テスト走行記事
86&BRZ用ニュースペックダンパー評価動画
2018年6月22日
先日、仕様変更した某選手の86でニュースペックの評価をさせていただきました。
前回はウェットだったので、それなりの評価はできましたが、今回は1部路面は濡れているものの、ほぼドライ路面で評価できました。
動画はポン乗り時の走りです。乗り易さを追求したスペックなので、1発目のアタックでの動きの評価が重要なポイントです。
ドラポジが合わなかったのでちょっと走りも窮屈な(笑)感じですが、1部ウェット路面としては、非常にコントローラブルで、正に自由自在なドライブングが可能です。動画からもその動きが解りますね。
86&BRZ用アズライトスペック。お勧めです。
サーキット仕様・ジムカーナ仕様・ストリート&ワインディング仕様と豊富なスペックでご依頼をお待ちしています♪
1部山のβ02でスケートリンク(FSW)をタイムアタック
2018年6月22日
秒殺トレーニングは生憎のウェットとなってしまいましたが、スケートリンクのように滑るFSWジムカーナコースはウェットでも、とても良い勉強ができます。
今回は街乗りのフル装備S15シルビア+β02・1部山でタイムアタックしてきました。
動画は昼のデモランです。ライバルはハイパワーS15を駆るヤシロ選手。
1本勝負で1秒差で勝利(^O^)/ ウェットはパワー差が出ないので楽勝でした♪
例によって長いうんちくの最後が10分縛りでカットされてしまいましたが、ウェットを攻める心構え?のお話をしていますので、お暇な方はぜひご覧ください。
本日のガレージ作業はレガシィワゴン用スーパーオーリンズのOH&バネ交換。
2018年6月20日
本日のガレージでの作業はスタイリッシュなレガシィワゴンさん。
普段は高齢の親御さんをリアシートに乗せるということ。
サーキットで楽しく、気持ちよく走れること。
この2つが今回の作業に関するご要望です。
ダンパーはDFVからアズライトへ変更。
バネも前後UC-01に変更していただきました。
来週にもALTかTC1000を走られるとうことですので、インプレをお待ちしています!
あと、リアシートの乗り心地のインプレもお願いしますm(__)m
で、ニパ子号の結果は?
2018年6月18日
練習不足&テスト不足の中、かなり良い走りを見せてくれた稲川選手のニパ子号。結果は・・・?
想定内!(^-^;
https://www.youtube.com/watch?v=jlSnXL-An5g
鬼トラクションと言えば!
2018年6月18日
JAF中部ジムカーナ選手権第5戦。
超激戦のSA2クラス・3連勝のチャンプ榎本選手。まったくブレない走りはさすがです(*^^)v
しかし、何度観ても榎本選手のトラクションの掛け方は絶妙ですね♪
https://www.youtube.com/watch?v=HQATVWIIO4c
鬼トラクションを外から観る。
2018年6月18日
というわけで、村上仁+YT41+03G・S5の鬼トラクション&軽快な動き&抜群のインフォメーションがよく解る外撮り動画です♪
https://www.youtube.com/watch?v=tScui1NWBN8
03G・S5の鬼トラクション!
2018年6月18日
全日本TC1000で初S5コンパウンドで走行してから、ずっと低速コースが続いて、なかなかS5用のセッティング出しをする機会が無かったのですが、今回の鈴鹿南で、ドライバーの仁ちゃんも手ごたえをしっかり感じられるセットが出せました!
