スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

アジュールの日記帳

満員御礼!第46回美浜オートテスト・チャレンジ

2025年10月14日

10月18日開催・第46回美浜オートテスト・チャレンジ。
今回もパドックいっぱいいっぱいで満員御礼です♪
台数が多いので、コースは短めですが、例よって『狭いながらも楽しいコース♪』をご用意させていただきます。
次のパイロンへのライン取りが肝となります。しっかりイメージしてトライしてください。
今回は毎戦チェッカーを振ってくれている春日井さんがお休みなので、ゴールでは私がチェッカーを振って、みなさんの精いっぱいの走りを祝福させていただく予定です。
もちろん、ゴール後の一旦停止ペナルティは白バイ警察官より厳しくジャッジします!
みなさんがどのようにコースを攻略するのか?
楽しみです♪
では、会場まで例によって超絶安全運転でお越しください。
お待ちしていますーーー(^O^)/

FFヤリス(ジムカーナPN1仕様)のフロント脚に、とあるパーツを投入しました。

2025年10月14日

全日本鈴鹿ラウンドでのイマイチな走りに喝を入れるために、とある悪巧みを投入しました。もちろんドライバーが頑張ることが最優先ですが、もう少しクルマ側でもテコ入れをしようと考えた結果、今までヒルクライム等で実績のあったAZURのオリジナルパーツを投入。結果的にこの悪巧みは大正解でした。 ホームコースの身延道場でテストをしてもらいましたが、左ターン、低速&中速の左コーナーでの安定性&トラクションがワンランクアップしたことを確認できました。特にFFヤリスでアンダーが出やすい下り中速コーナーでの動きは文句無しです。もう山がほとんど無いRE71RSでも素直にインについて、段差でのいやらしいピッチングもほとんどありません。 また、予想通りスラロームの切り返しの動きも今まで以上に良い感じでした。 後は、リアの動きをもう少し素直にするための悪巧みも考えてありますので、早速次回のテストで試してもらいます。 段々と言い訳が出来ない状況が整って来ました。長畑選手の今後の走りが楽しみです!

※外撮り動画はこちら↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=DzD0Zrdt3kE

5FIVEX・Gerun055A(TW280)でズルズル弱ウェット路面の幸田サーキットアタックを走って来ました。

2025年10月14日

5FIVEX・Gerun055Aの評価はすでに2セット目ですが、なんと!今までウェット路面で走ったことが無かったんです。いくら私が晴れ男とはいえ、1セット目は約300本走って、2セット目もすでに50本走ったすべてがドライ路面でした。
今回は恒例の幸田サーキットアタックにお邪魔して朝イチと決勝前の2回、マーシャル走行(デモラン)で走って来ました。
すると、運よく?決勝前の予選走行時に雨が降って来て、路面は弱ウェット(1番滑る路面です)になって来ました。
決勝前のデモラン時には雨は上がってしまいましたが、まだ霧雨が降っている状態でズルズル路面は残っていたので、これ幸いに真面目に走りました。(いつも真面目に走っていますが)
スライドコントロール性が非常に良い5FIVEXタイヤですが、幸田サーキットのズルズル路面でのピークグリップ時のフィーリングを確認するために、カウンターステアがあたるような操作を封印して、タイヤを縦に転がすことに集中して走っています。エアー内圧は4本ともに冷間2.55です。
ウォーミングアップランで、路面の状況を把握して最終コーナーを駆け上がってタイムアタックです。
ディパァで頭が入らなかったので、1~2コーナーも相当滑りそうだと思いながらアンダーがどの程度出るかを確認しています。舵を入れた瞬間から微妙にアンダーが出ていますが、バランススロットルでリアステアを発生させないようにフロントの舵に集中して2コーナーを立ち上がっています。相変わらずトラクションはバッチリかかっています。2コーナーのアンダーステアが思ったほどでは無かったので、3コーナーはそこそこ放り込んでみましたが、ラインがズレることも無く良い感じでグリップしてくれました。いやらしいシケインへのアプローチも不安なく最小限の操舵量でクリア。加速も良い感じです。
ブーメランは若干様子見で1ヘアのブレーキング&ターンインに集中してアプローチしました。メチャ滑る1ヘアはしっかりタイヤを転がしながら舵を入れると問題無く反応しました。2コーナーで出たアンダーは全く出ていません。クリップでの2回目の舵もよく反応してくれています。
ウォーミングアップランでリアが出た2ヘアもブレーキのリリースポイントを少しだけ早めてタイヤを転がしながら舵を入れてみたら全く問題無くラインに乗ってくれました。続くショートカット部分も問題無くクリア。
車速的には2速でアプローチするディパァから最終コーナーは、フロントの転がり具合を見るために、3速のままアプローチ。さすがに1発目の舵の反応は悪かったですが、想定内のアンダーでアクセルを踏むポイントが少し遅れた程度でスムーズにクリアできました。
初期型RFはパワーが無いので、その所為もありますがタイヤの反応も思ったよりしっかりしていて不安な動きはありませんでした。
この路面でも、リアステアを使って高いボトムで攻め込んで走ればかなり良いタイムが出そうです。8Jに235というアンマッチな組み合わせなので、少し心配はしていましたがドライ路面同様、ピークグリップはかなり掴みやすくグリップでのコントロール性は◎でした。
215サイズが発売されたら更に気持ち良く攻め込めると思います。
現状17インチは235しかラインナップされていないので、RFや86&BRZでは公認競技に使用できませんが、練習用には最適だと思います。
何と言ってもコスパは最高ですからね♪
※こちらが車載動画です↓ ↓ ↓

