2025年5月27日
ESAアシストスプリング。
最近はストリートやサーキットユーザー様からのご注文が多いです。
うれしいことに、ご購入先がショップ様の場合、リピートでのご注文が多いこと。
しかも、ダンパーやメインスプリングは他メーカーさんです。
20Kも10Kも凄く良いコメントが多くて、真面目に作って良かったと思います。(いつも大真面目ですが!)
ちなみに、ESAアシストスプリングは、一般的な高レートのアシストスプリングと違い、1Gでほぼ、または完全に密着させることを前提にストロークを決めています。その具体的な効果を知りたい方は、ぜひお気軽にお問合せください。
サスペンションプラス宮浦さん、良いバネをありがとうございますm(__)m
2025年5月27日
幸田スポードライビング・ラボからの耳寄り情報です!
毎月、基本第1木曜日に開催しています幸田スポーツドライビング・ラボですが、去年少しの間、以前のチャレンジカートコースの1部を利用してサイドターン練習エリアを設けてみましたが、ちょっと狭くてあまり練習にはなりませんでした。
そこで、6月のラボから、去年の5倍くらいの広さのターン練習が出来るコースを用意していただけることになりました。
一般駐車場と旧カートコースを使ったコースとなります。
名称はSTSSコースです。
2速まで入る広さですが、ガードレールがあるわけでは無いので、基本パイロン位置を変更することは不可とさせていただきます。また、STSSでのドリフトの練習もNGとなります。
180°&360°&540°&8の字ターン&ネオターンとあらゆるターンを2種類の路面で練習していただけます。
レーシングコースの設定は今まで通りですので、サイド無の基本操作の反復練習はレーシングコースで。
サイドターンの練習はSTSSで。
1日、目いっぱい練習していただけます。
こんな欲張り練習コースは世界中探しても無いかも?です。
いつまで使えるかは不明ですが、当分は使えるそうです。
ぜひ、ご活用ください!
https://www.yrp-net.com/?page_id=33525
2025年5月15日
5月1日より、オーリンズ全製品とパーツ代、そしてOH&仕様変更料金を値上げをさせていただいてから今日で半月です。
4月30日までにOH&仕様変更をご依頼いただいた分は、ほぼ昨日までに作業が終了しました。
沢山のご依頼、ありがとうございました。
また、GW明けからもたくさんのご依頼をいただいております。
こちらも順次作業させていただいております。
現在、OH&仕様変更のお預かり期間は、通常通りとなっています。ただ、オークション等でご購入なさったダンパーの中には、かなりの交換パーツが発生するダンパーもあります。
修正&加工が必要な場合は、長くお預かりさせていただく場合がありますので、予めご了承願います。
値上げ前にご購入いただきました新品のダンパーは、現在通常より1カ月以上の納期がかかっている状況となっております。
ご迷惑をお掛けしておりますが、ベースダンパーが入荷次第、作業させていただきますので、もうしばらくお待ちください。
新品ダンパーも5月1日以降、何セットもお問合せ・ご注文をいただいております。
本当に有難いです。
今後もスーパーオーリンズ&Stye藍&BPSダンパーをよろしくお願いいたしますm(__)m
2025年5月15日
スリップサインギリギリのRE71RSのグリップバランスの確認に、キョウセイシリーズでノーサイドデモランをして来ました。 今回のコースはいつもはパドックに使用する、スタート&ゴール位置から右後ろ側の広場もコースに使ったレイアウトです。しかも、結構路面が荒れている箇所を通るので、朝一のデモランでは細かい砂や砂利があって(オフィシャルが頑張って履いてくれていましたが、ノーサイドで通るラインはかなり砂が乗っていました)これはこれで非常に楽しかったです! ダブルパイロン後の歩幅4歩の超狭いゲートを通過するライン取りもかなり頭を使いました。今回の1番の見どころは、シェルコーナーの大外に置かれたパイロン区間を、無謀にもオール3速でチャレンジしたコーナーリングです! 動画を観ていただければ分かると思いますが、砂の所為で相当滑りましたが、狙ったラインをアクセルコントロールはほとんど無しでクリアしています。その分ステアリングは忙しかったですが。 ゴール前のスラロームも1~2本目からきつい方へオフセットされていて、2~3本目はクランクか?というくらいオフセットされていました。 ここでの荷重移動も狙い通りで、結構突っ込んでいますが、余裕でクリアできました。 RE71RS。減って来るとガクンとグリップが落ちると言われていますが、少なくとも215のRFサイズは、多少グリップが落ちてもコントロール性は抜群です。 行き帰りの一般道&高速道路でも、まったく疲れない超お利口さんなスポーツラジアルですね♪ もちろん、RFの脚のセットも最高です!
