での移動なので一般道での評価は出来ませんが、ナンバー付の場合は荷物を極力減らして、アタック時のセットのままで移動しています。
その効果&面白さは、今までもたくさんの動画で紹介して来ましたが、なかには参考になっていると言って下さるユーザー様もいらっしゃいますので、今後もしつこく動画をアップして行きたいと思っています。
というわけで、今回は『競技用スプリングのままで、ダンパーのバルビングだけタイプG:100%からタイプS:100%へ変更した場合、乗り心地的にも運動性能的にも、そこそこ納得できるセットが出せるのか?』という、ある意味「意味が無い」チャレンジをネタが尽きるまでお届けしたいと思います。
色々な話をしていきますので、興味のある人はぜひご覧ください。
今回は初回として「タイプS:100%スペックのバルビングで、どのように高レートのスプリングとのバランスを取って行くのか」というチャレンジに必要不可欠な「とあるパーツ」のお話です。
「とあるパーツ」は今までも競技用のダンパーではかなり多くのダンパーで変更して来たパーツですが、ストリートスペックでは、ほとんど変更しないパーツです。
おいおい、更に具体的な効果(メリット&デメリット)に関しての話もしていきます。
なお、今回は高速道路での撮影なので、風切音が煩くて大声で喋っています。
ただでさえ活舌が悪くて聴き難い声ですが、更に聴き難くなってしまいました。すみませんーーーm(__)m
※10分間の動画ですが、ぜひご覧くださいm(__)m

5FIVEX・Gerun055A(TW280)でズルズル弱ウェット路面の幸田サーキットアタックを走って来ました。

2025年10月14日

5FIVEX・Gerun055Aの評価はすでに2セット目ですが、なんと!今までウェット路面で走ったことが無かったんです。いくら私が晴れ男とはいえ、1セット目は約300本走って、2セット目もすでに50本走ったすべてがドライ路面でした。
今回は恒例の幸田サーキットアタックにお邪魔して朝イチと決勝前の2回、マーシャル走行(デモラン)で走って来ました。
すると、運よく?決勝前の予選走行時に雨が降って来て、路面は弱ウェット(1番滑る路面です)になって来ました。
決勝前のデモラン時には雨は上がってしまいましたが、まだ霧雨が降っている状態でズルズル路面は残っていたので、これ幸いに真面目に走りました。(いつも真面目に走っていますが)
スライドコントロール性が非常に良い5FIVEXタイヤですが、幸田サーキットのズルズル路面でのピークグリップ時のフィーリングを確認するために、カウンターステアがあたるような操作を封印して、タイヤを縦に転がすことに集中して走っています。エアー内圧は4本ともに冷間2.55です。
ウォーミングアップランで、路面の状況を把握して最終コーナーを駆け上がってタイムアタックです。
ディパァで頭が入らなかったので、1~2コーナーも相当滑りそうだと思いながらアンダーがどの程度出るかを確認しています。舵を入れた瞬間から微妙にアンダーが出ていますが、バランススロットルでリアステアを発生させないようにフロントの舵に集中して2コーナーを立ち上がっています。相変わらずトラクションはバッチリかかっています。2コーナーのアンダーステアが思ったほどでは無かったので、3コーナーはそこそこ放り込んでみましたが、ラインがズレることも無く良い感じでグリップしてくれました。いやらしいシケインへのアプローチも不安なく最小限の操舵量でクリア。加速も良い感じです。
ブーメランは若干様子見で1ヘアのブレーキング&ターンインに集中してアプローチしました。メチャ滑る1ヘアはしっかりタイヤを転がしながら舵を入れると問題無く反応しました。2コーナーで出たアンダーは全く出ていません。クリップでの2回目の舵もよく反応してくれています。
ウォーミングアップランでリアが出た2ヘアもブレーキのリリースポイントを少しだけ早めてタイヤを転がしながら舵を入れてみたら全く問題無くラインに乗ってくれました。続くショートカット部分も問題無くクリア。
車速的には2速でアプローチするディパァから最終コーナーは、フロントの転がり具合を見るために、3速のままアプローチ。さすがに1発目の舵の反応は悪かったですが、想定内のアンダーでアクセルを踏むポイントが少し遅れた程度でスムーズにクリアできました。
初期型RFはパワーが無いので、その所為もありますがタイヤの反応も思ったよりしっかりしていて不安な動きはありませんでした。
この路面でも、リアステアを使って高いボトムで攻め込んで走ればかなり良いタイムが出そうです。8Jに235というアンマッチな組み合わせなので、少し心配はしていましたがドライ路面同様、ピークグリップはかなり掴みやすくグリップでのコントロール性は◎でした。
215サイズが発売されたら更に気持ち良く攻め込めると思います。
現状17インチは235しかラインナップされていないので、RFや86&BRZでは公認競技に使用できませんが、練習用には最適だと思います。
何と言ってもコスパは最高ですからね♪
※こちらが車載動画です↓ ↓ ↓

