アジュールの日記帳
中古のオーリンズダンパーをご購入される際にはご注意ください。
2024年8月9日
☆ご注意ください☆
以前から中古のオーリンズをお求めになる際には、前オーナー様からの情報や、ダンパーのOH履歴を確認してからご購入されることを強く推奨させていただいております。
中には外観は凄く綺麗なのに、開けてびっくり!な再販目的な事例や、ニコイチな事例もあります。
最近では、AZURや他のオーリンズオリジナルビルダー様のステッカーが貼ってあるオーリンズの中身が、オーリンズの純正パーツでは無い他メーカーのパーツで組まれていたり、修復不可能な改造を施しているダンパーも見受けられます。
ステッカーが貼ってあるので、「これはスーパーオーリンズだ」とか、「ファクトリーアイティーオーさんのだ」とか、「ケーワンさんのだ」とか信じてご購入されて、装着して走ってみたら???となってOHをご依頼いただく場合や、異音が出ているのでOHをご依頼いただく場合等がありますが、いずれの場合も「開けてびっくり」な状態です。
以前(相当昔し)にも、オーリンズを改造して自社のステッカーを貼っているダンパーを数多くOHして来ましたが(ショップ様オリジナルオーリンズダンパーではありません)、その場合はオーリンズのステッカーは剥がされて、自社ステッカーが貼ってあるので、改造オーリンズということが一目で判断出来ました。
うちやアイティーオーさんやケーワンさんのステッカーが貼ってある場合は、普通は信じてご購入されると思います。
最近ではこういう事例も少なく無いので、オークション等で中古のオーリンズをご購入される場合は、前オーナーさんに確認できる物をお選びいただくのが間違いの無い方法だと思います。
また、再三アナウンスさせていただいておりますが、2世代・3世代前のオーリンズは、パーツが生産中止になっている可能性が高いので(特に人気車種)、多少金額が上がっても最新のモデルをご購入されることをお勧めいたします。
オーリンズダンパーを末永くご愛用いただくためにも、十分にご注意くださいm(__)m
69歳と11か月。笠置山の悶絶コースをアタックして来ました!
2024年7月31日
一昨日・昨日と、まったく時間が取れなかったので、今朝早起きして日曜日の自分の走りをおさらいしてみました。
長文です♪(笑)
まず、今回の笠置山へ行くにあたって、古希記念ニュースペックを決めるための「とある確認セット」を施して、高速・ワインディング・そして笠置山の悶絶コースで評価をして来ました。
行きの新東名高速でのハンドリングに違和感を感じましたが、今回はこのセットを評価すると決めていたので、何もいじらずに評価を続けました。
街乗りでの乗り心地は、ほぼ狙い通りで、少し芯のある硬さはありますが、ギャップ(凸&凹)での収まりも良く、止め過ぎ感も感じられない動きで、こちらは合格でした。新東名で気になった動きは、この芯のある硬さから来るものと、今回履いてきたタイヤが原因と分かりました。
ここで、エアーだけ微調整をして、気になる動きを1つだけ解消して、笠置山のアタックをしました。
朝一でダブルフリーターンのパイロン位置を決めて、グリップとサイドターンの走り方の違いを歩数で検証しました。
その結果、最も歩数の少ない右→右での2回サイドを選択。朝一と昼のデモラン共に、サイド有は右→右で走りました。
サイドブレーキの効きが極端に悪化していたので(急に来ました)、ギリギリまでサイド詰めてみましたが、多少は改善するものの、とてもイメージ通りのターンは無理と判断しました。
デモランでバックするのもカッコ悪いので、案パイ走行でトライしました。
朝イチのデモランではダブルフリーターンまで、1速で行ってしまって、レブが1秒くらいあたってしまいましたが、気温が低かったので、タイムは朝イチがベストでした。
こちらも検証しましたが、走り自体は午後イチの方が良かったので、今回は午後イチの車載動画で、69歳11か月のアタックを検証します。
