2023年7月7日
ロードスターRF前期型のDSC(横滑り防止)&TCS(トラクションコントロール)の使い方が少しだけ分かって来ました。
朝一から何度か交互にON/OFFを繰り返して試してみて、余計な介入をある程度事前にコントロール出来るようになりました。
ブレーキングでDSCが作動している時に、アクセルを開けると確実にTCSが作動します。ガバっと開けると結構減速感を伴うレベルです。
その対処方法は2つ。
①ブレーキング~ターンインでのDSCが解除されるのを待ってアクセルを開けて行く。
②ブレーキング~ターンインでDSCが作動している時でも、アクセルでバランスさせてあげると、一瞬TCSが顔を出すが、直ぐに解除されて加速できる。
こう書くと、②の方が良いに決まってますが、アクセルを開ける量を間違えると、直ぐにTCSが再作動します。そのタイミングは相当早く正確です。ちょっと試したら、1つのコーナーでTCSが3回短く作動&解除を繰り返しました。2速~3速のコーナーでの状況なので、なかなかのレスポンスです。
というわけで、ロードスターRF前期型(後期型は知りません)のDSC&TCSでの走行時は、①と②を状況に合わせて使い分けるとロス(デメリット)は最小限だと思います。
単純にタイムでの比較では、ONの状態はOFFよりも1分20秒のコースで約1秒タイムダウンでしたが、フルドライのテクニカルコースとしてはなかなかのタイムだと思います。
※というわけで、比較動画を撮りましたのでご覧ください。
1本目がDSC&TCSをOFF。2本目がONでの走行です。
2023年7月3日
さてさて、私も仕事柄ユーザー様に色々なアドバイスをさせていただきますが、自分も山野選手に何度かオンボードレッスンをお願いしてアドバイスをいただいて自分の走りを進化させる楽しさを教えていただいています。
私のレッスン内容は、みなさんの参考になることも多いと思い、Facebookでご紹介しているので、観ていただいた人も多いと思います。
このオンボードレッスン動画は、今年の幸田スポーツドライビング・ラボの午後アタックコースを自分で初アタックした時の走りをレッスンしていただいたものです。
パイロンを置いたのは、この数週間前にハイエースで行ったので、RFで走るのは、この動画が初アタックとなります。(2本走った1本目です)
昼の試走なので、路面温度は8℃くらいありました。
タイヤは3分山くらいのゼスティノ07Rです(半年倉庫にしまってあったタイヤを引っ張り出して来ました)。
この日の参加者は全日本&地区戦のトップドライバーさん達が揃っていましたが、PN車輛で1本目のアタックで、私の1本目のタイムと同秒台だったのは、確か全日本の山口選手のGR86だけだったと思います。みなさん練習用のタイヤだったので、1本目は厳しかったと思いますが、それはゼスティノ07Rの3分山もまったく同条件ですからね。
私の走りの山野選手の評価ポイントは87点でした。
止めるブレーキングは6点です。(滝汗)
ライン取りの組立方を含め、モロ納得の評価でした。
実際に、2本目は1.5秒タイムアップしています。その動画を観ると山野選手に指摘していただいた箇所の半分は修正出来ています。
でも、やっぱり半分は甘いところがありました。
この甘い部分は私の組立が「3分山のゼスティノ07Rじゃ、このくらいじゃね?」と決め込んでいるためだと思いました。
要するに操作的なミスでは無く、組立自体でタイムを捨てているということですね。
山野選手にレッスンを受けてから、同じタイヤでアタックしましたが、路面温度は大差ない状況で2本目よりも丸々1秒以上タイムアップしました。
その後はタイヤを換えてしまったので、ベスト更新は出来ていませんが、この時のレッスン内容はタイヤのグリップが落ちても抜群の効果が出ています。
タイムだけを見たらタイヤによってまったく変わって来てしまいますからね。
当たり前ですが、どんなタイヤでもタイムを削り取る組立&操作の練習は可能です。
路面温度が50℃を超えても、ウェット(土砂降りは除く)でもね。
このアタックコースは今年のコースなので、今週の6日を含め、後6回走ることが出来ます。
私の操作と山野選手の組立のアドバイスは、どんなレベルの人にも凄く役に立つと思います。
今年のコースは1コーナーとショートヘアピンへの飛び込み以外は(ショートヘアピンもエスケープゾーンは広いです)安全にアタックしていただける設定となっていますので、ぜひご自身のスキルアップに役立てていただければと思います。
そして、車載動画を撮って、ぜひ山野選手のオンボードレッスンを受けてください。
もちろん、私ももう1度、このコースでレッスンをお願いするつもりです♪
めざせ!90点以上ーーーーー!(^O^)/
2023年7月2日
本日のメイン案件は、このクルマ用の特注BPSダンパーの採寸です。
色々な方法がありますが、ユーザー様の目的がハッキリしているので、レイアウトもキッチリと合わせ込んで製作します!
