タイヤ&パーツ豆知識の記事一覧 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

タイヤ&パーツ豆知識

NDロードスター専用・BRIDEシートレール(新発売改良タイプ)。

2024年4月17日

昨夜取り付けた(付けてもらった)、BRIDEさんのNDロードスター用シートレールですが、大きなメリットと、いくつかのデメリットがありますので、簡単にご紹介したいと思います。
まず、最大のメリットはペダル位置の適正化です。これは特にアクセルペダルからブレーキペダルへのスムーズな移動時間短縮に大きく貢献してくれます。これで、光の速さで移動出来ちゃいます♪
次の大きなメリットはシートの傾斜角度の最適化です。
今までも少し長穴加工をして、シートを目いっぱい下へ取り付けた状態で出来る範囲で傾けていたのですが、新しいシートレールはシートの下げ幅が大きいので、穴位置そのものをずらすことが可能です。これで、シートバックの傾斜ももちろん、お尻の角度、太腿の角度もかなり好みの角度に調整出来ました。
実際のスポーツドライビング時の角度は、走りながら微調整するかもしれませんが街乗りではとても良い感じです。
これで、ステアリングがチルトだけでは無く、コラム位置とステアリングの角度を別々に調整出来れば、もう何も言うことはありません。
で、デメリットですが、まずはシートが前に出ません。
レールの取付位置は、フロアのネジ山にボルトがギリギリ入る位置(センター寄りMAX)で、目いっぱいシートを後方へ下げた状態(写真)で、すでにセンターコンソールに当たっています。
力いっぱい前へ出しても、2~3ノッチしか前へ出ませんでした。私はこの位置で問題無いですが(身長179cm)、もう少し身長が低い人は、センター寄せを少し犠牲にして前へ出るように取付る必要があると思います。
後、これはちょっと工夫すればクリアできる問題ですが、普段3点式ベルトを装着する際に、4点式のシートベルトのバックル側をシートの裏側に回しているのですが、その隙間が全くありません(写真)。いちいちアイボルトから外して脱着するにも、シートが前へ出ないのでかなりの難易度だと思います。(私は見た瞬間に諦めました)
バックル付近とコンソールにマジックテープを貼って固定するのがベターだと思うので、今日百均へ行って試してみます。
とまあ、工夫すれば妥協点は見つかると思いますが、まずは理想的なドラポジを取ることが何より最優先なので、その自由度はかなり増えてくれました。
北海道での秒殺が新しいドラポジのシェイクダウンです。
楽しみ♪楽しみ♪(^O^)/
追記:BRIDEのLOWMAXタイプのフルバケでしたら、身長185cmの人でもメットを被れます。(RFで)
足もセーフだと思います。
身長190cm前後の人は、実際に座ってご確認ください。

VALINO VR08GP NEUMAのウェットグリップテスト走行

2024年4月4日

VR08GP・NEUMA。
寒い時期のウェット路面は、ほぼ71RSと同じグリップ力です。
でも、コントロール性はNEUMAに軍配が上がります。
そこは、08GPスポーツ(TW300)と同じですね。
ヴァリノタイヤ全般に言えることですが
特出しているのは、このコントロール性の良さだと思います。フロントの動きに少し癖がありますが、そこはエアーを含めてきっちりセットすればOKです。
熱い時期のドライでの性能も楽しみですね。

