ブログの記事一覧 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

アジュールの日記帳

競技車輌の脚のセットを一般道で評価するということは?

2025年12月19日

日頃からいつも言ってることですが、タイムアタック時のクルマの動き。
私が重視しているのは、何と言っても「気持良さ」です。
運転していて気持ち良ければ、タイヤも気持ち良いというのが、その理由です。
でも、一般的に「気持良さ」と言うと、クイックなステア特性だったり、トラクションの掛けやすさだったり、ようするに「操作に対してのクルマの動き」ですよね。
でも、各動きの反動でストレスが大きい場合は、それらの動きのデメリットも大きくなってきます。
もちろんクルマの動きですから、ドライバーの操作でそのストレスは軽減できます。
よりタイムを出すことに有効な動きを引き出して、それによるストレスを軽減する操作というわけです。
でも、その操作は、また違ったストレスを生み出します。
そこが、セッティングとドライビングのバランスだと思います。
ほとんどノーマルに近い車輛でも、大幅に改造した車輛でも、レース専用車輛でも、このストレスのバランスが結果的に安定した速さを生み出す肝だと考えています。
タイヤ自体のグリップ力が非常に高い場合は、よりそのグリップ力を引き出すセッティング&ドライビングが必要ですよね。
逆にグリップ力が低いタイヤの場合は、よりコントロール性重視でタイヤの状況が分かり易いセッティングが必要になります。
これ、両方が凄く大切だと思うわけです。
私は、どちらかと言うと、後者の状態でセッティングを出すのが得意ですが、もちろん前者の状況を更に引き上げるセッティング&ドライビングも超重要視しています。
どっちが!では無く、自分の得意分野を把握した上で、もう片方の勉強をしていくことが何より大切だと思っています。
趣味でモータースポーツをやっている人でも、時間的&金銭的な制約の中で、自分でしっかり感じ取る訓練は出来ます。
モータースポーツは扱う道具が大きくて凄く力があるので、ほんの少しのことで結果が大きく変わってしまいます。
というか、変わらなけれダメです。
でも、大きくて力が強いので、ドライバーがその変化を感じ取るのが難しいのも確かです。
というわけで、その違いを判断するのはあなた自身です。
身近な場所にも、クルマ&タイヤの動き・自身の操作を評価する道路はたくさんあります。
もちろん、『安全スピードでの走行』は常識です。
まずは、評価する自身の能力を磨くことが「気持良い動きをしてくれるクルマ」で「良いタイムを出す」ための1番の近道ですし、それが何より楽しいんです♪
※最新のうんちく動画です↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=1LmjwJORMZ0&t=10s

秒殺トレーニング2025。全日程を無事に終了出来ました!

2025年12月18日

本日で今年の秒殺トレーニングの日程は全て終了しました!
参加してくださった選手のみなさん、オフィシャルをしてくれたクラブ員のみなさん、本当にありがとうございました!m(__)m
秒殺トレーニングも来年で40年目に突入します。
第1回は清水サーキットでの開催でした。
毎月開催になったのは日本ランドから。
その後、富士スピードウェイに会場を変えて開催して来ました。
来年のコースは初心に戻って「よりシンプルで基礎トレーニングがたくさん出来る」コース設定となります。
2026年第1回は会場側の都合で1月29日(木)の開催となります。
2月・3月は第3木曜日です。
ぜひ、ご活用ください♪(^O^)/

ジムカーナネタ。ノーサイド・トレーニングの勧め!