https://www.youtube.com/watch?v=CDPRD48954w
2025年5月14日
さて、タマダの全日本をズミーさんのYouTubeで観ていた人達は、今回もパイロンタッチが多かったなーーー。と思った人は大勢いたと思います。
今回のタマダの決勝コース。パイロン間隔も十分に広く、規制パイロンも所謂いやらしい位置には設置されていませんでした。
スラロームも回り込みながらのアプローチなので、確かにスピードコントロールは難しいとは思いますが、色々なスラロームの経験があれば、ラインをしっかり作る距離は確保されていました。
左360°+αターンも、手前の左コーナーからしっかりアプローチすれば、軸が多少ズレても直ぐに修正が出来ると思います。確かに今のクルマはダッシュボードが高く、パイロンが見えないということもありますが、それはパイロンを触る理由にはなりません。サイドが効かなかった!は、単なるメンテ不足です。
普通に目に入るショートカットのパイロンタッチは論外です。
マシンコントロールには絶対の自信を持っている全日本選手が、なぜ次々にパイロンの餌食になってしまうのか?
私が、各所の練習会で口をすっぱく言い続けている「パイロンを触らない意識を常に持って攻める」「パイロンは避けるのではなく攻める」「パイロンに触ってしまった時には、なぜそこで触ってしまう操作を選択したのか?を走行直後にしっかり分析・反省する」の大切さが、タイムを狙う意識によって、どこかに捨て去られてしまうからだと思います。
「1本目にパイロンを触ってしまったので、2本目はパイロンタッチに気を付けて走る!」
マジですか?ですよね。
本番でそんなことを考えてしまうということは、普段の練習で「あ!触っちゃった!」で終わっている証拠です。
金曜練習でしっかりクルマのセットを出す!
その時にパイロン触っていたら、その程度のセンサーの精度でセットを出しているということになります。
パイロンに触ってしまったら「触らないライン」をチョイスしてしまいます。
それではセットが進まないと思うのです。
『この一球は絶対無二の一球なり
されば身心を挙げて一打すべし
この一球一打に技を磨き体力を鍛え
精神力を養うべきなり
この一打にいまの自己を発揮すべし』
この一球を「1本」に、一打を「操作」に置き換えて、心して1本1本のパイロンを攻めるための選択をすることが何より大切だと思います。
くれぐれも、「パイロンタッチの練習」をしないでください♪
2025年5月8日
朝っぱらからサスペンションプラスの宮浦さんに長電話してしまいました。
お忙しい時間にありがとうございましたm(__)m
昨夜、どうしても気になることがあったので、宮浦さんのお知恵をお借りしました。
お陰様で80%は繋がりが理解できました♪
でも、まだ20%は「なぜ」が完全に繋がっていません。
数字的な問題と、実際の動きに現れる問題。
これが繋がらないと他の部分との擦り合わせも時間がかかってしまいます。
というか、違う方向へ進んでしまう可能性があります。
材質・線径・内径・ピッチ・自由長・最大許容荷重・最大許容ストローク・エンド部のカット形状・塗装・重量。
単純だからこそ、奥が深い。
楽し過ぎます!