まずは、お見積からです♪
2023年7月2日
北海道としては異常な暑さとなった全日本ジムカーナ選手権第5戦。 多くの選手がタイムダウンする2本目にタイムを削って2位に滑り込んだ大多和選手。2本目のタイムだけではトップタイムでした。1本目にこの走りをしろよ♪なのは確かですが、初めて走る砂川の特殊な路面を最後のトライでかなり掴んだようです。めちゃ集中した走りを見せてくれました!
https://www.youtube.com/watch?v=PHzZ8YlSR9M
2023年7月2日
今年からクラス分けが変更になって、自由なタイヤサイズを選べるようになったBCクラス。FFマシンで争うBC1クラスを戦う高江選手は第1戦からフロントに255サイズをチョイスして戦って来ましたが、3戦を終了した時点で、33スイフトスポーツに255は、やはりオーバーサイズということになり、フロントタイヤを225にチェンジしました。 北海道ラウンドでは惜しくも5位・4位という成績でしたが、33スイフトスポーツ勢ではトップタイムを出しました。次戦以降に期待です。
https://www.youtube.com/watch?v=cKJguPpeyNA
2023年7月1日
なぜ、ジムカーナコースは覚えられるのに、先ほどの電話の内容は直ぐに忘れてしまうのか?
マジで謎です。
毎日、かなりの数のご相談を電話でいただきますが、電話だけのお問合せの場合、少し時間が経つとその内容をほぼ忘れてしまいます。(キッパリ)
大変お手数ですが、お見積りを伴うお問合せは、必ずメールで送っていただけますようお願い申し上げます。
お電話とメールのダブルでのお問合せも、もちろん大歓迎です!
※セッティング等や、分からない事のお問合せは電話だけのお問合せでも全然問題ありません。
2023年7月1日
今年の頭から評価中のヴァリノ・VR08GPスポーツ。先週からペルギア08Rの評価に入ったので、VR08GPスポーツの評価は少しお休みです。
動画は初コンタクト時のもの。路面温度3℃の美浜ジムカーナDAYのSSAを完全に冷えた状態でアタックしました。
慣れた美浜サーキットなので、どんな状態になってもコントロールする自信はあるので、せーーの!でいきなりアタックしています。
トライアングルの部分は霜が凍っている状態したが、まったく不安なく走れてちょっとびっくりしました。
TW300ですが、トレッドゴムはかなり柔らかく、溝も深いので、冷えた路面でも安定したグリップが得られました。
その反面、TW300でもこれだけ柔らかいと直ぐに減ってしまうのでは?ということと、路面温度が上がって来たらかなりヨレが出て舵の効きは悪くなるだろうな?という予想が。
半年間、アホみたいに走りまくった結果、減りに関しては「マジで?」というくらい減りません。夏場になる頃には3分山くらいまで減らしてトレッドのヨレが無くなった状態でのグリップ力を検証しようと思っていましたが、本当に減りません。これは練習用にはバッチリだと思いました。しかも舵角が大きくなるとアンダーステアが大きくなるので、アンダーを殺す練習にもバッチリです。曲がるタイヤではアンダーを殺す練習は難しいですからね。
しかも、すっぽ抜けるようなアンダーでは無いので、安心してアンダーを殺す練習が可能です。
コレが、このタイヤの最大のメリットだと思います。
これから、ジムカーナやスポーツドライビングを楽しみたいと考えている人には、最適なタイヤですね。
問題は、サイズが少ないことと、ロードノイズが大きいことですね。
ノイズはトレッドパターンというよりも、路面を叩く(ゴムが潰れる)音だと思います。
慣れればどうってこと無いですが、最初はちょっと・・かもしれませんね。
サイズ拡大はヴァリノタイヤさんに頑張ってもらうしかありません♪
改めて動画を観ると、本当に路面温度3℃?という走りです。
1本目と2本目の違いがほとんど無いのが凄いですよね。
というわけで、ヴァリノVR08GPスポーツのコマーシャルでした!(^O^)/
2023年6月30日
今年、やっと成立したオートマ車(手動サイドブレーキ)クラスで、第4戦&第5戦とブッチギリで2連勝を飾った河本選手BRZオートマ。
何と、LSDも純正です!
