オーリンズ オーバーホール
ネット等で中古のオーリンズをご購入される場合はご注意ください。
2024年8月2日
先月から通常以上のOHのご依頼をいただいておりますが、中には20年物や30年物もあって、作業に時間が掛かってしまっています。
その分、新品製作や通常のOH作業に支障も出てしまっています。
先週から作業を進めていますFC3S用のノーマル形状ダンパーも
他車種(こちらもかなり古い車種ですが)で流用できるパーツを探してからの作業となりますので、分解を始めてから1週間ほど掛かっています。
その他にも中古品をご購入された方からのご依頼が多く、分解&お見積り&パーツ発注という流れがスムーズに行かないダンパーが続いています。
オーリンズは他メーカーさんと比べたら、古いモデルのパーツを長い期間生産してくれていますが、やはり2世代前のダンパーのパーツはかなり厳しい状況となっています。
ネット等で中古のオーリンズを探していらっしゃる方は、できればDFVモデルを探していただければと思います。多少程度に問題があってもパーツは入手できますので、問題なくOH作業ができます。
PCVモデルもそろそろ博打的な状況です。
サブバルブ無しのオーリンズは、まず止めておいた方が無難です。
安いからと言って、相当古いモデルに手を出すと、購入価格を溝に捨てる事になりかねません。
お気をつけください。m(__)m
カタログモデルからStyle藍へOH&仕様変更のご依頼。
2024年8月1日
本日、カタログモデルのオーリンズからstyle藍に仕様変更のご依頼で、出張中の新潟から直接お起こしいただいたハイエースさん。
カッコ良いサイドステップが装着されているので、うちのリフトでは上げることが出来ません。
というわけで、ジャッキで上げての作業です。
まずは、フロント、次にリアという段取りで作業させていただきました。
ユーザー様は年にお仕事で7万キロ以上走行されるそうですので、また来年の夏前にOHしていただけるようにお願いしました。
今日はこれから神奈川県でお仕事があるそうです。
お忙しい中、ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
お盆休み前後の作業状況のお知らせ。
2024年7月30日
☆お知らせ☆
8月10日までのガレージでの作業予定はすでにいっぱいとなっております。
今後のガレージ作業のご予約は8月20日(火)以降となります。
ダンパーの作業は、先週までにご依頼いただいた分は、お盆休み前に終了できると思います。(特注品・要加工・パーツの欠品等の場合は除きます)
ダンパーの作業は8月16日より通常の営業となります。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
オートマBRZ・サーキット&ワインディングスペック。
2024年7月26日
本日、BRZオートマ車輌でサーキット走行を楽しまれているユーザー様が3度目のOH&仕様変更にお越しくださいました。
1回目は、吊るしのスペックからタイプS:60%・R:40%のアズライトスペックへ変更。
2回目は、乗り心地重視ということで、タイプS:100%のDFVスペックへ変更。
そして、3回目の今回は、やはりサーキットでの運動性能重視でということで、以前のアズライトスペックへ戻す作業をご依頼くださいました。
同時にレートダウンしたスプリングも元に戻しました。
AZURでは、86&BRZに限らず、オートマ車のご依頼が昔からかなり多いです。
マニュアル車とオートマ車は、何がどう違うのか?は、ユーザー様にお話させていただいて、ご納得いただいた上でスペックを決定しています。
今回の作業は以前のスペックへ戻すだけでしたので、車高の打ち合わせをさせていただいたのみで、サクサクと作業は終了しました。
本日はありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
ダンパーのOH&お見積もりに関してのお詫びとお願いです。
2024年7月4日
お詫びとお願い。
6月からオーバーホール&ダンパー新規製作のご依頼をたくさんいただいております。
うちのような、ちっぽけなダンパーチューニング工場を択んでいただきましたことを、心より感謝いたします。
7月に入っても毎日多くのダンパーを送っていただいております。
かなり古いダンパーや、中古でお買い求めになられたダンパーは、細かい部分まで確認しませんとお見積もりが出ませんので、お見積もりの段階でお待たせをしてしまい、大変ご迷惑をお掛けしております。
しかしながら、ダンパーのOH作業は1本1本確認しながら対応させていただかないと、結果的にユーザー様にご迷惑をお掛けしてしまうことになりますので、時間がかかっても1セット1セット順番にお見積もり&オーバーホール作業をさせていただいております。
パーツが廃盤になっていて、代替品を探すのに時間がかかってしまう場合もございます。
中古でご購入されたダンパーの中には、開けてびっくり!オーリンズのパーツでは無い他社製パーツが組み込まれていたり、「これは・・・」という加工をしているパーツもあったりします。(滝汗)
また、非常に残念ながらお見積もりの時点でオーバーホールを断念していただく場合もございます。
いずれの場合も、通常よりもお待たせしてしまう状況となっております。
また、スーパーオーリンズの新規製作もベースダンパーの納期の影響で1~2か月程お待ちいただく場合がございます。
大変ご迷惑をお掛けしておりますが、今後もスーパーオーリンズ・Style藍・BPSダンパーをよろしくお願いいたします。
超綺麗なS2000さんのダンパーOH&仕様変更です。どんなご要望にも出来る限り対応させていただきます!
