2023年11月8日
本日はセルフピットサービスをご利用でStyle藍のOH&仕様変更にお越しいただきました。
乗り味は抜群♪と、いうことですが、かなり車高が低め(2.5インチダウン。Style藍は2インチダウンまで対応)のため、時々フロントのストローク不足を感じことがある、とのことでしたのでバルビングで出来る範囲で対応させていただきました。シリンダーもガス室容量ギリギリの設計なので、ストローク自体を変えることができません。
でも、最近は車高ダウンに合わせたロールセンターアジャスターが出ているので、ロアアームを下げることが出来ればその分ダンパーのストローク量が稼げるので、2.5インチ以上ダウンしているハイエースさんには効果が期待できますね。ロールも安定するので一石二鳥でもあります。(強度的な問題がありますので、信頼できるメーカーさんのパーツがお勧めです)
ユーザー様が慣れていらっしゃるので、脱着もサクサクと進み、ブッシュが痛んでいたので、ブッシュを新品に交換して作業終了です。
本日は遠路遥々ありがとうございました!
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
2023年11月2日
今日はセルフピットサービスをご利用いただいてNCECロードスターさんのOH&仕様変更のご依頼です。
基本的にNCECロードスターとRX-8の場合は、リアのロアブラケットの固着が多いので、日帰りのOHはお受けできないのですが、今日のユーザー様は何かあっても予備のダンパーもお持ちなので、日帰り作業に挑戦です。
で、問題のリアブラケットですが、当然固着はしていましたが、何とか外れました!アルミと鉄なので、ヒートガンで適温に温めて、後はそう君の怪力頼みです。
いやーーー力持ちって素晴らしいですね♪
最近のオーリンズはブラケットに水抜き穴が無いので、中は大変なことになっていました。
ちょっと大き目な穴を開けたので、時々錆止めスプレーをプシュっと中に吹き付けてくださいね。
というわけで、無事にOH&仕様変更作業が完了しました。
良かった!良かった!(^O^)/
2023年10月31日
本日は、セルフピットサービスをご利用いただいて、ZN6用スーパーオーリンズをZN8用スーパーオーリンズへとOH&仕様変更作業です。
現状でダンパー以外の箇所から異音が出ているので(しかも複数音)、その確認&対策作業もさせていただきます。
脱着作業は慣れていらっしゃるので私が手を出すことはありません♪
2023年10月26日
間に合いましたーーー!
デリカD5用スーパーオーリンズ。4インチアップ仕様・完成しました!
アッパーマウントの形状が変わっていたり、車高アップ用のブラケットとの相性であったり、取付角度の問題であったり、リアの減衰調整方法の問題であったりと、一筋縄では行かない仕様でしたが、何とかユーザー様のご希望のスペックで組付け完了です。
車高が高い=重心が高い=走行安定性の悪化。
これを解消するために、蓄積してきたバルブノウハウを駆使して、UC-01の特性を最大限利用したスペシャルセットでセッティングさせていただきました。
このセットを1発で出すのですよ
しかも、特注では無く、オーリンズのカタログモデルがベースです。
真似が出来ればやってみて♪です。(笑)
というわけで、無事にユーザー様に納車出来ました!
お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
2023年10月19日
本日は、R32GT-S用オーリンズを中古でご購入されて、事前にOH作業を済ませ、セルフピットサービスをご利用になって、ご自分でオーリンズを取付していただきました。
車高調を装着するのは、まったくの初めてということでしたが、少しだけお手伝いさせていただいただけで、暗くなる前に無事に装着完了です。(アライメント調整だけお手伝いさせていただきました)
大変、お疲れ様でした!
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
2023年10月6日
ウプランズさんで製作した特注オーリンズを中古でご購入されて、OH&仕様変更をご依頼いただきました。(※現在はオーリンズの特注ダンパーの製作は一切認められておりません。)
当然、ブラケットは完璧に固着していて、二進も三進も行きません。
元ウプランズ(現ラボカロ)の山野さんにお願いして何とかブラケットを外すことが出来て無事にOH&仕様変更作業が終了しました。
特注品に限らず、全長調整式ダンパーを中古でご購入される場合は、ブラケット部が「普通に回るかどうか」を先方に確認してからご購入されることを強くお勧めします。
新しいブラケットをパーツで購入されると、OH料金がとんでもない金額になってしまうこともあります。
というわけで、カッコ良くて路面に張り付いて走るBMW完成です♪(バルブスペックはタイプS:100%です)
大変お待たせをしました。今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
2023年9月19日
現在、スーパーオーリンズのご依頼数は1位のハイエースを除くと、NDロードスターとZC33Sスイフトスポーツがしのぎを削っている状況が続いています。
ZC33Sスイフトスポーツはストリートスペックのご依頼も多いのですが、もちろんジムカーナ&タイムアタック用のご依頼も毎月かなりのセット数のご依頼をいただいております。ジムカーナ&ショートサーキットスペックの場合、フロントはトラクション対策はもちろんですが、周期の大きなピッチングが出るとクルマの姿勢が乱れてしまうので、大きな振幅のピッチング対策が肝となります。
しかし、フロント以上に需要なのがリアのセッティングです。
要するにリアの動きがフロントタイヤの転がりを助けるバランスを出せるようにするというわけですね。
リアが突っかかったり、また唐突にスライドする場合は、そこで大きなロスを生むので要注意です。
もちろん装着タイヤとのマッチングも併せて、しっかりバランスを取れるセットを出すことが何より大切なポイントだと思います。
動画の仲川選手のスペックは、タイヤがアドバン08B・スペックGなので、単純なグリップ力は最強です。この強烈なグリップ力が仇にならないようにリアとのバランスを出すとご覧のような動きをドライバーが自在に作ることが出来ます。
LSDのセッティングももちろん最重要項目です。
LSDがフロントタイヤの転がりの邪魔をしてしまったら意味が無いですからね。
ちなみに、上記の考え方はシバタイヤや71RS等でもまったく同じです。
どんなクルマもそうですが、ZC33Sスイフトスポーツは前後バランスの誤魔化しが効かないクルマなので、フロントが!リアが!では無く、前後バランスをしっかり取ることがベストタイムを刻むコツだと思います。
※その仲川選手の問答無用な走り!