ただ、スポーツと違って減りはそこそこ早そうな感じです。

https://www.youtube.com/watch?v=3gWEyOab-Hk

ヴァリノVR08GPスポーツの評価は一先ず休憩です。

2023年7月1日

今年の頭から評価中のヴァリノ・VR08GPスポーツ。先週からペルギア08Rの評価に入ったので、VR08GPスポーツの評価は少しお休みです。
動画は初コンタクト時のもの。路面温度3℃の美浜ジムカーナDAYのSSAを完全に冷えた状態でアタックしました。
慣れた美浜サーキットなので、どんな状態になってもコントロールする自信はあるので、せーーの!でいきなりアタックしています。
トライアングルの部分は霜が凍っている状態したが、まったく不安なく走れてちょっとびっくりしました。
TW300ですが、トレッドゴムはかなり柔らかく、溝も深いので、冷えた路面でも安定したグリップが得られました。
その反面、TW300でもこれだけ柔らかいと直ぐに減ってしまうのでは?ということと、路面温度が上がって来たらかなりヨレが出て舵の効きは悪くなるだろうな?という予想が。
半年間、アホみたいに走りまくった結果、減りに関しては「マジで?」というくらい減りません。夏場になる頃には3分山くらいまで減らしてトレッドのヨレが無くなった状態でのグリップ力を検証しようと思っていましたが、本当に減りません。これは練習用にはバッチリだと思いました。しかも舵角が大きくなるとアンダーステアが大きくなるので、アンダーを殺す練習にもバッチリです。曲がるタイヤではアンダーを殺す練習は難しいですからね。
しかも、すっぽ抜けるようなアンダーでは無いので、安心してアンダーを殺す練習が可能です。
コレが、このタイヤの最大のメリットだと思います。
これから、ジムカーナやスポーツドライビングを楽しみたいと考えている人には、最適なタイヤですね。
問題は、サイズが少ないことと、ロードノイズが大きいことですね。
ノイズはトレッドパターンというよりも、路面を叩く(ゴムが潰れる)音だと思います。
慣れればどうってこと無いですが、最初はちょっと・・かもしれませんね。
サイズ拡大はヴァリノタイヤさんに頑張ってもらうしかありません♪
改めて動画を観ると、本当に路面温度3℃?という走りです。
1本目と2本目の違いがほとんど無いのが凄いですよね。
というわけで、ヴァリノVR08GPスポーツのコマーシャルでした!(^O^)/

ゼスティノ07Rは、やっぱりコスパ最高です!

2023年6月22日

美浜スーパージムカーナシリーズ第3戦。朝一のデモラン動画です。
タイヤはゼスティノ07Rのフロント3分山・リア1分山(汗)でのアタック(1本目)です。
ここまで減っても、まだタイムが出るって凄いですよね。
夏場の練習には最高です♪(^^ゞ

ヴァリノタイヤ・VR08GPスポーツ

2023年1月31日

ドリフトで有名なヴァリノタイヤですが、VR08GPというグリップ系のスポーツタイヤも発売しています。今回は新たにVR08GPのニューモデルとしてVR08GPスポーツが発売されるということで、まずどんな特性のタイヤなのか?を確かめるために、ロードスター用の205/50-16をテストさせていただいています。ジムカーナでテストする前に、いつもの富士山周辺のワインディングでゆっくり走りながらエアー圧に対してのタイヤの減衰特性変化を確認してみました。詳しい内容は、今週ジムカーナコースをアタックして、まとめてご報告させていただきますが、まずはゆっくりドライブしながらVR08GPと会話を楽しんで来た動画をご覧ください。いつもの評価コースは日陰が完全に凍結していたので、一般車輛とはまったくすれ違うことなく、のんびりドライブを堪能できました♪
※動画はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=yy1j4ofI0JM&t=29s

ESAアシストスプリングの仕事風景

2021年8月17日

巧選手が撮影してくれたESAアシストスプリングの仕事風景動画。
約15mm弱の作動長でも、これだけの仕事をしています。
もちろん低レートアシストの作動長15mmとは、その仕事の内容は違うのは当然です。
どちらにもメリットがあり、デメリットもあります。
自分がメリットを活かしたセット出し&ドライビングが可能なのか?
デメリットが気になってどうも美味しいセットが出ないし乗り難いというのは当然あると思います。
ちょっとしたダンパーのセット変更で、今まで感じられなかった良い方向の動きが出る場合もあります。
ESAアシストスプリングは、目的があって作りました。その目的と違う仕事内容を求めたら結果はNGです。
リアのリバンプ側のストロークがもう少し欲しい。
でも、レスポンスは落としたくない。
もちろん、高いトラクションは絶対条件。
というご希望で作ったバネです。
高レートのアシストで丸材を使って0Gでの作動長を12mm~15mmの間で設定したい。
(株)サスペンションプラス・宮浦社長に無理を言って作っていただきました。
同じような性能のアシストスプリングを同じくらいの値段でリリース出来るのなら、どんどん真似をしていただいて結構です。
でも、儲かりませんよ♪(笑)
※動画はこちらから ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

