オーリンズ オーバーホールの記事一覧 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

オーリンズ オーバーホール

毎日の作業が勉強です!

2024年7月25日

本日は、ショップさんオリジナルのオーリンズを装着されたGRヤリスさんが、OH&仕様変更にお越しくださいました。
装着されてから、そこそこの距離をお乗りということでしたが、ダンパーの状態も良く、問題なく作業が終了しました。
ただ、ダンパーの中身と取付方法に若干の問題があって、そこもしっかりと対策して作業させていただきました。
作業終了時は突然の大雨&雷でしたが、オーナー様に試走もしていただき、乗り味の変化に驚いていらっしゃいました。
今回の作業では、こちらも勉強になることがあったので、今後の作業に活かしたいと思います。
本日は遠路遥々ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

シリンダーシャフト部の曲がり。無事に修正作業終了しました。

2024年5月22日

中古でオーリンズをご購入されたユーザー様から、取付ける前にリフレッシュ&仕様変更をしたいとご依頼いただきました。

中古品の場合は、まずはダンパー&付属品の状態の把握からです。

残念ながら、リアのピストンロッドの摩耗(再使用不可)が進んでいたことと、フロントは写真のようにトップシャフトに曲がりがありました。

旋盤で回して確認したところ、シリンダー本体には歪や曲がりが無かったので、シャフト部&ネジ部のみ修正することにしました。

シャフト部分は問題の無い範囲で曲がりが修正できましたが、何とネジ部にも若干の曲がりがあって、ネジ部の曲がりも無事に修正出来て、ナットもスルスルと回るようになりました。

この曲がりの原因ですが、以前のオーナーさんが、ノーマルアッパーマウントを装着していて、取付方法に少し問題があり、シャフト部に曲げ方向の強い力がかかる状態で長く使用していたことが主な原因だと思います。

ピロアッパーマウントをセットしている場合、ピロカラーの高さ不足でピロボールの切れ角が足りない状態で使用して、シャフトが曲がってしまうトラブルは時々ありますが、ノーマルアッパーをセットしてあったということと、ネジ部にも曲がりが出ていたことを考えるとアッパーシートとアッパーマウントの組付け方法に何か原因があったということですね。

無事に修正が出来ましたので、シリンダー代金が浮きました!

良かったです。(^O^)/

 

超綺麗なS2000さんのダンパーOH&仕様変更です。どんなご要望にも出来る限り対応させていただきます!

2024年5月15日

今日は関東方面から、超綺麗なS2000さんが、OH&仕様変更にお越しくださいました。
TC2000&FSWも走られるということと、彼女とドライブに出かけた時に、助手席からクレームが入らないレベルの乗り心地というご依頼です。
サーキットアタッカーさんなら、助手席から文句を言うような彼女は要らん!とか言いそうですが(負け惜しみ)、そこはユーザー様のご希望にはとことんお付き合いをするAZURですから、突き上げ最小限で、運動性能もバッチリ仕様で仕上げさせていただきました。
これで、助手席からクレームが来たら・・・。
多分、大丈夫だと思います♪
今日は、ありがとうございました。
今後も末永くよろしくお願いいたしますm(__)m

ストリート&ワインディング仕様ZC33Sスイフトスポーツ。

2024年1月11日

去年の年末にお預かりして作業を進めていました、某ショップ様のオリジナルオーリンズ(現在は販売はしていないダンパーです)をOH&仕様変更して(バネもUC-01へ変更)本日装着させていただきました。
突き上げを出来るだけ抑えて、ワインディングでの運動性能を重視したスペックで作業させていただきました。
この度は、ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

なぜ?トラブルが発生してしまうのか?が問題なのです。

2024年1月9日

年間3000本のダンパーを作業していると、「なぜ?こういう状態になるの?」というダンパーに遭遇します。
1本だけだったり、左右だったり、前後だったり。
オーナーさんが何度か変わって、その間にオークション等でニコイチ(最高3個口!)になった物も数多く見てきましたが、ワンオーナーさん品でも、時々???なダンパーを見ます。
ダンパー自体はパーツさえあれば復活しますが、問題は「この状態になった原因」です。
同じような事例が数件出てくると大体の原因は掴めて来ますが、それでも未だに「お初」な事例も出て来ます。
ダンパーは単純な仕事しかしていないのに、ちょっとしたことで各ダンパーへの負担が大きく変わってくることがあります。
車体側の問題も含め、ユーザー様の使い方が原因の場合もありますので、ユーザー様への的確なアドバイスが出来るようにしっかり原因を確認しています。

