ブラックプログレス・スーパーダンパー
SW20用BPSダンパー完成!
2024年8月3日
大変お待たせいたしました!
SW20用BPSダンパー完成です。セットするバネは安定のUC-01。クスコ製ピロアッパーマウントのフルセットでお届けいたします。
ネット等で中古のオーリンズをご購入される場合はご注意ください。
2024年8月2日
先月から通常以上のOHのご依頼をいただいておりますが、中には20年物や30年物もあって、作業に時間が掛かってしまっています。
その分、新品製作や通常のOH作業に支障も出てしまっています。
先週から作業を進めていますFC3S用のノーマル形状ダンパーも
他車種(こちらもかなり古い車種ですが)で流用できるパーツを探してからの作業となりますので、分解を始めてから1週間ほど掛かっています。
その他にも中古品をご購入された方からのご依頼が多く、分解&お見積り&パーツ発注という流れがスムーズに行かないダンパーが続いています。
オーリンズは他メーカーさんと比べたら、古いモデルのパーツを長い期間生産してくれていますが、やはり2世代前のダンパーのパーツはかなり厳しい状況となっています。
ネット等で中古のオーリンズを探していらっしゃる方は、できればDFVモデルを探していただければと思います。多少程度に問題があってもパーツは入手できますので、問題なくOH作業ができます。
PCVモデルもそろそろ博打的な状況です。
サブバルブ無しのオーリンズは、まず止めておいた方が無難です。
安いからと言って、相当古いモデルに手を出すと、購入価格を溝に捨てる事になりかねません。
お気をつけください。m(__)m
突き上げは極力抑えて、ワインディングでの運動性能をアップ!
2024年8月2日
本日、ZC33Sスイフトスポーツ用スーパーオーリンズのOH&仕様変更にお越しいただきました。
4年前にご購入いただいた際には、突き上げを極力無くして、尚且つワインディングを気持ちよく走れる仕様ということで、オーリンズDFVベースでタイプS:80%・C:20%、バネもオーリンズのカタログスペックで製作させていただきました。
その後、4万キロほど走行されて今回のOHを期に、バネレートアップと、突き上げ対策はそのままでワインディングでの運動性能だけ上げたいというご要望でした。
こういうご要望が1番燃えます♪
ユーザー様とじっくりと打ち合わせさせていただいて、フロントはUC-01で2Kアップ、リアもUC-01で1Kアップでバランスを取ることに決定。車輌持込でのOH作業の場合、その場でバネ変更になる場合があるので、5インチ~8インチまで1K刻みで在庫をしていなければなりません。いや、マジでバネの在庫が半端ありません。最近は9インチや10インチもよく使うので、バネ置き場が大変なことになっています♪
もちろんダンパーも、合わせて仕様変更させていただきました。
アライメントも若干ズレていたので、試走後に動きを確認して狙った数値に調整しました。
某イニシャルDの聖地にお住まいということで、今まで以上にワインディングを楽しんでいただけると思います。
ユーザー様とは、トスカーナのパスタの話で盛り上がりました♪
もう2年ほど行ってないので、無性に食べたくなりました!
本日は、ありがとうございました。
今後も末永く、よろしくお願いいたしますm(__)m
カタログモデルからStyle藍へOH&仕様変更のご依頼。
2024年8月1日
本日、カタログモデルのオーリンズからstyle藍に仕様変更のご依頼で、出張中の新潟から直接お起こしいただいたハイエースさん。
カッコ良いサイドステップが装着されているので、うちのリフトでは上げることが出来ません。
というわけで、ジャッキで上げての作業です。
まずは、フロント、次にリアという段取りで作業させていただきました。
ユーザー様は年にお仕事で7万キロ以上走行されるそうですので、また来年の夏前にOHしていただけるようにお願いしました。
今日はこれから神奈川県でお仕事があるそうです。
お忙しい中、ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
69歳と11か月。笠置山の悶絶コースをアタックして来ました!
