全長調整式ダンパーのトラブル続編 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

TOP >  全長調整式ダンパーのトラブル続編

このダンパー調整ブラケットはFD3S用です。先日開催された本庄サーキットでの全日本ジムカーナの会場で、積車に積むために車高を上げてきて、車高を戻していざ!走行!という時に、調整ブラケットが完全に咬み込んでしまい、まったく動かなくなってしまったと言ってきました。
現場で確認しましたが、これはちょっとやそっとのことでは直らないと判断して、そこそこ車高が出た状態だったので、車高はそのまま走ってもらいました。
昨日、トラブったダンパーが送られてきたので、早速修理しました。
最初は何とかブラケットを回そうと、あの手この手で色々とやってみましたが、今回の咬み込みはかなり強烈でした。
このまま強引に回そうとするとシリンダーにも悪影響が出るので、仕方が無くブラケットをネジ山ギリギリまで削って外しました。
もちろん新品のブラケットをお買い上げとなってしまいました。
原因は想像通り、小石の咬み込みでした。ねじ山が3周分くらい削れてしまっていました。

ブラケットを回している途中で「あれ?」と感じた時は、そのまま強引に回そうとしないで、必ずAZURへ送ってくださいね。

写真は、外したブラケットカップ部です。
決して缶ビールではありません~~~

Calendar Loading