まずは、スタート。
毎回、山野選手に「もっと回転をしっかり維持してクラッチミートをする」ことを言われていますが、ここはクラッチを労わる癖が出て回転がドロップ!また、言われちゃいますね♪
で、オフセットしながら、尚且つ歩幅が極端に狭くなる7本スラロームへ。
1本目、2本目は全開。3本目で1速へダウン。そのタイミングを利用して4本目のラインに乗せる荷重移動させます。4本目・5本目・6本目は、先先を意識したライン取りと操作で、まあまあタイヤの状態を考えると頑張っていると思います。最後の7本目は直ぐ来る異形の3本パイロンへアプローチするラインを作るために、少し余計に曲げてアクセルオン。
ここで、アクセルオンを少し欲張ったので、ブレーキングが遅れて3本パイロンの2本目を1mほどオーバーラン。ここでラインを修正するためにコンマ2秒ほどロスっています。3本目と再1本目&再2本目をほぼ狙い通りにクリア。問題のほぼ平行四辺形に置かれたパイロンへ向かいます。
この平行四辺形パイロンは、4回すべてサイドを引きますが、1本目と3本目は上り勾配、2本目と4本目は下り勾配なので、そこを意識してスピードコントロールします。
しかし、朝イチより上がった路面温度の影響で、ますますサイドがロックし難くなってしまい、最初の上りターンで失速気味に。ラインも苦しくなってしまったので、2個目の下りターンでスピードを落とさずにターンしましたが、やはりリアタイヤが後ろへ引っ張られてしまい、ここで大きくロス。3個目まで上りになるので、ダブルロスとなりました。3個目はそこそこまとめて、4個目の下りターンへ。4個目はダブルフリーターンまでの車速に影響が出るので、とにかく立ち上がり重視でターンをします。
・・・が、失敗!(滝汗)
結果的に、この平行四辺形コーナーでのロスはコンマ7秒と読みました。
さて、問題のダブルフリーターンですが、後から分かったことですが、各パイロン間隔が1歩狭かったことが判明。この幅で1歩の差は相当大きいので、参加者のみなさんには申し訳無かったです。
実際の走りは、サイドの効きがイマサンだったので、2発目のターンを優先して、1発目はかなり奥でターンして、1度加速する距離を稼いで2発目という作戦を取りました。
が、やはりリアのロックが不十分でイメージとはかなりズレてしまいました。脱出もギリでやっと回った感じです。ダブルフリーターンだけで、1秒以上ロスっていますね。
最後のシケインは、こういう荷重移動は大好物なので、いい感じでクリア。ここでのロスはありませんでした。
というわけで、イメージからは2秒くらいはロスっていますが、クルマ(サイド)とタイヤを考えれば、かなりいっぱいいっぱいなアタックだったと思います。
で、古希スペックはどうするの?ですが、誕生日までに自分のクルマを作業する時間が全く取れそうにないので、涼しくなるまでお預けとなります。
新しいタイヤの評価もあるので、しばらくはこのセットで走るつもりです。
古希とか言っても、1日の長さが変わるわけでは無いですし、1秒の長さが変わるわけではありませんからね。
秒殺の日々は続きます♪(*^^)v
ピロアッパーマウント装着時は、適正な寸法のピロカラーを入れてください。
2024年7月23日
比較的新しいオーリンズダンパーのトラブルで、以前から時々見られるケースですが、ピロアッパーマウントのピロカラーが入っていない、または形状が合っていない、またはカラーがアッパーマウントの上側に入っている等の状態で使用していたタメに、ピストンロッドがダメになってしまい、交換となるケースがあります。
ピロアッパーマウントをセットする場合、アッパーシートの有無とは関係無く、ピロボール(スフェリカルベアリング)の切れ角が大切となります。
正立式ダンパーだけでは無く、ストラットタイプでも、適正なピロカラーが入っていないタメに、シリンダー本体がやられてしまうケースもたまに見られます。
