スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

Style藍

Style藍の強めの段数のセットを徹底的に評価してみます。

2024年4月12日

さて、今日からの愛知出張は、またまたハイエースです。
現在のスペックで、私的にド嵌りな段数はフロント8段、リア10段ですが、普段通勤でハイエースに乗っているそう君には、ちょっと柔らかいということです。
彼はフロント6段、リア8段くらいで良いという評価です。
というわけで、今回の出張は段数をフロント6段、リア8段で固定して、色々な道で6-8のメリット&デメリットを評価してきます。
実際に、今までも私のお気に入り段数セットよりも、更に強めの段数が良いというユーザー様が大勢いらっします。
そういうユーザー様は、「硬さ」という評価ではなく、「車体の動きが少ない」という部分での評価でダンパーの減衰を見ているからですが、Style藍を択んでくださるユーザー様は、そういう部分で択んでくださるユーザー様が圧倒的に多いのも事実です。
もちろん、私のように腰が悪くて、突き上げはNG!というユーザー様や、リアシートにご高齢の親御さんを乗せるので、車高を下げたら突き上げが気になって来たというユーザー様には、私のお気に入りの段数から更に段数を緩めた動きが良いという場合もあります。
というわけで、今回は「車体の動きが少ない」段数での評価を徹底的にして来ます。

Style藍・テストスペック。製品化決定です!

2024年4月1日

本日の評価走行合計3時間半。三ヶ根の山道を色々と走りながら段数セットの評価をして来ました。

動画はその20分の1の長さの動画です!

https://www.youtube.com/watch?v=RbK_DGm4zyo&t=27s

Style藍・テストスペック。市販品に投入決定です!

2024年4月1日

Style藍が発売されて10年経ちました。今まで評価してきたスペックはすでに50種類以上です。ハイエースのモデルやユーザー様の使用目的・乗り味の好みに合わせて、数多くのスペックを世に送り出して来ましたが、そろそろやり尽くした感があったので、1度10年前に初めてセッティングをした時のイニシャルスペックをもう1度研究してみようということになり、今回10年前のイニシャルスペック改を評価しています。 結果は上々です。 もちろん、新たなスペックとして製品投入が決定しました!

新プロジェクトX。

2024年3月29日

プロジェクトXが18年振り?に復活だそうですね。
放送当時は、すべての回が面白くて、中島みゆきさんの歌も大好きでした。
私のような個人工場の職人でも、不可能と思えるような大プロジェクトや誰も考えなかったような技術にチャレンジする技術屋さん達の頑張りは色々な意味で活力をもらえる内容でした。
4月から始まる新プロジェクトXは、主に平成の出来事&人物を取り上げるということですので、時代の変化と共に変わって行く人々の考え方(仕事内容はもちろん、その人の人生観も)の違いも興味が湧くところです。
楽しみですーーー♪
で、前にも書きましたが、私がマツダ株式会社さんから表彰された時の賞状には、ロータリーエンジンの生みの親・山本さんのお名前が刻まれています。
表彰状をいただいた時には、山本さんがどういう人物なのかということはもちろん知りませんでしたが、プロジェクトXを観た時に見覚えがあるお名前だったので不思議な感じでしたが、この表彰状を見た時に、間接的ですが私と繋がりがあったことを喜んだ記憶があります。
新プロジェクトXは4月6日から放送開始だそうです。
毎週録画予約をしなくちゃ!(^O^)/

ハイエースでオーリンズを装着されている方は、ご注意ください。

2024年3月26日

本日、作業中のハイエース用オーリンズダンパー。
ハイエース・フロントダンパーあるある案件で、例によってシリンダーキャップ内が錆で大変な状態でした。
この原因は分かっているので、AZURではとある対策をしてシリンダー内に水が入るのを防いでいます。(オーリンズの取説通りにダストブーツを装着していてもNGです)
それでも、時々はこのような状態になることがあるので、更なる対策をする予定です。
ちなみに、錆が酷い場合は、錆を落としてもシリンダー内部が凸凹になってしまい、諸々な不具合を発生することもあります。
ハイエースのユーザー様の多くは、カタログモデルをご購入されて10万キロくらい走ってからOHをご依頼いただくので、フロントシリンダーとロッドガイドを交換となる場合があります。
そのような状態では、ピストンロッドも確実に交換となりますので、OH料金が通常の倍近くかかってしまうこともあります。
カタログモデルを装着されているハイエースのオーナー様は、少し早めにOHしていただけると出費を抑えられると思います。
では、現実的にどの程度の走行距離でOHするのが妥当なのか?といいますと、雪道を走らない場合は5万キロ、雪道を頻繁に走る場合は頻度によりますが、2万キロ~3万キロで初回のOHをされることをお勧めします。
折角のオーリンズダンパーを快適な状態でお乗り続けていただくために、早めのOHをご検討いただければと思います。よろしくお願いいたしますm(__)m

FFヤリス用スーパーオーリンズ装着。

2024年2月27日

ん台目のFFヤリス用スーパーオーリンズ。
BPSダンパーは予算的に厳しいということで、ヴィッツ用オーリンズをFFヤリス用に仕様変更して装着しました。
取付にはちょっとしたコツが要りますので、ポン付けというわけには行きませんが、中古品をOHして装着すれば相当リーズナブルとなります。
容量的にはBPSダンパーが圧倒的に勝りますが、予算が無い人や、ストリート向けの仕様には、この仕様もコスパは最高だと思います。