2025年12月16日

シーズンオフになっている選手がほとんどだと思います。
ここで、ジムカーナを楽しんでいるみなさんに、しつこく(笑)ノーサイドでの練習をお勧めします!
もちろん、サイドターンをビシバシ決めるコースでノーサイドで走らなくては意味がありません。
では、サイドターンした方が絶対に速いコースをサイド無しで走るとどういう効果があるのか?です。
もう何度もしつこく書いているので、いまさら感が満載ですが、何と言ってもライン取り(先を読む能力)とブレーキング(舵角に合わせたスピードコントロール)の訓練になるのですよ。
そして、舵角が大きく(ほぼ最大舵角)なるので、タイヤを転がすイメージがしっかり出来ます。
ということは、闇雲にステアリングを早く切るというのではなく、ラインとスピード(タイヤが転がる速さ)に合わせたステアリングを切り込む(戻す)速さの訓練ができるということです。
ラインとステアリングを切る速さがピッタリ合えば、例えばFR車は唐突にリアが出ることはありません。FF車や4WD車は、いきなりアンダーが出ることもありません。
サイドを引いしまうと、これらの動き&操作が「ほぼ」無視されてしまいます。
確かに、多くのジムカーナコースはサイドターンの巧さでタイムが大きく変わって来ます。
でもね、サイドターンが上手な選手でも、ブレーキングやステアリングワーク、そして何よりブレーキングが甘い人は山ほどいます。
私もまだまだ訓練中ですが、私より出来ていない選手の方が圧倒的に多いのは間違いありません。
ダートラをやっていた頃はサイドを引くなんてことはほぼ無かったですからね。
ブレーキングと姿勢変化でタイヤを転がす&スライドさせる。
これが自由自在にできることが何より大切だと思っています。
ということで、シーズンオフに走り込むみなさん。
騙されたと思って「真剣」にノーサイドで訓練してみませんか?
直ぐに飽きてしまうようなら、あなたは「それまでの選手」ということです。
そうそう、グリップのあまり良くないタイヤがより訓練になります。ウェットなら最高ですね。
というわけで、1月2日の身延川村道場では、このノーサイドで走り込む修行をしていただこうと思っています。
サイドターンの練習がしたい人は、ご遠慮ください。
コースもメチャクチャ面白いコースを作りますよ♪
20台限定にしたいと思います。
1月2日に酒を呑まない人は身延へGO!です。(^O^)/

ND5ロードスター用スーパーオーリンズ・OH&仕様変更

2025年12月12日

本日、関西方面から2度目のOH&仕様変更にお越しいただいたND5ロードスターさん。
お住いの周辺道路の路面状況があまり良くないそうで、現状のタイプS:50%・G:50%のバランスのままで、若干の突き上げ軽減と主にバタつきを改善したいというご要望でした。
アッパーマウントをノーマルに変更して、リジットさんのスラストタイプのマウントシートをセット。
バルビングもDFVを含め見直してセッティングさせていただきました。
作業終了時には雨も降って来てしまいましたが、帰りの新東名~新名神で、新しい乗り味を確認していただけると思います。
今回もありがとうございました!
引き続き、今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

FFヤリス。ジムカーナ仕様からターマックラリー仕様へ仕様変更です。

2025年12月11日

今日は、身延方面?から、FFヤリスのBPSダンパーのOH&仕様変更に木内っちゃん親子がやって来ました♪
ジムカーナ用からターマックラリー用に変更しています。
もちろん、前後のバネも交換、ストローク&減衰特性&ガス室容量も見直しました。
狭い林道がメインステージになるとのことですので、合言葉は「落ちたら飯抜き!」です♪(^O^)/

12月27日(土)開催・幸田スポーツドライビング・ラボ走り納めは満員御礼となりました。

2025年12月11日

12月27日(土)開催の幸田スポーツドライビング・ラボ『走り納め2025』は、午前も午後も満員御礼となりました。
今年の走り納めと来年へのセット確認にご利用ください。
午前中は2025AコースとBコースでパターン練習は変わらずです。サイドターンをしたい人は両コース共に最後のスラロームパイロンでのターンは自由です。(最高360°ターンor8の字ターンまで、それ以上の複数ターンはご遠慮ください。)
午後のアタックコースは、台数が多いので前半区間を少し短くしています。でも、シケインへのブレーキングは非常に難しいので、楽しんでいただけると思います。
スポーツドライビング・ラボのコース設定は「パイロンに触らない集中力と正確な操作」を訓練していただくことが目的です。
日頃「え?触った?」というパイロンタッチをしているドライバーさんは、1日パイロンに絶対に触らない!という意識をしっかり持ってアタックしてください。
これって、みなさんが考えている数百倍大切な訓練なのです。
ラボのコースは、クルマに乗ったままで「滝修行」をしていただくことが出来ます♪
というわけで、当日はよろしくお願いしますーーー(^O^)/
※コース図が汚くてすみません。近いうちに幸田サーキットのHPに綺麗なコース図がアップされますので、ご確認ください。