ピロアッパーを装着した際は、アッパーの切れ角が十分に確保されていることを確認してから装着してください。
今回は中古で買ったダンパーキットが、前オーナーのピロカラーの入れ間違いが原因でロッド交換となってしまいました。
中古品の場合(特にオークション等)は、なかなか写真からは判断が付き難いですが、ピロアッパー部分を拡大して見れば、ピロカラーが正常に入っているかが確認出来る場合が多いです。
ぜひ、注意して確認してください。
※正立式ダンパーのピロアッパーマウントでは、マウントベースに直接直巻きスプリングを乗せるタイプが一般的ですが、このピロアッパーマウントに、アッパーシートを追加する場合、直巻きスプリングの受け皿が邪魔になって、追加したアッパーシートとあたってしまいロッドの切れ角が足りなくなる可能性があります。
十分な長さのピロカラーを入れるか、受け皿の無いベアリングシートに交換するか、または受け皿を削ってしまう方法もありますので、確認してから装着することをお勧めします。
メールの返信のレスポンスに関してのお詫びとお願い。
2024年7月17日
☆お詫びとお願い☆
明日は秒殺トレーニングです。
みなさんの走行が無事に終了したら、工場へとんぼ返りして、ハイエースに乗り換えてアローザへ。(そう君運転なので楽ちんです♪)
明日は岐阜県内で1泊。
金曜日早朝に岐阜を出発して、朝一で大会事務局へさのっちから預かったおが屑とオフィシャルさんへの差し入れをお届けして、直ぐに沖縄の高江選手のスイフトをゴニョゴニョ。終わったら次は北海道の米澤選手のロードスターをゴニョゴニョ。沖縄~北海道リレーです!
土曜日も1日みなさんの走りを見学して、訊かれたことには全てお答えして、公開練習が終わったらそのまま富士へ戻ります。
日曜日は某所でズミーさんのYouTube生配信を観ながら応援します。電話はいつでもOKなので、気になることがあったら直ぐに電話してください。
というわけで、明日からメールの返信が夜中になってしまいます。特に土曜日にいただいたメールの返信は日曜日の午後になると思います。
ジムカーナのフルパイロンコースをノーサイドでアタック!
2024年7月13日
私のYouTube動画は、文字もBGMも全く無い、ただの走行動画とうんちく動画ばかりなので、再生回数は大体数百回レベルです。
最近で最も再生回数が多いのが、笠置山の悶絶コースをノーサイドで走行した動画です(前田奥様撮影)。
サイドを引いてる動画よりも再生回数が多いということは、ノーサイドに興味をお持ちの人も多いのかもしれませんね。
ノーサイドだから単純なコースでは無く、悶絶コースをノーサイドでアタックだからこその難しさ&面白さが分かってもらえたならうれしいですね。
誤魔化しが効かないので、クルマのバランスを見るにも最高だと思います。
前からしつこく書いてますが、練習走行の時に、ぜひノーサイドでもアタックしてみてください。
色々なことが分かると思いますよーーー♪
ダンパーのOH&お見積もりに関してのお詫びとお願いです。
2024年7月4日
お詫びとお願い。
6月からオーバーホール&ダンパー新規製作のご依頼をたくさんいただいております。
うちのような、ちっぽけなダンパーチューニング工場を択んでいただきましたことを、心より感謝いたします。
7月に入っても毎日多くのダンパーを送っていただいております。
かなり古いダンパーや、中古でお買い求めになられたダンパーは、細かい部分まで確認しませんとお見積もりが出ませんので、お見積もりの段階でお待たせをしてしまい、大変ご迷惑をお掛けしております。
しかしながら、ダンパーのOH作業は1本1本確認しながら対応させていただかないと、結果的にユーザー様にご迷惑をお掛けしてしまうことになりますので、時間がかかっても1セット1セット順番にお見積もり&オーバーホール作業をさせていただいております。
パーツが廃盤になっていて、代替品を探すのに時間がかかってしまう場合もございます。