愛車NDロードスターRFでスーパーオーリンズ・タイプS:100%スペックを評価します。

2025年10月10日

今朝は例によって早起きをして、RFが手元に来てからの動画をいくつか確認していました。
自動車トーマス松村さんから譲っていただいた時の走行距離は3万8千キロ。今は11万9千キロ。
ずっとダンパースペックはタイプG:100%です。
そろそろやり尽くして来た感があるので、来年は新たなスペックにチャレンジしようと思っています。
詳しい内容はスペック変更後に動画と併せて公開しますが、コンセプトはスーパーオーリンズ・タイプS:100%スペックでどこまで運動性能を引き上げれるか?です。
実は、S15シルビアの時に、タイプS(当時はタイプX)100%スペックをちょっとの間評価をしていました。
当時はZ1☆とRE01Rの235サイズ通しで評価をしました。
ショートサーキットでもジムカーナでも、相当良いタイムが出ていましたが、評価期間が短かったこともあって、中途半端だったことは確かです。タイプG&タイプRの評価も忙しかったですからね。
というわけで、今回はRFで、もう少し徹底的に煮詰めてみようと考えています。
まずは、現状のバネレートのままで、ダンパースペックのみS:100%にして、諸々のバランスを取っていきます。
外撮りでも、車載動画でも、かなりの動きの違いを観ていただけると思います。
なぜ?そんなことをやるのか?ですが、うちのユーザー様の中で、かなり多くのユーザー様がそういう所謂ワガママなスペックをご希望されるのです。
ロードスターというクルマだからこそかも知れませんが、乗り心地を確保したスペックでも、高い運動性能を発揮することを証明することが目的です。
現状のタイプG:100%スペックもそれなりの乗り心地は確保されていますが、更に快適な乗り心地と、変わらない乗り易さと、しっかり攻め込めばタイムも出る!という超ワガママな走りを目指します。
肝は、メインバルブとDFVバルブとニードルバルブの三角関係をどれだけバランスさせることが出来るか?です。
その後は車高を含め、合わせ込む箇所はかなりありますので、じっくりやりますよ。
楽しみです♪(^^ゞ

スチール製ケース&ブラケット採用の全長調整式オーリンズダンパーのオーバーホール

2025年10月10日

一時期、スチールケース&ブラケットタイプの全長調整式オーリンズが販売されていましたが、このタイプの全長調整タイプは、ブラケット部の調整部分が固着して回せなくなるトラブルが発生する確率がかなり高く、オーバーホールをご依頼いただいた約8割が固着してしまっています。
マメに回してくださっている場合は、全く問題はありませんが、数年間調整をしたことが無いという場合は、かなりの確率で固着してしまいます。特に雪道を走行された場合は固着が酷くなります。
また、今回のユーザー様のように中古品をオークション等でご購入された場合、ほとんどと言っていいくらい固着している場合が多いです。
もちろん固着は解消できる場合もありますが、たまにどうにもならない状態のダンパーもあります。
固着を解消しようとバーナーで炙ってケースが歪んでしまうというトラブルも見られます。
このようなトラブルを避けるためにも、スチール製の全長調整式オーリンズをご使用中の方は、お早めにOHをされることをお勧めします。
また、中古のオーリンズで、このタイプのモデルを見つけた場合は、調整部分の固着が無いかをご確認後にご購入されることをお勧めします。
※現在販売されているオーリンズは、このようなトラブルが発生しないように設計されています。