毎年恒例の書き込みです。

2023年12月14日

毎年のことなのですが、年末年始はOHをご依頼くださるダンパーの中で、かなり状態のよろしくないダンパーの割合が多くなります。
この時期に中古でご購入される人や、しばらく放置していたダンパーを来年に向けてOHされる人が多くなるからだと思います。
通常のOHに比べて、状態によっては2倍、もしくは何等かのトラブルがある場合は数倍時間がかかることもあります。
写真は、オーリンズの正立式ダンパーを逆さまに取り付ける場合、ダンパー下部で減衰調整が出来るようになっているブラケットです。
今回は、このブラケットの内部でロッドがポッキリ折れてしまい、折れたロッドの先端がブラケットの中に残ってしまっていました。(かなり奥で折れています)
しかも、ブラケット内部の減衰調整部分もかなり錆びてしまっています。
ネジ山を潰さないように折れたロッドを削り取って、中を掃除して新しいロッドを組み付けてOHします。
このロッドを削り取る際に、ちょっとでもセンターがずれるとネジ山も削ってしまい、このブラケットごと交換となってしまいます。
このブラケットが非常に高価なので、AZURでは時間がかかっても、出来るだけ修理するようにしています。
新品を製作して交換すれば作業は楽ですし売り上げも出ますが、直せるものは直して使っていただくのがAZURのポリシーです!
もちろん、どんどん新品に交換してください、というご依頼の場合は、簡単に直る場合を除いて問題のあるパーツはすべて交換していますが、あまり予算が無いユーザー様の場合は、出来るだけ安く、でもしっかり作業させていただくように心がけています。
ということで、OHに若干お時間をいただく場合もございますが、出来る限りユーザー様のご希望に添えるように作業をしています。(直せない場合は交換となりますが)
問題のあるダンパーは、作業前にお見積させていただきますので、お気軽にお問合せください。
※OHのお見積りは現物を確認しないと金額が出せませんので、まずはダンパーをお送りください。
※お見積りの内容によっては、OHをキャンセルされる場合もあると思いますが、その場合の費用は送料のみかかります。

ZC33Sスイフトスポーツ用オーリンズダンパーをスーパー化のご依頼です。

2023年12月1日

ZC33Sスイフトスポーツ。
某ショップ様のオリジナル仕様からスーパーオーリンズへ仕様変更のご依頼です。
運動性能と乗り心地を両立したスペックで作業させて頂きます!
最近はロードスターとスイフトスポーツのご依頼が86&BRZに迫る数となっています。
マツダさんとスズキさんには本当に感謝です!
今後も楽しいクルマを作り続けてください(^O^)/

まだまだ元気なR32GT-S。みなさん大切に乗られていますね♪

2023年10月19日

本日は、R32GT-S用オーリンズを中古でご購入されて、事前にOH作業を済ませ、セルフピットサービスをご利用になって、ご自分でオーリンズを取付していただきました。
車高調を装着するのは、まったくの初めてということでしたが、少しだけお手伝いさせていただいただけで、暗くなる前に無事に装着完了です。(アライメント調整だけお手伝いさせていただきました)
大変、お疲れ様でした!
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

全長調整式ダンパーを中古でご購入される場合は。

2023年10月6日

ウプランズさんで製作した特注オーリンズを中古でご購入されて、OH&仕様変更をご依頼いただきました。(※現在はオーリンズの特注ダンパーの製作は一切認められておりません。)
当然、ブラケットは完璧に固着していて、二進も三進も行きません。
元ウプランズ(現ラボカロ)の山野さんにお願いして何とかブラケットを外すことが出来て無事にOH&仕様変更作業が終了しました。
特注品に限らず、全長調整式ダンパーを中古でご購入される場合は、ブラケット部が「普通に回るかどうか」を先方に確認してからご購入されることを強くお勧めします。
新しいブラケットをパーツで購入されると、OH料金がとんでもない金額になってしまうこともあります。
というわけで、カッコ良くて路面に張り付いて走るBMW完成です♪(バルブスペックはタイプS:100%です)
大変お待たせをしました。今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

シャフトトップの6角部分を舐めないようにご注意ください!

2023年9月7日

ご自分で、オーリンズダンパーのアッパーマウントを脱着しようとして、シャフトの頭の6角部分を舐めてしまって、アッパーマウントを外せなくなってしまった。という内容のお問合せ、修理ご依頼を良くいただきます。通常のオーバーホール時にも同様な内容のご依頼をいただきます。 オーリンズのシャフトトップの6角部分は修正が効かないので、ロッドASSYの交換が必要になってしまいます。ロッドが生きているのに交換って、それは実に勿体ない話ですよね。 という分けで、そういう状態にすでになってしまったというオーリンズユーザー様や、ちょっと舐めそうで怖い!というユーザー様のために、AZURではこのような対策をしています。という内容と、インパクトレンチを使用する際の注意点をお話させていただきました。 ご自分で作業される際の参考にしてください。

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https://www.youtube.com/watch?v=iPbuL_17Cn4&t=24s

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