中古でご購入されたダンパーの中には、開けてびっくり!オーリンズのパーツでは無い他社製パーツが組み込まれていたり、「これは・・・」という加工をしているパーツもあったりします。(滝汗)
また、非常に残念ながらお見積もりの時点でオーバーホールを断念していただく場合もございます。
いずれの場合も、通常よりもお待たせしてしまう状況となっております。
また、スーパーオーリンズの新規製作もベースダンパーの納期の影響で1~2か月程お待ちいただく場合がございます。
大変ご迷惑をお掛けしておりますが、今後もスーパーオーリンズ・Style藍・BPSダンパーをよろしくお願いいたします。
ついに、マイRF君のBPSダンパーをリセッティングする予定です。
2024年6月29日
古希の誕生日を記念して、ダンパーをニュースペックに変更する予定ですが、ニュースペックの狙いをよりハッキリとさせるために、7月は再評価月間とするつもりです。
まずは、現在の2%アンダーステアセッティングの再確認のために、他の部分は一切弄らずに、ダンパーのセット違いを2種類のタイヤで評価をします。
まずは、倉庫から引っ張り出して来た、ゼスティノZ-REX7000・215/45-17の4分山。
ダンパーのセット0とセット1.25とセット1.5で特注ESAスプリングとのマッチングの再確認です。
下の動画は同タイヤですが、セット1.25で、1%アンダーステアセッティングの時のものです。バネは現行のESAスプリングです(レート・自由長は同じです)。
2日の幸田スポーツドライビング・ラボの天気がちょっと怪しいですが、まあウェットでも十分に評価を出来るのでOKです。3日の美浜もありますしね。
6日は久しぶりにモーターランド鈴鹿も走るので、しっかり評価が出来ると思います。
楽しみです♪
東海地方のみなさん。幸田スポーツドライビング・ラボをぜひ体験してください!
2024年6月28日
幸田サーキットで、練習会(以前は幸田ジムカーナトレーニング、現在は幸田スポーツドライビング・ラボ)を開催するようになって、もう18年くらい経つのかな?
年12回開催だから、18年とすると200回以上やってますね。
私はコース設定の確認と、朝一の時間帯にテーマを決めた評価走行と、昼のアタックコース確認(試走)しか走りませんが、それでも相当な回数を走っています。
なので、コントロールタワー3Fから、みなさんの走りを拝見していると、ドライバーの操作の癖やクルマのセット・タイヤの状態などがハッキリと分かります。
ただ、だからと言って、無暗にアドバイスはしません。
だって、スポーツドライビング・ラボですからね。
みなさんが実践して気になったり、発見したことに関しての質問には事細かくお答えしています。
これは、昔からの私のスタンスで、余程勘違いをしていない限りは、まずはドライバーさん自身が???を発見することが何より大切だと考えているからです。
どんどん速くなるドライバーは、???を次々と発見して研究して納得して進んでいきます。時には、焦って進み過ぎている場合はブレーキ役を買って出ることがあります。
どのタイミングで立ち止まるか?
必要なら原点に戻って、もう1度確認してみるか?
この見極めはとても難しいので、アドバイスする人の状況も考慮してアドバイスの内容や言い方を考えて対応しています。
美浜サーキットで開催しているジムカーナDAYも同様です。
もちろん、うちのユーザー様で無くてもまったく同じ内容でアドバイスさせていただいてます。当然ですよね。
というわけで、7月は2日が幸田スポーツドライビング・ラボ、3日が美浜ジムカーナDAYです。
じっくりと、自分の操作とクルマの動きと向き合える機会です。
ただ、スピードやタイムを狙ってアタックを繰り返すのでは無く、今走ったタイムの内容をしっかり把握しながら、自分の操作&クルマ(タイヤ)の動きを確認してください。
1日に20本走ったら、1本ずつが20回ということをお忘れなく!
