2021年11月21日
美浜スーパージムカーナ最終戦のデモラン時の動画です。
ご存知、村上選手のNB8ロードスター(吸排気・ECUチューン)と私のロードスターRF(PN車輛)と大須賀選手のS2000(SA車輛)の3台でデモランして来ました。
タイヤはNB8がZⅢ、RFがゼスティノ07R、S2000がRE71RSです。
タイヤパフォーマンス的にもパワー的にも大須賀選手のS2000が圧倒的に有利ですが、まだ2回目の走行の私のRFも頑張っています。
ドライバーのライン取りの考え方も、車輛&タイヤの違いが良く出ていると思います。
※その面白い動画はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=5x1bT0qiVcQ
2021年11月8日
JAFカップのみなさんの動画は明日ゆっくりと拝見しますね♪
さて、今日は笠置山モーターパークで開催されましたM2ファクトリーさんのジムカーナシリーズ最終戦に行って来ました。
ロードスターRFでデモランする予定でしたが、RFがトラブルのため、ユーザー様のS2000をお借りしてデモランをしました。
タイヤが練習用の山の無いR1Rということで、いかにしっかり止めて、素早く立ち上がるか?を意識してラインを組立ました。
後半の黄色いパイロンの8の字ターンの立ち上がり(下り勾配)でリアのスライドが大きくなってしまいましたが、他は1コーナーからほぼイメージ通りの走りです。
こういう狭く、規制が多いフルパイロンコースほど、タイヤ幅1~2本分、タイヤの4分の1~半回転分のライン取りが重要になって来ます。
ラインが決まればタイヤは転がってくれますから♪
※デモラン動画はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2021年9月6日
リア駆動車のリアステアとリアスライド。
この2つは似て非なるものですが、タイヤがグリップしているか?タイヤがスライドしているか?という状況が最も大きい違いだということは誰でもイメージできると思います。(このあたりの詳しい話は、ふら♪さんにお任せします♪)
じゃ、グリップステアとスライドの境って何処なのよ?ということになりますよね。
もちろん「境」はあります。そこを感じることが最も重要だと思っています。その「境」は当然タイヤの絶対的なグリップ力、クルマのセット、コーナーの条件で変わって来ます。というか、変えています。
その「境」を自在に作り出すことが最も需要なポイントだと思います。
この動画の1コーナーは進入はリアステアを使っていますが、ショートカットへはリアを若干スライドさせてラインに乗せています。
なぜかというと、タイヤが冷えているとどうしてもこの舵角だとアンダー気味になってしまうポイントだからです。そうなるとブレーキをかけるか、アクセルを抜いてアンダーを消す必要が出てきます。
なので、1コーナーのリアステアのGを利用して必要なスライドを発生させて向きを変えながらボトムスピードを落とさないように操作をしています。
動画を観ていただくと一気にスライドさせるのではなく、自然にグリップからスライドへ移行しているのが分かると思います。
次のターンは、サイドを利用してリアタイヤをスライドさせていますが、立ち上がりではリアステア状態でタイヤを前へ転がしていますね。
奥のトライアングルでも、1コーナー&ショートカットとまったく同じ理由で操作しています。
戻ってからの左ターンも立ち上がりが下り勾配になるので、サイドでスライドさせてから、徐々にリアステアに移していってトラクションが抜けないようにしています。
キリックスからフェニックスでは極力スライドさせずにリアステアさせながらアンダーを殺してラインに乗せています。
ショートカットは右のリアステアのGを切り返すことによって、左のリアステアをスムーズに引き出していますね。
最後の右ターンもかなりの下り勾配なので、スライドは最小限に抑えて、立ち上がりはリアステアを利用してトラクションを最大限かける操作をしています。
タイヤのグリップを100%引き出しながら、フロントの舵を助ける荷重移動を利用するのがリアステアです。
リアステアをスムーズに引き出せないような低速&タイトコーナーでは、リアタイヤを若干スライドさせることによって、ボトムスピードを維持しながら、立ち上がりではリアステアへ移行させるのがポイントです。
サイドターンは正にコレです。
立ち上がりでアンダー気味になって、ラインが膨らんだり、アクセルが踏めなかったり、またリバースステアしちゃうような時に、リアステアをマスターすれば、ほとんどの場合その悩みはちょっとした操作で解消できます。
その「ちょっとした操作」を頑張って身に付けましょう!
そうなれば「境」も手に取るように分かって来ますよ♪
※動画はこちらから↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2021年7月20日
このコンディションの中、2駆ベストの広瀬選手S2000!
JG4優勝の山越選手EF8&JG3優勝の佐野っち選手DC2を僅かに上回ったスーパードライビングです。
車載(ナイショ♪)を観ても、隙の無いほぼ完ぺきなアタックでした。
こういう状況下で、マシンのポテンシャルを100%発揮できる広瀬選手の集中力はマジ半端無いですね!(*^^)v
※動画はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2021年6月30日
今回の北海道遠征で、最もハラハラさせてくれたのが、JG2クラス広瀬選手です!
まず、金曜練習の1本目が終わった時点でスターターが割れてしまい、富良野の佐藤農園様の愛車からスターターを外していただき、土曜には何とか走れる状態に。
でも、金曜のメニューがまったく消化できなかったので、土曜の2本で本番セットを出すことになってしまいました。
今回の砂川のコースはご存知の通り、かなりテクニカルな設定。回頭性の良いS2000を更にきっちり曲がるセットで最短距離&最速ラインを確実にトレース出来るセットを2本で出していただきました。
正直、もう少し先のセットもあったと思いますが、まずは広瀬さんのフィーリングが第一なのは当然ですので、ここは広瀬さんの感覚で決めていただきました。
そして、迎えた本番!