レガシィ用オーリンズの乗り心地にご不満のあるユーザー様へ

2024年2月4日

さて、このところ競技車輛のネタが続いたので、たまにはストリート車輛のネタです。
昔から、AZURではBL・BP・BHレガシィ用オーリンズダンパーのOH&仕様変更のご依頼をたくさんいただきます。
ご依頼内容の多くが、助手席&後部席からの乗り心地のクレームを何とかしたい。というものです。
カタログモデルのままでお乗りの方と、ダンパーはそのままでバネだけ1~2キロ柔らかくしたという方とがいらっしゃいますが、両者に共通している点があります。
それは
・車高がかなり低め
・タイヤ&ホイールを18インチに変更
です。
レガシィに18インチは装着タイヤでも違いはありますが、基本的に乗り心地(特に路面からの突き上げ)が悪化する傾向となります。
そして、やはり18インチは車高が低い方が似合います。なので、かなりギリを狙って車高を下げています。
ホイールのインセットもツライチを狙った外側ギリギリな組み合わせも多いです。
というわけで、乗り心地悪化の原因としては
①車高を下げてアームの角度が悪くなる
②バネレートを下げてストローク自体も少なくなる
③ツライチ狙いでレバー比が大きくなる
④18インチのタイヤ自体のクッション性の問題
⑤特に50キロ以下の街乗りスピードで上記の影響が大きい
ということになると思います。
折角家族全員が乗れて運動性能も安全性も考えてレガシィを購入して、更に楽しく乗るためにアフターパーツも色々と装着したのに家族からは不満の声が!(滝汗)
これでは、お父さんは浮かばれませんよね。
というわけで、もちろん完ぺきではありませんが、お父さんのご希望を出来るだけ損なうことなく、ご家族のみなさんに楽しくドライブしていただくために、バルブシム0.05mmに拘ってセッティングしているのが、レガシィ用タイプCスペックとなります。
タイプCとはいえ、レガシィにC:100%はお勧めしておりません。
あくまでもレガシィらしく!狙いはタイプS:50%・C:50%~S:20%・C:80%です。
ご家族からの不満を解消して、ハンドリング&運動性能は出来る限り確保した乗り味をお届けできるように日々研究しています。
写真は前後共にレートダウン(サスペンションプラスUC-01装着)&車高ダウンを施して、タイプS:20%・C:80%のスーパーオーリンズへ仕様変更させていただいたレガシィさんです。
8段~14段の組み合わせで、ご希望の走りが実現できるようにセッティングさせていただきました。
ご家族から乗り心地に関する指摘を受けている全国のレガシィオーナーさん。
まずは、AZURにご相談ください。
相当良くなります!(^^ゞ

ND5ロードスター用スーパーオーリンズOH&仕様変更

2024年1月20日

2度目のOH&仕様変更にお越しいただいたND5ロードスターさん。
ワインディングを軽く流す程度の運動性能と街乗り&高速道路での快適性と安定性をご希望のタイプS:80%・C:20%スペックとなります。
今回はタイヤ&ホイールの17インチ化に対応した仕様変更と、車高をフロント10mm、リア15mmアップでセッティングさせていただきました。
本日は冷たい雨の中、ありがとうございました!
今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

現在のダンパー作業納期のご案内です。

2024年1月17日

スーパーオーリンズ・新品ダンパーの納期ですが、現在オーリンズがほぼ受注生産となっています関係で、ベースダンパーの入荷までに約1か月から1か月半の納期となっております。
車種によっては更にお待たせしてしまうこともありますのでご了承ください。
※ハイエース用Style藍は、出来るだけ納期を短くできるように対応させていただいております。
また、BPSダンパーの納期は製作履歴のある車種の場合で約3か月。製作履歴の無いワンオフモデルの場合は正立タイプで3か月、倒立タイプ(ストラット)で4か月となります。
また、レイアウト上かなり工夫が必要になる場合は、更に1~2か月お時間をいただく場合もあります。
よろしくお願いいたします。
なお、現在のオーバーホールにかかる日数は、加工や修理が必要でなければ10日間前後。加工や修理を伴う場合は2週間~3週間となりますので、こちらもご了承ください。
この状況は3月まで続くと思われます。
緊急な案件は、別途対応も可能となりますので、その際はご連絡ください。
今後もスーパーオーリンズ&ブラックプログレススーパーダンパーをよろしくお願いいたしますm(__)m

4年振りのオーバーホールです!(^O^)/

2024年1月13日

本日、4年ぶりにダンパーのOHにお越しいただいたDC2さん。
競技車輛でも遠征が少なく、街乗りをしない場合は、毎年のようにダンパーをOHする必要はありません。Dマシンなんて、スペックを変更しなければ5年くらいOHしないのはザラです。

でも、4年振りは少し空き過ぎですね! ロッドが1本とバンプラバーが2個とダストブーツが1台分交換となりました。

今回は、ちょっとフロントに悪だくみを施して作業させていただきました。もちろん、リアもフロントに合わせて変更しました。

これで、走りもシャキっとします。今年の東海シリーズでの活躍が楽しみです♪

本日はありがとうございました!また、会場でもよろしくお願いいたしますm(__)m

 

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