川村徹のちょっとタメになるお話の部屋の記事一覧 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務|オーリンズオーバーホール・カスタマイズ・仕様変更・車高調

川村徹のちょっとタメになるお話の部屋

クルマの動きを感じるセンサーってよく耳にしますが。

2026年6月20日

『クルマの動きを感じるセンサーってなんぞや?』
みなさん、考えたことってありますか?
以前に、腰を壊した時に、スポーツ整体の先生に「川村さんは普通の人よりセンサーが1つ多い」と言われたことがあります。
これって、身体を触ると分かるの?と、未だに先生の言葉は理解できませんが(当たり前)、私が思うに、クルマのセッティングに必要なセンサーって、何も特別なモノでは無いと思っています。
身体的なモノよりも、感じた入力を分析する解析力がセンサーだと思っています。
解析力なので、言うならば「経験値」の大きさだと思います。
どんなに器用な人間でも、感じたことを理解するためには、それ相応な経験を積む必要があります。
ふら♪さんのように、宇宙レベルな経験値を積んでいる人は、ごくわずかだと思うわけです。
で、タイムアタック時の操作も同様です。
長丁場なレースや、ラリーでは、アタックしている時間が長いので、1回の走行で得られる経験値はどんどん蓄積されていきます。
一方、ジムカーナやダートラみたいに短期決戦&一発勝負の場合は、あっと言う間にゴールしてしまいます。
短いコースと言っても複雑な設定の場合もあるので、コースを覚えたり、ライン取りを気にしたり、思った通りに動かないクルマやタイヤでアタフタと運転している内にゴールしてしまいますので余計にセンサーの入力を解析する余裕が無くなってしまいます。
なので、自分のセンサーはポンコツなんだと勘違いしちゃうんだと思います。
良く考えてみてください。
センサーの精度って、センサー自体の出来ではありません。
センサーから入った入力を頭で解析できる量と質なのです。
そういう訓練を積んで来たかどうかで決まるのです。
というわけで、トレーニングですよ。トレーニング。
解析能力を磨くためには、全開で走る必要はありません。
普通の道を「普通」に走りながら、十分にトレーニングを積むことが可能です。
タイムアタックする時のセットで、ゆっくり距離を走る。
とにかく感じることを意識して走ります。
じゃ、何を感じるのか?と言えば、結論は「気持ち良さ」です。
ちょこっとセットを変えると「気持ち良さ」がどんな場所で、どんな変化がでるのか?を感じながら走るだけのことです。
というか、それ以外のことを意識する必要は全くありません。
ダンパーの初期の動きが、バネレートがプリロードが、車高が、締め付け位置が、なんてことは走り終わってから分析すれば良いのです。
そして、思った対策をして、また同じことを繰り返す。
この「同じことを繰り返す」ことが、何より大切です。
目的は「気持ち良さ」を感じるセンサーを磨くことですから。
必要なものは、時間とガソリン代のみ。(厳密にはオイルも劣化しますし、タイヤもある程度消耗します)
私の場合は、コレが仕事なので、通勤路を含め、毎日がトレーニングです。
なので、タイヤは年中履きっぱです。
本番タイヤはさすがに勿体ないので、そこそこ良い状態の練習タイヤを履かせて、早起きして出かけてみませんか?
山道へ行く場合は、くれぐれも自然界に生息している諸々な動物にはご注意ください。
もちろん、街中は超絶安全運転です!

ジムカーナネタ。ノーサイド・トレーニングの勧め!

2025年12月16日

シーズンオフになっている選手がほとんどだと思います。
ここで、ジムカーナを楽しんでいるみなさんに、しつこく(笑)ノーサイドでの練習をお勧めします!
もちろん、サイドターンをビシバシ決めるコースでノーサイドで走らなくては意味がありません。
では、サイドターンした方が絶対に速いコースをサイド無しで走るとどういう効果があるのか?です。
もう何度もしつこく書いているので、いまさら感が満載ですが、何と言ってもライン取り(先を読む能力)とブレーキング(舵角に合わせたスピードコントロール)の訓練になるのですよ。
そして、舵角が大きく(ほぼ最大舵角)なるので、タイヤを転がすイメージがしっかり出来ます。
ということは、闇雲にステアリングを早く切るというのではなく、ラインとスピード(タイヤが転がる速さ)に合わせたステアリングを切り込む(戻す)速さの訓練ができるということです。
ラインとステアリングを切る速さがピッタリ合えば、例えばFR車は唐突にリアが出ることはありません。FF車や4WD車は、いきなりアンダーが出ることもありません。
サイドを引いしまうと、これらの動き&操作が「ほぼ」無視されてしまいます。
確かに、多くのジムカーナコースはサイドターンの巧さでタイムが大きく変わって来ます。
でもね、サイドターンが上手な選手でも、ブレーキングやステアリングワーク、そして何よりブレーキングが甘い人は山ほどいます。
私もまだまだ訓練中ですが、私より出来ていない選手の方が圧倒的に多いのは間違いありません。
ダートラをやっていた頃はサイドを引くなんてことはほぼ無かったですからね。
ブレーキングと姿勢変化でタイヤを転がす&スライドさせる。
これが自由自在にできることが何より大切だと思っています。
ということで、シーズンオフに走り込むみなさん。
騙されたと思って「真剣」にノーサイドで訓練してみませんか?
直ぐに飽きてしまうようなら、あなたは「それまでの選手」ということです。
そうそう、グリップのあまり良くないタイヤがより訓練になります。ウェットなら最高ですね。
というわけで、1月2日の身延川村道場では、このノーサイドで走り込む修行をしていただこうと思っています。
サイドターンの練習がしたい人は、ご遠慮ください。
コースもメチャクチャ面白いコースを作りますよ♪
20台限定にしたいと思います。
1月2日に酒を呑まない人は身延へGO!です。(^O^)/