ズミーさんのYouTube中継を観ながら動きをチェック。1本目は1コーナーから狙い通りの動きをしています。ストレートに出る奥の複合左コーナーも良い感じで立ち上がり、これはスピードが乗るぜ!と思った瞬間、前半のパイロンセクションのスラローム進入でABSが誤作動!止まり切れずにオーバーランしてしまいました。戻ってコース後半を確認する方法もあったと思いますが、タイヤに厳しい砂川の路面を考え、ここで走行を止めた広瀬選手の判断に乾杯です♪
で、迎えた運命の2本目。1コーナーから良い意味で集中した走りで、コーナー3つ曲がったところで28秒前半を確信しました。
その後は、やはり高い路面温度の所為で若干のロスはありましたが、難しい状況下での確実な走りで、ほぼ狙い通りのタイムを叩き出しました!
S2000の低速モリモリパワーはこういう中途半端な路面&コーナーリングには最高のパフォーマンスを見せてくれますね。
1本目を無事に走り切れていれば27秒中半は確実に出ていたと思いますが、2本目の走りは北海道遠征の集大成の走りだったのは間違いないと思います。
お疲れ様でした!優勝、おめでとうございます♪(^O^)/
※動画はこちら↓ ↓ ↓
2021年6月24日
本日、スーパーオーリンズ・タイプS:80%、タイプC:20%を装着いただいたS2000さん。
ご覧のように超綺麗なボディです♪
高速を快適に、街乗りでの段差の突き上げを無くす、ワインディングを気持ちよく走りたい。というご希望です。
セットするバネはもちろんサスペンションプラスUC-01です。ワインディング仕様には最適なスプリングだと思っています。
スーパーDFVスペックも数多くのストリート用&ワインディング用S2000をセッティングして来たノウハウがぎっしり詰まったスペシャルセッティングです!
バルブが馴染んでからが本領発揮です。
本日はありがとうございました!
2020年6月29日
一昨日、OH&スーパーオーリンズへ仕様変更&ESAスプリングへの変更作業をさせていただいたS2000のユーザー様が、ご自身のFBにインプレを載せてくださったので、一部をご紹介させていただきます。
タイプG:100%スペック(バネレートはタイヤに合わせて低めです)で、走行した道が普段、私が評価に使う富士山コースです。
分かり易いインプレをありがとうございましたm(__)m
しかし、あのコースを走りながら助手席でお昼寝できる奥様が凄過ぎです!!(*^-^*)
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※フィーリングはすこぶるご機嫌。
バンプ、リバンプ共に路面を掴んで離さない。
路面からの入力初期はスプリングの
伸縮特性に素直に減衰が追従。
スプリングの動きを邪魔してない感じ。
その後に減衰が強まり
穏やか且つしっかりスプリングの動きを
吸収し止めるイメージ。
振動吸収は早いのに角がなく、ストンと一発。
おかげで屋根の振動が明らかに少ない。
勾配のキツイ下り、
回り込みの大きなカーブの連続でも
コーナー外側Fr>外側Rr>内側Fr>内側Rrの様に
正に理想的な形で荷重がビシッとバランス。
素早く姿勢が安定する。
道なり、アクセルは踏まずエンブレが
かかっていても加速していく程の下り勾配、
中速コーナーの連続という状況であっても
修正舵の必要もなければ、不安感も全くなし。
峠道のカーブ手前によくある
減速帯の凸凹でも車が跳ねず暴れない。
とっても楽々。
OH前とは
接地・安定感のレベルがまるで違う。
横に乗せた妻は…気がついたら寝てました。
2020年5月21日
本日、スーパーオーリンズを装着していただいたS2000さん。
バネは前後ESAスプリング(7インチ)にリアはESAアシストをセット。
車高が高めがご希望でしたのでロアブラケットはオーリンズのままです。(これ以上、下げる場合は定番のCSOさんの貫通ブラケットをセットします)
LSDは純正のままで行くそうですので、トラクション重視でセッティングさせていただきました。
スペックはスーパーDFVです。
グリップの良いタイヤ+機械式LSDの場合はアズライトスペックがお勧めですが、脚とブレーキとシート&ベルトのみのチューニングの場合は、スーパーDFVスペックもお勧めです。
ユーザー様が街乗りもジムカーナ走行もいちいち段数を変えたくないとのことですので、前後8段で決め打ちなバルビングです。
軽く試乗して来ましたが、狙い通りの動きでした。
知らずにスピードが出てしまうので、これからはスピードの出し過ぎにも十分にご注意ください♪
ありがとうございましたm(__)m
※写真は1G状態です。前後ともにブッシュは0G締めです。
2020年5月16日
昨日、OH&仕様変更をさせていただいたS2000さん。
オーナー様のご希望内容に加えて、先日、山野選手のオンボードレッスンを受けて、山野選手に指摘されたドライビングの修正ポイントを伺って、それをセッティングに活かして作業させていただきました。
あらゆる手段をセッティングに活かすのもチューナーのノウハウです。
このS2000さん。小さなお子様用にチャイルドシートが助手席に括り付けてありましたが、お仕事へ行く前にお子様を保育園に送るのが日課だそうで、お子様が快適に助手席で景色を眺められる乗り味も加味されたセッティングとなっています。
サーキットでのタイムも気になりますが、お子様のインプレッションも大変気になるところです♪
まいど!ありがとうございました~~~m(__)m
2020年5月2日
S2000用スーパーオーリンズ・タイプG:100%スペックです。
バネはESAスプリング。リアには定番のCSOさんの貫通ブラケットをセット。
問答無用な性能を発揮します!
ありがとうございます。本日、発送いたしますm(__)m