車載からも、先を読みながらドライビングしている様子が解ります。
で、結論はSC仕様シルビアで出したセッティング方向が、そのままDマシンにも当てはまると言うことです。
やはり、タイヤの特性に合わせたセッティングが肝ですね。クルマの動きがうんぬんとか言ってる内は正解は見えないと思います。
クルマはタイヤで走る!当たり前ですが、ここが1番重要ですね(*^^)v
https://www.youtube.com/watch?v=HhQvIqnHT0M
YT41の03G・S5コンパウンド
2018年6月17日
今年の全日本ジムカーナ筑波でおろした03G・S5コンパウンド。昨日の鈴鹿南の走行で22本目の走行です。
車重430kgのYT41。セッティングも決まってタイヤへの攻撃も最小限です♪
現在前後共に205サイズですが、バランス的には丁度いいですね。ちなみに、エアーはフロント0.5、リア0.4(冷間)です。
全日本ジムカーナ選手権IN北海道公開練習。ZC33Sスイフトスポーツ・ニパ子号走行動画。
2018年6月16日
今日(公開練習)のニパ子号!
しかし、仕事が忙しくてテストはもちろん練習もほとんど出来てない稲川選手。
誉めるとミスコースするので(笑)あまり誉めませんが、今後が楽しみです♪
https://www.youtube.com/watch?v=ctZDBU6KYO0&feature=youtu.be
AZUR流バルビングのお話。
2018年6月15日
現在、通常販売されている4輪用のオーリンズは基本的に20段減衰調整機構が標準装備されています(1部車種を除きます)。
この調整機構はメインバルブにかかる油圧をニードルバルブで減圧(バイパス)して同じ入力があった時のバルブの仕事量を変化させる仕組みです。
ニードルバルブなので、本来は無段階調整ですが、解り易くするために60度毎にカチ、カチと節度が出るようになっています。1周回すと6段と数えることになります。
この非常に単純な調整機構ですが、メインバルブのバルビングによって、ニードルバルブがバイパスする圧とバランスを変化させることができます。
このバルブシムの積み方に各チューナーのノウハウが生きてくるわけですが、AZURでは1枚1枚のシムがその役割をほぼ均等に行うようにバルビングするのが基本です。
例えば、外径が同じくらいで厚さが異なるシムを重ねることは極力避けています。その理由は1万キロくらい乗っていただくと体感できますが数字で出る違いでは無いので説明は省きます。また、極端に大きさが違うシムを重ね合わせたり、シム毎に大きく入力が異なるような積み方も好みません。
数千キロ毎にOHしてシムを新しくするのなら話は違いますが、安定した減衰特性を長時間持続させ、ニードルバルブとのバランスを崩さないようにセッティングするのがダンパーチューニングの基本だと考えているからです。
特にストリートユースのダンパーには基本中の基本です。
また、走り出して直ぐの特性を重視するメーカーさんもありますが、うちは1枚1枚のバルブシムが馴染んでからが本来のダンパーの仕事内容と考えています。
そのために、1枚1枚の仕事量を減らすように沢山の枚数を重ねてセッティングします。
例えば、86&BRZ用アズライトスペックのフロントダンパーのメインバルブには1本あたり20枚のシムを重ねています。リアダンパーには19枚のシムを使用しています(このシムが大変高価なので、枚数を多く使うのは利益率を下げることになります(^-^;)。この1枚1枚のシムの厚さや外径の違いによって、タイプC・S・G・Rの各タイプの基本減衰特性を出し、また更に細かい調整によって各タイプの混合スペックをバルビングしています。
ただし、あくまでも1枚1枚の仕事量が均等に変化するようにバルビングするのがAZUR流です。どれか1枚&数枚の仕事量を増やす、または減らす積み方は前記の理由で好みません。
まったく同じ数値が出たとしても、実際に仕事をする際の1枚1枚の環境(仕事量)によって、ダンパーの働きは変わってきます。そのことは、オーリンズの開発のお手伝いを20年以上やって来て、数え切れないスペックのダンパーを装着した色々な車輛を、自分で実際にステアリングを握ってペダルを操作して確認をして来ました。
ダンパーは内部に組み込まれているパーツすべてが役割をしっかり持って、バランスよく仕事をしてこそ、本来の性能を長時間持続できるのです。
AZURでは、多少利益率は落ちても妥協しないバルビングによって、数字だけでは表せないAZURセッティングならでは安定した走りをユーザー様にお届けいたします。