コーナーリング時のステアリング操作を意識するトレーニング。

2025年8月18日

久しぶりに富士山の評価コースを走りに行った帰り道に、ふと思い付いて、こんな動画を撮って来ました。
10分で纏めようとすること自体に無理があるので、なんか超中途半端な動画になってしまいましたが、また気が向いたら「その②」を撮影します!

スラロームにはコーナーリングの要素が満載です!

2025年7月8日

暑い時期にこそ、スラロームの練習がお勧めです!
というわけで、ついついスラロームでパイロンタッチをしてしまうという人は、暑いこの時期こそ、クルマへの負担が少ないスラロームの練習をしましょう♪なのです。
スラロームは「パイロンを避ける」意識で走ってはNGということは皆さんご存知だと思います。
「パイロンを攻める」この意識が何より大切です。
パイロンを攻めるには、
①4つのタイヤの位置をしっかり意識する。
②自分の操作のスピードとクルマのスピードのバランスを意識する。
③スラロームはコーナーリングの連続という意識を持つ。
この3つを意識することが大切です。
そして、この3つの意識を訓練するためには、ライン取りをまずしっかり意識する必要があります。
スラロームはコーナーリングの連続ということにピンと来ない人は、ぜひこの動画を参考にしてください。
ベテラン選手の中にも、①と②はほぼ完ぺきだけど、③がイマイチ!という人も少なくないと思っています。
初心者さんはもちろん、ベテラン選手ももう1度「スラロームのライン取り」をしっかりトレーニングしてみませんか?というお話でした。

山野哲也選手オンボードレッスン。

2025年6月27日

HPにタメ部屋を復活させた記念に、今回は大サービスです!
しっかり観てくださいね。
タダで、この内容が勉強できるなんて、なんと私は優しいんでしょうね♪(笑)
2年前の山野先生のオンボードレッスンです。
山野選手には路面温度もタイヤの状態もお伝えしての評価なので、そこもしっかり踏まえて私の欠点(ロスになるポイント)を丁寧に説明してくれています。
これで良いと思って走っている部分の勘違いや、操作の選択の甘さから来るロスをしっかり指摘してくださっています。
55年走り続けて来た私の悪い癖や考え方をズバっと切ってくれているので、新たなチャレンジが出来る環境を与えていただきました。
この時は68歳ですが、もうすぐ71歳を目の前に、今の私はこの当時よりも確実に速くなっています。
でも、もちろんまだまだです。
山野先生に95点もらうまでは頑張ります!!

ちょっとタメになるお話の部屋シリーズ

2025年6月27日

キョウセイ・ジムカーナシリーズのノーサイドクラス(サイドターン禁止)のデモランに行ってきました。TOOLBOXの室本さんがタイヤ目線で動画を撮影してくださったのでアップします。 このアングルですと、ラインに合わせた荷重移動が良く分かりますね。手前の4本パイロンと、奥の大きなシェルコーナー、島周りから~~~のGが目いっぱいかかったブレーキング。ノーサイドは誤魔化しが効かないのでこういうブレーキングとライン取りはかなり難易度が高くなります。 そして、めちゃ楽しいです♪ サイドターンだけがジムカーナの醍醐味ではありません!!