まあ、パターン練習を入れると50本くらい走れますが♪(^O^)/
幸田サーキットアタック!ぜひチャレンジしてください♪
2024年6月9日
幸田サーキットで開催されている幸田サーキットアタック。
土曜日半日の競技会ですが、練習走行1本、予選走行1本(予選のタイム順で決勝のクラスが決まります)、決勝2本と合計4本走れます。すべての走行にウォーミングアップランがほぼ1周あるので、路面状況を確認してからのアタックが可能です。今日は1年振りにGRサーキットチャレンジ用のGRスープラSZ・8AT(フルノーマル)をお借りしてデモランをして来ました。
GRスープラSZはオープンデフなので(SZ-RはLSDが装着されます)少し気を使いますがパワー的にホイールスピンをしまくることはありません。フルノーマル車輛とは思えない楽しい走りが出来ちゃいます。このサーキットアタックでは、GRサーキットチャレンジ用車輛(GRヤリスCVT・RS、GRヤリス、GRスープラSZ)をレンタル出来るクラスもあるので、ヘルメット&グローブだけで参加可能です。1台ずつの走行なので、初心者さんにも超安心です。今回のコース設定は幸田サーキットを大きく8の字を描くコースでした。年に1~2回、この8の字コースがありますが、ショートカット部分がめちゃ楽しいコースです。幸田サーキットを8の字出来るのは幸田サーキットアタックだけです。他の回のコースもZEST松下さんが面白くて攻め甲斐があるコース設定をしてくれるので、ほんと楽しいですよ。ぜひ、チャレンジしてください!(^O^)/
外撮り動画を解析してタイムアップの余地を検証する。
2024年6月9日
美浜ジムカーナDAY。SSAのアタック動画です。
タイヤはヴァリノペルギア08Rの今年バージョン。タイヤはほぼ新品です。
ドリフトタイヤはトラクションはかなり良いですが、ブレーキングのフィーリングがイマイチなのが難点です。また、素早く切り返す際のフロントの反応がワンテンポ遅れるので、かなり気を使いました。
今は2分山ですが、ブレーキングと舵の反応は間違いなく2分山が勝ります。
というのは置いといて、朝一デモラン、1発目のタイムが1分3秒6だったと思います。
このタイヤに合わせた操作が出来れば2秒タイムアップします。
では、ご一緒に分析しましょう!
まず、スタートは良い感じです。冷えた路面としてはまずまずですね。
1コーナーは狙ったラインからタイヤ3本分外へ出てしまいました。舵が戻るのも遅れて次の左コーナーへの切り返しが苦しくなっています。トライアングルの頂点からラインを合わせ込めているので、その合わせ込む操作の分も入れて、ここまででコンマ3秒は上げシロがあります。1コーナーの逆走はまずまず、ターンも少し止まりましたが、ロスはコンマ2秒程度だと思います。そこまでが速かったのに、タイヤのスライドスピードに合わせきれていませんね。もう1本走れば!は、この際無しです。(笑)
NTPへのブレーキングはマジで様子見だったので、コンマ2秒はロスっています。当然NTP自体のボトムも合わせ切れていません。NTPだけで、コンマ5秒くらい上げシロがあると思います。※これはこのタイヤが5部山切れば解消できるロスですが。
フェニックスは頑張っていますが、理想はコンマ2秒アップです。立ち上がりはラインを含めてベストだと思います。
ショートカット1周は、このタイヤではほぼベスト。やはり5分山なら1周でコンマ3秒は上げシロがありますね。
270°ターンはこんなものですね。ショートカットの最後の左にかかった荷重を、ターンのブレーキングで解消しながらも、サイドを引くタイミングで最適な右荷重になるようにタイミングを合わせています。右荷重が多過ぎれば、回り過ぎるし、右荷重が足りなければサイドロックだけに頼ったターンになってしまいます。
こういうところは大多和選手が死ぬほど巧いですが、私もかなり得意です♪
で、最後のスラロームはもう笑うしかありません。上り勾配でこのステアリングレスポンスは何もさせてもらえませんでした。このスラロームだけで確実にコンマ5秒以上遅いです。
というわけで、このアタックの狙いのタイムは、1分1秒6となります。
ユウ選手や大多和選手なら、このタイヤで確実にこのタイムを叩き出します。
71RSやベータなら・・・
彼らは決して宇宙人ではありません。
私と同じ人間です。
彼らが一般人と違うところは、タイムをどうやって叩き出すのか?そのためには、クルマをどのようにセットアップしていくのか?が具体的に見えていて、何をすれば良いのかを1つ1つ確実に実践しているところだと思います。
私がそこそこ速いのは、正にソレのみです(笑)。
というわけで、この走りから2秒アップの秘訣を全世界に向けて公開しました!
動画の解析というのは、こうやってやるとメチャ分かりやすいですね♪(^O^)/