2024年7月31日
一昨日・昨日と、まったく時間が取れなかったので、今朝早起きして日曜日の自分の走りをおさらいしてみました。
長文です♪(笑)
まず、今回の笠置山へ行くにあたって、古希記念ニュースペックを決めるための「とある確認セット」を施して、高速・ワインディング・そして笠置山の悶絶コースで評価をして来ました。
行きの新東名高速でのハンドリングに違和感を感じましたが、今回はこのセットを評価すると決めていたので、何もいじらずに評価を続けました。
街乗りでの乗り心地は、ほぼ狙い通りで、少し芯のある硬さはありますが、ギャップ(凸&凹)での収まりも良く、止め過ぎ感も感じられない動きで、こちらは合格でした。新東名で気になった動きは、この芯のある硬さから来るものと、今回履いてきたタイヤが原因と分かりました。
ここで、エアーだけ微調整をして、気になる動きを1つだけ解消して、笠置山のアタックをしました。
朝一でダブルフリーターンのパイロン位置を決めて、グリップとサイドターンの走り方の違いを歩数で検証しました。
その結果、最も歩数の少ない右→右での2回サイドを選択。朝一と昼のデモラン共に、サイド有は右→右で走りました。
サイドブレーキの効きが極端に悪化していたので(急に来ました)、ギリギリまでサイド詰めてみましたが、多少は改善するものの、とてもイメージ通りのターンは無理と判断しました。
デモランでバックするのもカッコ悪いので、案パイ走行でトライしました。
朝イチのデモランではダブルフリーターンまで、1速で行ってしまって、レブが1秒くらいあたってしまいましたが、気温が低かったので、タイムは朝イチがベストでした。
こちらも検証しましたが、走り自体は午後イチの方が良かったので、今回は午後イチの車載動画で、69歳11か月のアタックを検証します。
まずは、スタート。
毎回、山野選手に「もっと回転をしっかり維持してクラッチミートをする」ことを言われていますが、ここはクラッチを労わる癖が出て回転がドロップ!また、言われちゃいますね♪
で、オフセットしながら、尚且つ歩幅が極端に狭くなる7本スラロームへ。
1本目、2本目は全開。3本目で1速へダウン。そのタイミングを利用して4本目のラインに乗せる荷重移動させます。4本目・5本目・6本目は、先先を意識したライン取りと操作で、まあまあタイヤの状態を考えると頑張っていると思います。最後の7本目は直ぐ来る異形の3本パイロンへアプローチするラインを作るために、少し余計に曲げてアクセルオン。
ここで、アクセルオンを少し欲張ったので、ブレーキングが遅れて3本パイロンの2本目を1mほどオーバーラン。ここでラインを修正するためにコンマ2秒ほどロスっています。3本目と再1本目&再2本目をほぼ狙い通りにクリア。問題のほぼ平行四辺形に置かれたパイロンへ向かいます。
この平行四辺形パイロンは、4回すべてサイドを引きますが、1本目と3本目は上り勾配、2本目と4本目は下り勾配なので、そこを意識してスピードコントロールします。
しかし、朝イチより上がった路面温度の影響で、ますますサイドがロックし難くなってしまい、最初の上りターンで失速気味に。ラインも苦しくなってしまったので、2個目の下りターンでスピードを落とさずにターンしましたが、やはりリアタイヤが後ろへ引っ張られてしまい、ここで大きくロス。3個目まで上りになるので、ダブルロスとなりました。3個目はそこそこまとめて、4個目の下りターンへ。4個目はダブルフリーターンまでの車速に影響が出るので、とにかく立ち上がり重視でターンをします。
・・・が、失敗!(滝汗)
結果的に、この平行四辺形コーナーでのロスはコンマ7秒と読みました。
さて、問題のダブルフリーターンですが、後から分かったことですが、各パイロン間隔が1歩狭かったことが判明。この幅で1歩の差は相当大きいので、参加者のみなさんには申し訳無かったです。
実際の走りは、サイドの効きがイマサンだったので、2発目のターンを優先して、1発目はかなり奥でターンして、1度加速する距離を稼いで2発目という作戦を取りました。
が、やはりリアのロックが不十分でイメージとはかなりズレてしまいました。脱出もギリでやっと回った感じです。ダブルフリーターンだけで、1秒以上ロスっていますね。
最後のシケインは、こういう荷重移動は大好物なので、いい感じでクリア。ここでのロスはありませんでした。
というわけで、イメージからは2秒くらいはロスっていますが、クルマ(サイド)とタイヤを考えれば、かなりいっぱいいっぱいなアタックだったと思います。
で、古希スペックはどうするの?ですが、誕生日までに自分のクルマを作業する時間が全く取れそうにないので、涼しくなるまでお預けとなります。
新しいタイヤの評価もあるので、しばらくはこのセットで走るつもりです。
古希とか言っても、1日の長さが変わるわけでは無いですし、1秒の長さが変わるわけではありませんからね。
秒殺の日々は続きます♪(*^^)v
オートマBRZ・サーキット&ワインディングスペック。
2024年7月26日
本日、BRZオートマ車輌でサーキット走行を楽しまれているユーザー様が3度目のOH&仕様変更にお越しくださいました。
1回目は、吊るしのスペックからタイプS:60%・R:40%のアズライトスペックへ変更。
2回目は、乗り心地重視ということで、タイプS:100%のDFVスペックへ変更。
そして、3回目の今回は、やはりサーキットでの運動性能重視でということで、以前のアズライトスペックへ戻す作業をご依頼くださいました。
同時にレートダウンしたスプリングも元に戻しました。
AZURでは、86&BRZに限らず、オートマ車のご依頼が昔からかなり多いです。
マニュアル車とオートマ車は、何がどう違うのか?は、ユーザー様にお話させていただいて、ご納得いただいた上でスペックを決定しています。
今回の作業は以前のスペックへ戻すだけでしたので、車高の打ち合わせをさせていただいたのみで、サクサクと作業は終了しました。
本日はありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
毎日の作業が勉強です!