https://www.youtube.com/watch?v=NnBetxkLMws

ちょっとタメになるお話の部屋シリーズ

2025年6月27日

ハンドルをこじる!
寒い時期に少しでも早くフロントタイヤを温めるために、少しだけフロントタイヤをこじる操作をすることはありますが、基本的にフロントタイヤ(リアタイヤも)のスムーズな縦の回転を邪魔する操作はNGなのは当たり前ですね。
この動画では、特にタイヤの縦の転がりを評価しているので、タイヤ様のご機嫌を見ながら操作をしています。
1番分かり易いのが、奥のトライアングルの回り方と、フェニックスのライン取り、4角のショートカットでの荷重移動に現れています。
タイヤをきっちり転がすためのライン取り&荷重移動をしているのがよく分かります。
フェニックスでは、最後まで縁石にぴったり着いて走りたいんですが、このスピードではハンドルをこじる必要が発生しています。なので、ラインを大きくしてGを逃がしています。もちろんタイムロスです。
ショートカット1周では、やはり舵角を増やす必要がありそうだったので、舵角は増やさずに、ちょっと余計に荷重移動をしてタイヤを転がすように操作をしています。もちろん、これもタイムロスです。
1コーナーもNTPもやはり余計な操作が入っているので、ほんの少しずつロスが発生しています。
結果的に、もっとタイヤがしっかり転がるような(舵角が安定する)セットが出ていれば、こういうロスは防げるわけです。
説明文で、ここから2秒アップ出来ると書いてますが、このままのセットでアタックを続けても、ドライバーが余計な操作をすることに違いは無い(更に余計な操作が必要になる)ので、2秒アップはとても無理です。
更にタイヤの転がる速さを意識した場合は、当然ハンドルをこじる場面も増えて来るからです。
この動画のセットは動き出す反応は凄く良かったです。でも、そこから同じ反応で旋回が継続しないセットでした。タイヤの転がりが変化してしまうのです。ドライバーはその状態を察知してラインを修正したり荷重移動をかけたりします。それがそのままロスになります。
巧いドライバーほど、こういうことが起きる可能性が高いと思っています。
・ステアの反応が良い!
・ブレーキングが安定している!
・アクセルを踏める!
この3台要素がお互いを助け合うセットがベターだと思います。
個々の動きが良くても、お互いが足を引っ張る場面があったら当然NGですよね。
なので、モノ(パーツ)を交換する前に(パーツの比較をする前に)現状でのベストバランスをしっかり出して評価をすることが何より大切だと言い続けているのです。
この業界の人間としては商売っ気が無いと怒られそうですが、足踏みをしている人があまりにも多いのも事実ですからね。
でも、個々の大物パーツが仲良くするために必要な細かいパーツのチューニングは全肯定です。
P&PN車輛は交換はNGでも、少しの調整でもしっかりバランスを出すことは可能です。
練習会でタイムを切り取りして「あーだ!こーだ!」もそれはそれで意味があるし、楽しいとは思いますが、目に見えない動きを感じて煮詰めることはもっと楽しいし、お金も掛からないし、何より遠回りする必要も無くなると思っています。
「急がば回れ!」
私が好きな言葉ですが、これって結果的に遠回りになってしまうという状態とは真逆な言葉ですよね。
あ、色々なパーツを交換して、あーだ!こーだ!と評価することが好きな人を決して否定しているわけではありませんので、お間違いの無いようにお願いします。
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※この動画は大須賀選手のND5ロードスターの現状のセッティングを確認するために、美浜ジムカーナDAYの午前アタックコースSSAの試走時に乗せていただいた時の走りです。サスペンション&LSD&ブレーキセッティングの確認をするために続けて2本走行しましたが、その1本目の走りです。1本目はブレーキバランスの確認と前後のピッチ&ロールバランスの確認しているので、タイヤは常に縦に転がっている状況で走らせています。なので、ターンもコーナーもスラロームも非常にスムーズな動きとなっています。タイムもそこそこですが、このタイヤでベストなセットでベストなアタックなのか?と言うと、もちろんベストな走りは2秒近く先にあります。ポン乗り1本目の評価走行なので当たり前ですね。
その2秒のタイムアップは、「更にタイヤが転がるスピードを上げる」ことで達成できます。舵角もライン(多少は変化します)も同じでタイヤが転がるスピードを上げるセッティング&操作ですね。もちろん最大減速時におけるタイヤの転がりもめちゃ重要なのは言うまでもありません。
横へ逃げようとするタイヤのグリップと格闘するのではなく、もっともっとタイヤに転がってもらうために何をするべきなのか?
タイヤが転がるのも横へ逃げるのも、必ず理由があります。その理由を見つけて対応していくのがセッティングであり、スキルアップなのだと思います。

FR車のペダルワークのトレーニング。

2024年11月14日

ヴァリノVR08GPスポーツもメチャ練習になるタイヤです。
特にFR車のペダルワークの練習はグリーヴァ08Dと同等のトレーニングが可能です。
地区戦レベルの選手にもメチャお勧めのトレーニングですよ。
ウェットのショートサーキットは当然空いているので走りたい放題です♪(^O^)/

減らないタイヤでいっぱい走り込みましょう!

2024年11月14日

しつこく上げていますが、ヴァリノグリーヴァ08D(TW360)は、減らない癖にめちゃくちゃ乗りやすかったです。
FR車でペダルワークを覚えるには最適なタイヤだと今でも思っています。
ちなみに、300本走っても5分山あるのに、ウェットも「それなり」に走れちゃいます!
マジで、凄いでしょ♪
ヴァリノ08GPスポーツと良い勝負です(*^^)v

川村徹の四方山話

2024年11月14日

そういえば、この四方山話の続編はやってませんでしたね。
まあ四方山話ということで、気が向いた時に気が向いたネタで話をしていますので、自分でも何を喋ったのか忘れています。(汗)
というわけで、テレワーク中に、このバランスに関しての四方山話の続編を撮りたいと思っています。
山野哲也選手のオンボードレッスンを何回か受講して、私的に新たなバランスの考え方も加わったので、そのあたりもお話出来ればと思います。
15分間に収まるのか? ご期待ください♪(^^ゞ

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