直巻き用ロアーシート専用スラストベアリングシート。

2021年3月12日

ノーマルアッパーマウントを装着されているユーザー様で、たまにスラストタイプのベアリングシートをロアシート側に付けているパターンがあります。
特に軸重が重い車輛で直巻きスプリングが捻じれる音が気になる人は上下にベアリングシートを装着している場合もあります。
この時にご注意していただきたいのは、一般的なアッパーシート用のベアリングシートをロアーシート側にも装着しますと、水や砂が入り込んで直ぐにベアリング効果が無くなってしまいます。
そういう場合は、ロアーシート専用スラストタイプ・ベアリングシートをご使用ください。
バネが座る位置が蓋状になっているので、ベアリング部に水や泥が侵入するのを防いでくれます。
導入時に注意する点は、シートの厚み分、ロアーシートが下がるということです。
アッパーとロアー、両方にベアリングシートを装着した場合、最大で28mmほどロアーシートが下がります。
全長調整式ストラットの場合はネジ山が足りなくなることもありますので、ご注意ください。
また、ロアーシートに被る形となりますので、ロアーシートの外径が大きくなります。ダンパーとタイヤとの間隔が狭い車輛はご注意ください。
ノーマルアッパーのベアリングが樹脂の薄い板だけだったり、樹脂の小さなベアリングだったりする車輛は、ステアリングを切った時にスムーズな回転が得られずに異音が出る場合があります。
そういう場合には、本当に強い味方になってくれますよ。
異音対策だけでなく、直巻きスプリングのスムーズな動きをご希望の人には、乗り心地の改善にも効果絶大です!
リアスプリングがセパレートタイプで、下側に直巻き用のスプリングシートをセットしている場合にも効果大です。(上側にセットしている場合は、通常のアッパーシート用を使用します)
このタイプはリジットさんで受注生産で製作してくれています。
もちろん、AZURでも取り扱っています。
ストラットタイプはもちろんですが、正立式でもバネが捻じれる音が気になる場合は、ぜひお試しいただければと思います。

初めてアシストスプリングを装着する際の注意点。

2021年1月16日

車高調にアシストスプリング(ヘルパースプリング・テンダースプリング等))をセットする際には、アシストのレートはもちろんですが、アシストのセット長(0G時の位置から密着時までのストローク量)が動きに大きく影響します。

初めてアシストスプリングをセットする場合、お勧めのセット長は10mm~25mm程度がセットを出しやすいと思います。まず、最初に試す時は作動長15mm前後で試して、その後10mmと20mmを試すと方向性が出しやすくなります。15mmより20mmの方が良かった場合は、次は25mmを試すという順番がお勧めとなります。

慣れてくると、計算値から大体の目安をつけて組み込むことも可能となりますが、その場合でも、やはり計算値から前後に5mmは動かして確認することをお勧めします。

ちなみに、ESAアシストスプリングの作動長は0Gで13mm(軸重によって多少変化します)前後となるように設計しています。もちろん理由があっての設計ですが、その狙いはぜひご購入いただいてご自身で確認してみてください。なるほど!という動きをしてくれると思います。

※長めの作動長でセットする場合、ダンパーのロッドストロークによっては1Gからのバンプストロークが不足してしまうことがありますので、ご注意ください。

※全長調整式ダンパーの場合、メインスプリングの自由長によってはアシストスプリングをセット出来ない(車高が出ない)場合がありますのでご注意ください。また、ネジ式ダンパーの場合は、ロッドストロークを合わせる必要がありますのでご注意ください。

https://www.youtube.com/watch?v=3M_xFwbOpG4

リジットさんのデルリン製マウントシートの活用方法

2020年11月10日

リジットさんのデルリン製マウントシート。
厚さもちょうど良く強度も折り紙付き!ちょっと加工すれば色々な用途に使えるので、非常に重宝しています。
最もお勧めなのが、内径60㎜のスプリングシートを65㎜用に変換する時です。
異音防止にも優れた効果があります!
ちょっと内側を削るだけで、ほとんどのスプリングシートにセット可能です。
新しくスプリングシートを用意するよりも性能的にも断然メリットが大きいです。
ご希望の人がいましたら、通常の金額でお出しできますので(加工賃はサービス)お気軽にご連絡下さい(^_^ゞ

サスペンションプラス・UC02装着。

2020年4月25日

BPSダンパー(ゴールドバージョン)をご愛用いただいていますステージアさんにサスペンションプラス・UC-02をご購入いただきました。
荷物を積まれることが多いということで、リアのCリングを調整して、この車高にセットしました。
その乗り味は?(*^^)v

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