2024年5月15日
今日は関東方面から、超綺麗なS2000さんが、OH&仕様変更にお越しくださいました。
TC2000&FSWも走られるということと、彼女とドライブに出かけた時に、助手席からクレームが入らないレベルの乗り心地というご依頼です。
サーキットアタッカーさんなら、助手席から文句を言うような彼女は要らん!とか言いそうですが(負け惜しみ)、そこはユーザー様のご希望にはとことんお付き合いをするAZURですから、突き上げ最小限で、運動性能もバッチリ仕様で仕上げさせていただきました。
これで、助手席からクレームが来たら・・・。
多分、大丈夫だと思います♪
今日は、ありがとうございました。
今後も末永くよろしくお願いいたしますm(__)m
Style藍・テストスペック。製品化決定です!
2024年4月1日
本日の評価走行合計3時間半。三ヶ根の山道を色々と走りながら段数セットの評価をして来ました。
動画はその20分の1の長さの動画です!
https://www.youtube.com/watch?v=RbK_DGm4zyo&t=27s
Style藍・テストスペック。市販品に投入決定です!
2024年4月1日
Style藍が発売されて10年経ちました。今まで評価してきたスペックはすでに50種類以上です。ハイエースのモデルやユーザー様の使用目的・乗り味の好みに合わせて、数多くのスペックを世に送り出して来ましたが、そろそろやり尽くした感があったので、1度10年前に初めてセッティングをした時のイニシャルスペックをもう1度研究してみようということになり、今回10年前のイニシャルスペック改を評価しています。 結果は上々です。 もちろん、新たなスペックとして製品投入が決定しました!
FFヤリス用スーパーオーリンズ装着。
2024年2月27日
ん台目のFFヤリス用スーパーオーリンズ。
BPSダンパーは予算的に厳しいということで、ヴィッツ用オーリンズをFFヤリス用に仕様変更して装着しました。
取付にはちょっとしたコツが要りますので、ポン付けというわけには行きませんが、中古品をOHして装着すれば相当リーズナブルとなります。
レガシィ用オーリンズの乗り心地にご不満のあるユーザー様へ
2024年2月4日
さて、このところ競技車輛のネタが続いたので、たまにはストリート車輛のネタです。
昔から、AZURではBL・BP・BHレガシィ用オーリンズダンパーのOH&仕様変更のご依頼をたくさんいただきます。
ご依頼内容の多くが、助手席&後部席からの乗り心地のクレームを何とかしたい。というものです。
カタログモデルのままでお乗りの方と、ダンパーはそのままでバネだけ1~2キロ柔らかくしたという方とがいらっしゃいますが、両者に共通している点があります。
それは
・車高がかなり低め
・タイヤ&ホイールを18インチに変更
です。
レガシィに18インチは装着タイヤでも違いはありますが、基本的に乗り心地(特に路面からの突き上げ)が悪化する傾向となります。
そして、やはり18インチは車高が低い方が似合います。なので、かなりギリを狙って車高を下げています。
ホイールのインセットもツライチを狙った外側ギリギリな組み合わせも多いです。
というわけで、乗り心地悪化の原因としては
①車高を下げてアームの角度が悪くなる
②バネレートを下げてストローク自体も少なくなる
③ツライチ狙いでレバー比が大きくなる
④18インチのタイヤ自体のクッション性の問題
⑤特に50キロ以下の街乗りスピードで上記の影響が大きい
ということになると思います。
折角家族全員が乗れて運動性能も安全性も考えてレガシィを購入して、更に楽しく乗るためにアフターパーツも色々と装着したのに家族からは不満の声が!(滝汗)
これでは、お父さんは浮かばれませんよね。
というわけで、もちろん完ぺきではありませんが、お父さんのご希望を出来るだけ損なうことなく、ご家族のみなさんに楽しくドライブしていただくために、バルブシム0.05mmに拘ってセッティングしているのが、レガシィ用タイプCスペックとなります。
タイプCとはいえ、レガシィにC:100%はお勧めしておりません。
あくまでもレガシィらしく!狙いはタイプS:50%・C:50%~S:20%・C:80%です。
ご家族からの不満を解消して、ハンドリング&運動性能は出来る限り確保した乗り味をお届けできるように日々研究しています。
写真は前後共にレートダウン(サスペンションプラスUC-01装着)&車高ダウンを施して、タイプS:20%・C:80%のスーパーオーリンズへ仕様変更させていただいたレガシィさんです。
8段~14段の組み合わせで、ご希望の走りが実現できるようにセッティングさせていただきました。