2026年度1月開催の美浜・幸田・FSW秒殺の予定です。

2025年12月9日

2026年度。
第1回美浜ジムカーナDAYは1月7日(水)開催。
第1回幸田スポーツドライビング・ラボは1月11日(日)開催。
第1回秒殺トレーニングはFSWさんの都合で1月29日(木)の開催となります。
しっかり予定を入れておいてくださいね。
2026年コースは、当然ですが、ぜ~~~~~~んぶ楽しいですよ♪(^O^)/

GRヤリス・DAT用スーパーオーリンズ装着。

2025年11月28日

本日はGRヤリスDATさんにスーパーオーリンズ・タイプS:80%・R:20%仕様を装着させていただきました。
今までは他メーカーさんの脚を装着されていましたが、不具合があったそうで(外した際に確認出来ました)、どうせなら!ということでスーパーオーリンズをご購入いただきました。
まだ6.000キロ走行だそうですが、雨の日は全く乗らないそうで、下回りも新車でした♪
休日に走りに行くことが楽しみとのことですが、今までとは異次元の乗り味をお楽しみいただけると思います。
大変、お待たせいたしました!今後も引き続き、よろしくお願いいたしますm(__)m

軽量化無し・ボディ形状変更無し・4drお買い物車M3最新スペック発進!

2025年11月26日

昨夜、出張から戻ったBB選手に無事にM3を納車出来ました!
シェイクダウンはBB選手の仕事の都合もあって12月の中頃になりそうですが、いくつかのパターンを考えてあるので、まずはイニシャルスペックでキッチリと合わせ込むところからです。
今回は今までのセットとはかなり方向性を変えているので、超ーー楽しみです。
『4drお買い物車』最速を目指して♪(^O^)/
※前スペックでの走行動画です。ベストからコンマ5秒落ちのラップです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=_0i_dZVxNOw

タイプS:100%と言っても、バルビングは色々なのです。

2025年11月21日

私のRFの新スペック。
タイプS:100%でタイムもしっかり出す仕様です。
それって、タイプS:50%・G:50%仕様と同じじゃね?と思う人もいるかもしれません。
でも、私にとってはタイプS:100%仕様なのです。
ちなみに、タイプS:100%は、運動性能をしっかり確保していて、街乗りでの乗り心地もフラットライドで乗り易いというコンセプトです。
問題は、この運動性能と街乗りの快適性とのバランスです。
正直、これはクルマの車高・バネ・タイヤ&ホイールで大きく変わって来ます。
補強パーツを入れている場合も変化は大きいです。
結局、100%とは、ユーザー様が何を最も重視しているかの割合なのです。R:100%はサーキットでの運動性を最重視したスペックとなります。
G:100%はジムカーナアタックでの運動性能を最重視したスペックとなります。
S:100%は一般道でのフラットな乗り味とワインディング&高速道路での安定感と安心感を最重視しています。
ようするに、私のRFのS:100%は、一般道での乗り味とワインディングと高速道路で快適な走りが出来ることが最重視項目で、尚且つドライバーが頑張ればタイムが出る!というスペックとなります。
なので、実際のバルビング(等)は、ある人にはそれぞれ50%の割合に近いバルビングであったり、S:30%・G:70%に近いバルビングだったりするのです。
結局、クルマの仕様(タイヤを含む)・ドライバーの技量&価値観によって、同じ%同士でもバルビングは変わってくるということです。
というわけで、私のRFのタイプS:100%は、あくまでも狙いは街乗り&ワインディング100%なので、実際はかなり運動性能重視のバルビングでも、その運動性能を確保した上で、「街乗りの乗り味」を私の「価値観」で「100%」重視した「スペック」なのです。
とまあ、なんのこっちゃ?と思われる人がほとんどだと思いますが、言葉で表現するとこういうことになります。
まだまだ細かい調整は必要なので、来年いっぱいは現状のバルビングで更に上の気持ち良さを目指します♪(^^ゞ
といううんちく動画はこちら↓ ↓ ↓

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