オーリンズ オーバーホールの記事一覧 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

オーリンズ オーバーホール

カタログモデル(吊るし)のままでのオーバーホールもお気軽にお申し付けください!

2022年7月14日

オーリンズのカタログモデルでまったく不満が無いので、そのままOHだけという依頼も大丈夫ですか?
というお問合せを時々いただきます。
もちろん、通常のOHのみのご依頼もお任せください♪
スーパー化しないから頼み難いなんてことは一切ありません。
サブバルブのみチューニングするプチスーパー化と併せて、通常のOHのご依頼もお待ちしています。
お気軽にお申し付けくださいm(__)m

10万キロ以上、オーバーホール無しのオーリンズ!

2021年12月22日

本日、ダンパーのOHのご依頼でお越し頂いたRX-8さん。
何と!10万キロ以上OHしていないそうで、日帰り作業はとても無理ということで、車輛ごとお預かりして作業させていただいてます。
最も心配だったリアの全長調整部分の固着も無事にクリアー!
エンドアイブッシュはまだ生きていますが、ユーザー様のご希望なので交換します。
フロントのピストンロッドはさすがにNGでした。後はフロントバンプラバーとダストブーツが劣化していたので交換となります。
PCVタイプでしたので、PCVバルブもちょいとプチスーパー化してOHしました。
10万キロ以上ノーOHということで、かなり身構えて作業しましたが、ユーザー様が大切に乗られているお陰でダンパーの状態も良く、サクサクと作業は進んでおります。
この分ですと本日中に着地できそうです♪(^^ゞ

オイル漏れを起こしたままで走り続けると!

2021年10月24日

全日本ジムカーナ選手権サービス出張中に、工場でお留守番の影山さんから送られて来たオーバーホール作業中のロードスター用ダンパーピストンの写真。
正立式ダンパーでこうなってしまうことはあまりありませんが、原因ははっきりしています。
オイル漏れしたダンパーで、そのまま走り続けるとこのようにピストンリングが削れて無くなってしまいます!(滝汗)
購入したクルマに装着されていたダンパーだそうですが、以前のオーナーさんはとても乗れたもんじゃなかったと思いますが相当な距離をこの状態で乗っていたことになります。
今回は仕様変更目的のご依頼ですが、この状態で乗らなくて大正解でした。(新オーナー様はこのダンパーには乗っていませんでした)
完璧にリフレッシュしてお届けいたします♪(^^ゞ

ギリギリで分解&修正出来ました! 

2021年7月6日

今年初かな?(^_^;)
ちなみに、この状態の作業方法は、まず砕けたキャップをシリンダーギリギリで削って、後はめり込んだキャップ部を力技で分解。(この時にロッドを傷つけないように細心の注意が必要です。)
歪んで開いてしまったシリンダーの頭を治具でまん丸く修正して、中身を出す時にスムーズに分解出来ればOKです。
と、書くと簡単ですが、やるとかなり大変な作業です。普通はシリンダー&ロッド&キャップ等、新品交換となると思いますが、1本だけの製作は特注品と変わらないので、出来るだけ分解・修正・修理をして作動の問題の無い状態にしています。
しかも、このダンパーはウプランズ製の特注品(うちからの依頼品ではありません)でしたので、余計に修理する必要があったというわけです。このシリンダーはもう製作不可ですので!

全長調整部の咬み込みにご注意ください!(定期通信)

2021年2月6日

最近、本当に多いトラブル!
全長調整ブラケット部の咬み込み。
ちょっと重くなった程度で送っていただければ、比較的問題無く修理出来ますが、強引に回そうとしてしまうと最悪はブラケット交換&シリンダー交換となってしまいます。(@_@)
今回は車高調レンチで回らなくなったのでパイレンで挟んで強引に回そうとしてしまったそうです。
何とかブラケットは外せましたが、シリンダーの底の部分のネジ山がかなりの幅でお亡くなりになっていました。
潰れたネジ山を削り取って、生きている部分のネジ山を修正して、何とか問題無く再利用できました。
こうなってしまう前に、ぜひ修理に出してくださいね!
まずは、調整部分をマメに掃除することをお勧めします。
高価な全長調整式ダンパーが非全長調整式ダンパーにならないように十分にお気をつけください。

AE86用特注オーリンズダンパー、無事にOHできました。

2021年1月16日

本日、無事に中身のOHが完了したAE86用ダンパーです。
かなり前に、どこかで特注されたオーリンズです。作りは良いのですが、やはりネジ部や加工部の固着はどうにもなりません。
スピンドル部からストラットケースを外さないとOH出来ないので、とにかくあらゆる方法を使って何とか分解しました。あまり強引にやると再利用が出来なくなってしまいますので、とても気を使いました。
減衰調整ノブはネジ部が潰れて空回りしていましたが(分解出来ない)、ここは超器用なそう君のお陰で無事に修理できました。
後は組み上げて完了です!