2024年7月25日
本日は、ショップさんオリジナルのオーリンズを装着されたGRヤリスさんが、OH&仕様変更にお越しくださいました。
装着されてから、そこそこの距離をお乗りということでしたが、ダンパーの状態も良く、問題なく作業が終了しました。
ただ、ダンパーの中身と取付方法に若干の問題があって、そこもしっかりと対策して作業させていただきました。
作業終了時は突然の大雨&雷でしたが、オーナー様に試走もしていただき、乗り味の変化に驚いていらっしゃいました。
今回の作業では、こちらも勉強になることがあったので、今後の作業に活かしたいと思います。
本日は遠路遥々ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
キャラバン用Style藍
2024年7月23日
本日、Style藍を取付けていただいたキャラバンさん。
ハイエース用と比べると、数は圧倒的に少ないですが、スペックには超自身があります。
正直リア周りの作りはキャラバンの方が少し良いので、セッティングの幅もかなり大きく取れます。
今回のユーザー様はトランポとしても使用されるそうですので、荷物の有無のセットも調整ダイヤル2~3段くらいの変化でご納得いただける運動性能が得られると思います。
キャラバンユーザー様からのご依頼、お待ちしていますーーー!
メチャ良いですよ♪(^O^)/
ピロアッパーマウント装着時は、適正な寸法のピロカラーを入れてください。
2024年7月23日
比較的新しいオーリンズダンパーのトラブルで、以前から時々見られるケースですが、ピロアッパーマウントのピロカラーが入っていない、または形状が合っていない、またはカラーがアッパーマウントの上側に入っている等の状態で使用していたタメに、ピストンロッドがダメになってしまい、交換となるケースがあります。
ピロアッパーマウントをセットする場合、アッパーシートの有無とは関係無く、ピロボール(スフェリカルベアリング)の切れ角が大切となります。
正立式ダンパーだけでは無く、ストラットタイプでも、適正なピロカラーが入っていないタメに、シリンダー本体がやられてしまうケースもたまに見られます。
ピロアッパーを装着した際は、アッパーの切れ角が十分に確保されていることを確認してから装着してください。
今回は中古で買ったダンパーキットが、前オーナーのピロカラーの入れ間違いが原因でロッド交換となってしまいました。
中古品の場合(特にオークション等)は、なかなか写真からは判断が付き難いですが、ピロアッパー部分を拡大して見れば、ピロカラーが正常に入っているかが確認出来る場合が多いです。
ぜひ、注意して確認してください。
※正立式ダンパーのピロアッパーマウントでは、マウントベースに直接直巻きスプリングを乗せるタイプが一般的ですが、このピロアッパーマウントに、アッパーシートを追加する場合、直巻きスプリングの受け皿が邪魔になって、追加したアッパーシートとあたってしまいロッドの切れ角が足りなくなる可能性があります。
十分な長さのピロカラーを入れるか、受け皿の無いベアリングシートに交換するか、または受け皿を削ってしまう方法もありますので、確認してから装着することをお勧めします。
メールの返信のレスポンスに関してのお詫びとお願い。
2024年7月17日
☆お詫びとお願い☆
明日は秒殺トレーニングです。
みなさんの走行が無事に終了したら、工場へとんぼ返りして、ハイエースに乗り換えてアローザへ。(そう君運転なので楽ちんです♪)
明日は岐阜県内で1泊。
金曜日早朝に岐阜を出発して、朝一で大会事務局へさのっちから預かったおが屑とオフィシャルさんへの差し入れをお届けして、直ぐに沖縄の高江選手のスイフトをゴニョゴニョ。終わったら次は北海道の米澤選手のロードスターをゴニョゴニョ。沖縄~北海道リレーです!
土曜日も1日みなさんの走りを見学して、訊かれたことには全てお答えして、公開練習が終わったらそのまま富士へ戻ります。
日曜日は某所でズミーさんのYouTube生配信を観ながら応援します。電話はいつでもOKなので、気になることがあったら直ぐに電話してください。
というわけで、明日からメールの返信が夜中になってしまいます。特に土曜日にいただいたメールの返信は日曜日の午後になると思います。