スラロームの姿勢変化(荷重移動)のポイント

2025年10月10日

スラローム特性で最も大事なポイントは「荷重の切り変えの速さ」です。
なので、バネは硬い方がスラロームはラクチンです。
下の動画は、GRヤリスが発売直後に、GRガレージ水戸インターさんの車輛にジムカーナPN車輛の脚を組むため、お預かりした時のものです。
茨城から静岡まで走って来ただけのド新車に、ブレーキパッドとダンパー&バネを交換しただけの状態です。
レイズさんがホイールサイズの確認をしたいと言うことで、幸田スポードライビング・ラボの日に待ち合わせをして、GRヤリスを持って行ったついでに、純正タイヤで軽くラボのコースを走ってみました。
スラロームは朝一に「せーーの!」で走った時のものです。
もちろん、例によってリハは一切無しでのぶっつけ本番です。
段数は蒲郡までの高速で合わせたフロント12段、リア10段。スプリングはUC-01のフロント18K、リア14Kです。
とりあえず、工場にあったバネで合いそうなヤツを組んで来ました。タイヤは純正のダンロップ製です。
そんな中途半端な仕様ですが、せーーーの!でのスラロームでも、これだけ正確なスラロームが出来るのは高いバネレートの恩恵です。
帰りのスラロームは少しスピードが早くて切り返しが遅れていますが、それでも高レートのUC-01の反応が助けてくれています。
ダンロップさんのエコタイヤ?なので、無理は当然効きませんが、エアー圧も適当でもこれだけのスラロームが「いきなり」出来ちゃいます。
エコタイヤに18キロ??と思うかもしれませんが、スラロームに限って言えば、その恩恵は絶大なのです。
高速からのフルブレーキングや回り込むコーナーでは厳しいですが、コントロール性自体は問題無かったですね。
もちろん、ダンパーも良い仕事をしていることも大きなポイントです♪
実物を見たことも、もちろん乗ったことも無いGRヤリスのイニシャルスペックとしては相当な完成度でした。
というわけで、高レートのスプリング+エコタイヤでのスラローム動画をご覧ください。

幸田スポーツドライビング・ラボ2025ファイナル・12月27日(土)開催決定!

2025年10月8日

年末はみなさん当たり前に忙しいでしょうから早目に告知します。
12月の幸田スポードライビング・ラボはサーキットの都合で第1木曜日の開催がNGとなりました。
次の週は私の都合がつかないため、12月27日(土)に、幸田スポードライビング・ラボ2025ファイナルとして開催することが決定しました。
まだ休みに入っていない人もいらっしゃるとは思いますが、日頃平日は休めないという人で、27日(土)なら走れるかな?という人は、ぜひ幸田スポードライビング・ラボ2025コースを走りに来てください。
来年に向けて、自身の集中力と走りの組立の甘さを再確認出来る絶好のチャンスだと思います。
たった1日で何が分かるの?と思うかもしれませんが、これが分かるんですよ。
そこを理解していただくことが目的でコースを作りましたからね。
もちろん、ビギナーさんには、「どういうことを意識して練習すれば良いのか?」を体験していただける内容となっています。
申込はチケット制(申込順)ですので、参加ご希望の方は11月になったら幸田サーキットさんのHPをチェックしてください。

AZURの44年目は出張から始まりました。

2025年10月6日

火曜日からの出張はそこそこ疲れましたが、美浜・幸田・鈴鹿南とたくさんの走りが観れた充実した出張でした。
やっぱり、現場は最高ですね♪
特に幸田スポードライビング・ラボは楽しかったです。
パイロンタッチもほとんど無く、みなさん1本1本集中して走っているのがとても印象的でした。
最近は、ブリーフィング時にコントロールタワーのブリーフィングルームで少し時間を掛けて色々とお話させていただいていますが、特に初心者さんがしっかり内容を把握して走行しているのが嬉しかったです。
これから、サーキット走行やジムカーナを楽しみたいと考えている人や、もっともっとクルマの動きと自身の操作を勉強したいと思っている人には、最高のトレーニングだと思います。
今年のコースは自分で走っても凄く勉強になります。
中部地区はもちろん、関東や関西からもそれほど遠くは無いので、平日に休みが取れる人は、ぜひ走りに来てください。
難しいけど、めちゃ楽しいですよ!
ノーマル車でも『ハイエースでも』安全に走れます♪
※ハイエースの「激走」はこちら↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=tUYtx7wRD-Y

幸田スポードライビング・ラボ2025コースの車載動画(オープンカー限定)

2025年10月3日

幸田サーキットの丸山さんが、かなり長いアームを使って、車室内とコース全般が映るアングルで撮影が出来るということで、渡邉隊長のロードスターで幸田スポードライビング・ラボのコースを走ってもらいました。
アームが長いのでロール量やピッチング量が大袈裟に出てしまいますが、隊長がアンダー出したところがバッチリ分かります♪
このタイムが1分19秒3。キッチリと修正すれば今日の路面で18秒5くらいですね。
しかし、マジでトレーニングになるコースです。幸田スポードライビング・ラボ2025は残すところ2回となりました。
ちなみに、今日も初参加の人が4名も来てくれました。ノーマル車から外車まで参加車輛もバラエティに富んでいました。
初心者さんもベテランさんも、ぜひ走りに来てください。新しい発見がいっぱい出来ますよ。
※めちゃためになる車載動画はこちら↓ ↓ ↓

お蔭様で43周年♪

2025年10月1日

☆お陰様でAZURは43周年です♪☆
いつも同じことばかり言ってますが、43年間もこの業界で生き延びて来られたのも、1人1人のユーザー様のお蔭以外の何物でもありません。
心より感謝いたします。
44年目も、1人1人のユーザー様のご希望を実現できるように、精いっぱい作業をさせていただきます。
超零細工場だからこそ出来ることを肝に銘じて!
今後もAZURをよろしくお願いいたしますm(__)m

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