脚&ブレーキ&マウント類の強化のみで素晴らしいアタックを見せてくれました。
では、河本選手の第4戦の走りを外撮り&車載動画でご覧ください♪
https://www.youtube.com/watch?v=eZVf5eTWIYk
2023年6月29日
☆満員御礼☆
7月20日開催・秒殺トレーニングはお蔭様で満員御礼となりました。
今回もたくさんのお申込み、心より感謝いたします。
とにかく暑くなると思います。
猛暑対策はしっかりとお願いいたします。
路温が高い時だから分かることがあります。
しっかりと休憩しながら1本1本を大切にアタックしてください♪
お待ちしていますーーーーー(^O^)/
2023年6月27日
今回の笠置山モーターパークへは、ヴァリノ・ペルギア08Rを履いての出張でしたが、行きはエアーはナラシ用、ダンパーやバネ&車高も今までと変わらずでした。当然ですよね。お初モノですから。
ちなみに、ペルギア08Rは過去にシルビアに履いていましたが、当時とは若干マイナーチェンジされているそうです。
サイズも違うので、ここはまったくのお初ということで、色々と試して来ました。
まずは、脚はそのままでエアーセット出しです。
土曜日の時点で、ほぼ満足できるセットが見つかったので、日曜日はそのまま走行しました。
エアーセットは変わらずに良いフィーリングでしたが、脚とのバランスに少しだけ気になる点が見えて来てしまいました。
そこで、ダンパーを少し変更して走行したところ、更にタイヤのフィーリングが良くなりました。
そのセットのまま、笠置山を下り、中央高速・東海環状・新東名と走って新城まで。その間のフィーリングは行きとはかなり違って、硬さはありますが、突き上げやロードスター特有の段差でのバタつき感はほとんど気にならないレベルになっていました。
翌日は、新城から下道で引佐まで移動して、引佐から東名方面へ下って、そのまま東名高速を帰って来ました。
ここでの乗り味もグッドフィーリングでした♪
荷物がまったく積めないあーるえふ君の最大のメリットはアタックセットのままで移動中も評価が可能と言うことですね。
※お陰で帰りは燃料が少なくなって途中で高いハイオクを入れなくてはならないかとヒヤヒヤしましたが。(笑)
来週は、美浜・幸田・モー鈴と出張が続くので、それぞれのコースでまた色々な評価をしてきたいと思います。
このヴァリノ・ペルギア08RのTWは200。VR08GPスポーツのTW300はまったく減らないタイヤですが、こちらは結構減ります。
練習用には断然VR08GPですが、安くて、タイムも出て、減りもそれなりに持つという点ではペルギア08Rは凄く良いタイヤだと現時点では評価しています。
個人的には、VR08GPスポーツにこのゴムを乗せてくれないかな?というのが本音ですが、そこはまだまだ評価は始まったばかりです。
評価の旅は続きます!(^^ゞ