2023年9月8日
まだまだ沢山ご注文いただくDC2、EK9などの一昔前のホンダ車用アブソーバー。
最近、オーリンズのロゴの部分がステッカーではなく白のタンポ印刷になりました。
印刷面が滑らかでないタンポ印刷に白の文字ですので、すぐに灰色から黒字になるのではないかという心配は置いておいて、こちらのロゴはDC2やNBロードスター等の一昔前のラインナップ且つ、ヤマハの生産ラインで作られている製品に使用されているようです。
86やNDロードスター等の新しい車種や、S15やGC8等一回ラインナップから外れて復活した受注生産品等のブラケットには、従来通りのステッカーロゴになっています。
中身や性能には全く違いがありませんが、生産ラインで作られているダンパーは在庫がある事が多く2週間程の納期でお客様にお届けできるケースが多いです。
しかし受注生産モデルですと、長くて2ヶ月も納期がかかる事もあります。
モデルによって新品の納期がかなり違ってしまいますので、お客様にはご迷惑おかけする場合もあるかと思いますが、ご容赦いただくようよろしくお願いいたします。
2023年9月7日
ご自分で、オーリンズダンパーのアッパーマウントを脱着しようとして、シャフトの頭の6角部分を舐めてしまって、アッパーマウントを外せなくなってしまった。という内容のお問合せ、修理ご依頼を良くいただきます。通常のオーバーホール時にも同様な内容のご依頼をいただきます。 オーリンズのシャフトトップの6角部分は修正が効かないので、ロッドASSYの交換が必要になってしまいます。ロッドが生きているのに交換って、それは実に勿体ない話ですよね。 という分けで、そういう状態にすでになってしまったというオーリンズユーザー様や、ちょっと舐めそうで怖い!というユーザー様のために、AZURではこのような対策をしています。という内容と、インパクトレンチを使用する際の注意点をお話させていただきました。 ご自分で作業される際の参考にしてください。
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https://www.youtube.com/watch?v=iPbuL_17Cn4&t=24s
2023年8月28日
さて、先週末の菅生への出張は私の体調の所為で、郡山で急遽折り返して戻って来てしまったわけですが、出発前に組み込んだハイエース用スーパーパフォーマンスダンパーStyle藍の新テストスペックの乗り味は十分に評価出来ました。
ちなみに、今回のメインバルブスペックは過去に実績があるスペックです。当時のDFVバルブスペックが現在のDFVスペックとかなり違いがあるので、この両者の組み合わせを今回テストしてみました。
その当時からDFVスペックは何度か新しいスペックを評価して来て、現在のDFVの形となっています。もちろん、ボディタイプやユーザー様の使用状況によって全体的な強さは変わって来ますが、特性自体は同一にしています。
とまあ、うんちくはこのくらいにして、実際の走り&乗り味はどうなの?ですが、まず、そう君の評価は、新スペックの方が、安定感があって乗り易い、硬さも十分な許容レベルなので、もっと段数を絞っても良いかも?というものでした。
仙台へ入ったら、私もハンドルを握って評価をする予定でしたが、残念ながらそれは次回の出張までお預けとなってしまいました。
帰りの東北道~圏央道~東名~新東名も助手席の私の身体への負担もほとんど無く、無事に富士市まで帰って来れたので、それだけでも今回の新スペックがハズレでないことが分かります。
後は、以前のスペックと同じように段数を絞った際の突き上げ等もほとんど気にならないのも大きな収穫でした。
ワイド&ロングボディに重い荷物を載せて走るユーザー様には、今まで以上に強い味方になると思います。
新品ダンパーはもちろんですが、現行のStyle藍にイマイチ物足りなさを感じていらっしゃるユーザー様は、ぜひ次回のオーバーホール時に、この新スペックをお試しいただければと思います。
その夜に緊急手術を受けた私が言うので、間違いありません!(謎)