愛車NDロードスターRFでスーパーオーリンズ・タイプS:100%スペックを評価します。

2025年10月10日

今朝は例によって早起きをして、RFが手元に来てからの動画をいくつか確認していました。
自動車トーマス松村さんから譲っていただいた時の走行距離は3万8千キロ。今は11万9千キロ。
ずっとダンパースペックはタイプG:100%です。
そろそろやり尽くして来た感があるので、来年は新たなスペックにチャレンジしようと思っています。
詳しい内容はスペック変更後に動画と併せて公開しますが、コンセプトはスーパーオーリンズ・タイプS:100%スペックでどこまで運動性能を引き上げれるか?です。
実は、S15シルビアの時に、タイプS(当時はタイプX)100%スペックをちょっとの間評価をしていました。
当時はZ1☆とRE01Rの235サイズ通しで評価をしました。
ショートサーキットでもジムカーナでも、相当良いタイムが出ていましたが、評価期間が短かったこともあって、中途半端だったことは確かです。タイプG&タイプRの評価も忙しかったですからね。
というわけで、今回はRFで、もう少し徹底的に煮詰めてみようと考えています。
まずは、現状のバネレートのままで、ダンパースペックのみS:100%にして、諸々のバランスを取っていきます。
外撮りでも、車載動画でも、かなりの動きの違いを観ていただけると思います。
なぜ?そんなことをやるのか?ですが、うちのユーザー様の中で、かなり多くのユーザー様がそういう所謂ワガママなスペックをご希望されるのです。
ロードスターというクルマだからこそかも知れませんが、乗り心地を確保したスペックでも、高い運動性能を発揮することを証明することが目的です。
現状のタイプG:100%スペックもそれなりの乗り心地は確保されていますが、更に快適な乗り心地と、変わらない乗り易さと、しっかり攻め込めばタイムも出る!という超ワガママな走りを目指します。
肝は、メインバルブとDFVバルブとニードルバルブの三角関係をどれだけバランスさせることが出来るか?です。
その後は車高を含め、合わせ込む箇所はかなりありますので、じっくりやりますよ。
楽しみです♪(^^ゞ

幸田スポードライビング・ラボ2025コースの車載動画(オープンカー限定)

2025年10月3日

幸田サーキットの丸山さんが、かなり長いアームを使って、車室内とコース全般が映るアングルで撮影が出来るということで、渡邉隊長のロードスターで幸田スポードライビング・ラボのコースを走ってもらいました。
アームが長いのでロール量やピッチング量が大袈裟に出てしまいますが、隊長がアンダー出したところがバッチリ分かります♪
このタイムが1分19秒3。キッチリと修正すれば今日の路面で18秒5くらいですね。
しかし、マジでトレーニングになるコースです。幸田スポードライビング・ラボ2025は残すところ2回となりました。
ちなみに、今日も初参加の人が4名も来てくれました。ノーマル車から外車まで参加車輛もバラエティに富んでいました。
初心者さんもベテランさんも、ぜひ走りに来てください。新しい発見がいっぱい出来ますよ。
※めちゃためになる車載動画はこちら↓ ↓ ↓

お蔭様で43周年♪

2025年10月1日

☆お陰様でAZURは43周年です♪☆
いつも同じことばかり言ってますが、43年間もこの業界で生き延びて来られたのも、1人1人のユーザー様のお蔭以外の何物でもありません。
心より感謝いたします。
44年目も、1人1人のユーザー様のご希望を実現できるように、精いっぱい作業をさせていただきます。
超零細工場だからこそ出来ることを肝に銘じて!
今後もAZURをよろしくお願いいたしますm(__)m

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