全長調整式ブラケットの固着にご用心ください。

2020年12月24日

動画のダンパーはFC3S用特注オーリンズのフロントストラットです。手で軽くクルクルと回っていますが、実はこのブラケットは完全に固着していました。(かなり昔に製作された特注品です)

専用の工具を使っても回すことが出来なかったので、奥の手を使って何とか回せました。外してしまえば、後は錆を落として、錆止めをして完成です。

ストラットの場合は、最悪はブラケットが固着していてもシリンダーは抜けますので、ダンパー本体のオーバーホールは可能ですが、折角の全長調整式ダンパーですので、やっぱり調整出来た方が良いに決まってます。

リアは正立式で、こちらも何とか回せたので無事にオーバーホール出来ましたが、正立式の場合は、ブラケットが固着した場合、ブラケットを破壊して外さないとオーバーホールが出来ません。その場合は新品のブラケットをご購入いただかなければなりません。FC3Sの場合は特注品なので、時間も費用もかなりかかってしまいます。

対策は、マメにロックナット&ブラケットを回していただくことしかありません。その際は、しっかりネジ山を掃除してから回さないと砂利等を噛みこむ恐れもありますので、十分に注意して作業してください。

少しでも硬かったら迷わずAZURへダンパーを送ってください。無理に回そうとするとネジ山を完全に潰してしまい、シリンダーも交換となってしまいます。

これからのシーズン、積雪や凍結防止で塩カルを撒かれるので、特にご注意ください。雪道を走行されたら必ず水(温水)で洗い流しておくと固着を防ぐことができます。

以上、全長調整式ダンパーのメンテナンスのお話でした!

BMW・MINI用ダンパーも得意です!

2020年12月15日

土日を利用して、遠方から泊まり込み(工場に泊まったわけではありません♪)で、ダンパーOHにお越し頂きました。
シリンダー等にはまったく問題が無く無事に作業は終了しました。
今回はメインバルブの動きには不満が無いということと、でも、しいて言えばもう少ししなやかさ&しっかり感が欲しいということでしたので、DFVバルブのみプチスーパー化させていただきました。
この度は、遠路遥々ありがとうございました!
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
ちなみに、AZURにはBMW.miniのユーザー様がかなりいらっしゃいます。
コンフォート指向・ワインディング&高速仕様・サーキット仕様まで色々なユーザー様がいらっしゃいます。
BMW.mini用スーパーオーリンズは基本的にDFVを活かしてセッティングしています。特にリアはDFVが良い仕事をしてくれるので、DFVバルブをちょっと変更するだけで、更に上質な乗り味を実現します。
新品ダンパーはもちろん、OH&仕様変更のご依頼もお気軽にお問合せくださいm(__)m

古いダンパーのOHのご依頼もお気軽にお申し付けください。

2020年12月11日

毎年のことなのですが、年末年始はOHをご依頼くださるダンパーの中で、かなり状態がよろしくないダンパーの割合が多くなります。
この時期に中古でご購入される人や、しばらく放置していたダンパーを来年に向けてOHされる人が多くなるからだと思います。
通常のOHに比べて、状態によっては2倍、もしくは何等かのトラブルがある場合は数倍時間がかかることもあります。
写真は、オーリンズの正立式ダンパーを逆さまに取り付ける場合、ダンパー下部で減衰調整が出来るようになっているブラケットです。
今回は、このブラケットの内部でロッドがポッキリ折れてしまい、折れたロッドの先端がブラケットの中に残ってしまっていました。(かなり奥で折れています)
しかも、ブラケット内部の減衰調整部分もかなり錆びてしまっています。
ネジ山を潰さないように折れたロッドを削り取って、中を掃除して新しいロッドを組み付けてOHします。
このロッドを削り取る際に、ちょっとでもセンターがずれるとネジ山も削ってしまい、このブラケットごと交換となってしまいます。
このブラケットが非常に高価なので、AZURでは時間がかかっても、出来るだけ修理するようにしています。
新品を製作して交換すれば作業は楽ですし売り上げも出ますが、直せるものは直して使っていただくのがAZURのポリシーです!
もちろん、どんどん新品に交換してください、というご依頼の場合は、簡単に直る場合を除いて問題のあるパーツはすべて交換していますが、あまり予算が無いユーザー様の場合は、出来るだけ安く、でもしっかり作業させていただくように心がけています。
ということで、OHに若干お時間をいただく場合もございますが、出来る限りユーザー様のご希望に添えるように作業をしています。(直せない場合は交換となりますが)
問題のあるダンパーは、作業前にお見積させていただきますので、お気軽にお問合せください。
※OHのお見積りは現物を確認しないと金額が出せませんので、まずはダンパーをお送りください。
※お見積りの内容によっては、OHをキャンセルされる場合もあると思いますが、その場合の費用は送料のみかかります。
※パーツ交換が必要で、そのパーツがすでに生産終了している場合は、流用できるパーツで作業可能な場合と、OHが出来ない場合があります。ご了承ください。

初回オーバーホール年数・最高記録更新!

2020年10月10日

☆20年11ヵ月振りのオーバーホール!!☆
R32GT-RのPCVモデルのテストでお借りしたユーザー様のGT-Rですが、何とこの度、20年11ヵ月振りのOHをさせていただきました♪
この間の走行距離は、ぬぁ~~~んと!たったの1万5千キロ!!
当然、ダンパーに目立った痛みも無く、通常のOHパーツ交換のみで新品の動きが復活しました。(PCVはスーパー化しましたが)
今までの最高記録が17年オーバーだったので、初OH品としては最高記録更新ですね!
今後、この20年11か月を更新するダンパーが現れるのか?(*^^)v
※写真は取り忘れたそうです。

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