2025年4月23日
5月1日からのオーリンズダンパーおよびパーツ類の値上げに伴い、駆け込み?のご注文も次々といただいておりますが、北海道出張から帰って来たらOHのご依頼品が続々と届いています。
4月いっぱいにパーツを発注できれば、旧価格での対応となりますが、あまりにも件数が多くなりますと、4月中にお見積りが出来ない可能性が出て来てしまいます。
その場合、OH作業自体の価格は値上げ前の価格で対応させていただきますが、新たに発注するパーツに関しては新価格での対応となります。
届いたダンパーを先にすべてお見積りさせていただくことは不可能ですし、バラバラな細かいパーツを保管しておくスペースにも限りがあります。
1日の差で価格が変わる事態が起こり得ますことを予めご了承ください。
また、GW中は工場もお休みをいただきますので、通常より作業期間は長くなると思います。
特に古いダンパーの場合は、かなりお時間をいただくことになります。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
2025年4月14日
ダンパーの減衰力とは、サスペンションが動くスピードをコントロールするという話は過去に何度かして来ましたが、クルマが上下に動く速さ(ストロークスピード)によって、ダンパーの減衰力(仕事量)がどのように変化して、その変化にニードルバルブがどのように影響しているかを簡単に特性図で説明してみました。フリーハンドで描いたので、線がうねうねしてますが気にしないでください。 動画の中でも説明していますが、ニードルバルブが完全に閉じた状態(減衰力最強)では、サスペンションが動き出した瞬間からメインバルブに圧がかかり、ダンパーが仕事をしっかりするので、車体が上下しないように押さえる力が最強となります。ニードルバルブが開いて来ると、そこからオイルがバイパスされるので、メインバルブへの圧力が低下して、特に動き出し時はダンパーの仕事量は少なくなります。ニードルバルブを開いていくと、車体の揺れ方が大きくなるのはそのためです。もちろん、そのまま車体が揺れ続けていてはダンパーが仕事をしていないことになってしまいますので、少し動き出したところから減衰力がしっかり出るようにニードルバルブとメインバルブのバランスを取っています。 このバランスの仕組みを分かり易く説明させていただきましたので、ぜひご覧ください。 図はちょっと大袈裟に書いてますが、こういう特性だとご理解いただければと思います。 調整式のメリット&デメリットと非調整式のメリット&デメリットも理解できると思います。 例によって、原稿無し、リハ無しの一発撮りですので、お聞き苦しい部分もあると思いますがご容赦願います!
https://www.youtube.com/watch?v=OAa-dAv6kIY
2025年4月14日
とある昔からのユーザー様に、「ニードルバルブやメインバルブって言葉はよく聞くけど、それがどんな構造なのか?まずは、それが分からないと川村さんのニードルバルブの段数の説明も理解できないかも。」と言われました。 そこで、今回は二部構成でメインバルブとニードルバルブの関係を分かり易く説明させていただくために簡単な図を描いてみました。 例によって、リハ無し、原稿無しの一発撮りなので、何カ所か言い間違いがありますが(ピストンロッドをピストンと言ったりしています)どこで言い間違えているかを当てていただければ、内容をほぼ理解しているということになります。(こじ付け) フリーハンドでチャチャっと書いたヘタクソな図ですが、ダンパーの構造を初めて見る人には分かり易いとは思います。 くどいですが、何カ所か言い間違いがありますので、「あ!また間違えた!」と発見してくださいね。 では、第2分もぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=2P7afdVoh5g&t=9s
2025年3月28日
昨日、モーターランド鈴鹿さんのアタックで評価をしたセットを、一般道で再評価(確認)して来ました。亀山から半田まですべての道路で評価をしてくるので、その時々の路面状態の違いや車速(タイヤが転がるスピード)の違いでの評価もバッチリ出来ました。もちろん荷物は最小限、ブレーキの熱が影響しないように強いブレーキは全く踏まずに走って来ました。 結論は「モータランド鈴鹿で評価した内容と全く変わらない」です。 このセット、凄く良いです。
・ダンパー BPSダンパー古希スペック
・スプリング 前後ESA-Z・7インチ・Fr:10K・Rr:7K
・アシストスプリング Fr:サスペンションプラス2K・Rr:ESA20K
https://www.youtube.com/watch?v=IijuschHeA0&t=51s