Style藍・オーバーホール
日々進化を続けるStyle藍をどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
2022年7月1日
3年前にカタログモデルからStyle藍へ仕様変更していただいたユーザー様かのメールです。この時からStyle藍は更に進化しています。次回のOHの際には何なりとお申し付けくださいm(__)m
※ 昨日、6月29日にオーリンズO/H 仕様変更でお世話になりましたハイエースワイドの〇〇です。この度は色々とお世話になりありがとうございました。作業が終わり近くの道を試運転しましたが、正直こんなにも変わるのかと驚きました。当方、中古でオーリンズを購入し自分で走行しただけでも8万キロ程度走行してからのO/Hとなりますが、ショック本体には大した損傷もなくロッド一本の交換と基本的なO/Hで作業も終了し耐久性においても素晴らしいショックなんだなと改めて思いました。
帰りの一般道も細かな路面の凹凸もきちんと吸収し、フワフワ感も見事に解消されております。高速道路では車体が凄く安定しているのが分かり、伊勢湾岸道の横風も気にならなく、気がつけばO/Hして頂く前よりも20〜30キロもスピードが多く出てしまっておりました。ここは気をつけます!
肝心な子供の車酔いですが、本日も100キロ程走りましたが全く酔う気配もなく機嫌よく後部座席で座っておりました。妻からは「車に乗って移動する事が苦痛でなくなった」と言われ、本当に作業を依頼して良かったと思います。
脱着時も親切にして頂き、また色々なお話もさせていただけて個人的にも大変勉強になりました。また距離を走った時にはO/Hをお願いします。
またのお越しを心よりお待ちしています。
ありがとうございましたm(__)m
まずはお気軽にお見積をご依頼くださいm(__)m
2022年7月1日
以前からスーパーオーリンズとBPSダンパーはどういう違いがありますか?
というお問合せをいただきます。
基本的にスーパーオーリンズはオーリンズのカタログモデルをベースにユーザー様のご使用目的に合わせてチューニングしたダンパーです。レイアウトはオーリンズのカタログモデルから大きく変更することは出来ません。
一方、BPSダンパーは(株)エリアスポーツ中西代表にレイアウトを含め専用の設計をお願いして、1セット1セット製作していただいております。オーリンズのラインナップには無い車種や、すでにカタログ落ちしてしまった車種用のダンパーも製作可能です。
どちらのダンパーも要になるバルブはAZURでセッティングさせていただいております。
BPSダンパーは競技専用とお考えの方も多いですが、ストリート仕様にも絶対的な自信を持っています。
特注製作となるため、若干金額は高くなってしまいますが(それでも特注製作モデルとしては相当お安い価格設定で頑張っています)ユーザー様には価格以上の走り!と大変高評価をいただいております。
スーパーオーリンズ&BPSダンパー。どちらもパーツはすべて信頼の日本製を使用しています。
走りに拘るすべてのドライバー様に、新しい走りの世界をお届け出来るようにベストな組み合わせをご提案させていただきます。
まずは、金額を含めお気軽にお問合せください。
大体いくらくらいするの?でも結構ですよ。
想定内の金額でしたらオプションパーツも含め詳しい内容でお見積させていただきます。
(※ワンオフダンパーで製作履歴の無い車種用の場合はお見積に時間がかかることがあります。)
Style藍コンフォートスペック・16段のギャップ走破性。
2022年6月25日
すでに3000キロを超える評価走行を終えたニューコンフォートスペックで、いつものキョウセイドライバーランドへの坂道にある2つの段差(ギャップ)での収まりの良さを確認してきました。
段数は私のお気に入りの前後16段戻しです。
結果は、思った以上の収まりの良さに私自身もビックリでした。
というわけで、その収まりの良さを動画でご覧ください!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=aJ48AT9GVIg
23万キロ走行のStyle藍。10万キロ振りのOHです。
2022年6月24日
2回目のOHにお越し頂いたハイエースさん。履歴を確認したら、走行距離は25万キロですが、Style藍を装着していただいてから23万キロの走行でした。
前回のOHが13万キロ時ですので、今回は10万キロでのOHです。
ダストブーツも傷んでいて、これは相当な交換パーツが出ると予想していたのですが、ブーツ破れの所為でシリンダーのキャップ内部が錆びていた以外はロッドも無事でした!
これは、ドライバーさんの日頃の運転が凄く巧いということと、高速道路での移動が大半ということで、ロッドに斜めの力が入らなかったため、走行距離からすると非常に良い状態だったということです。
普段はバイクや荷物を積んでいるので、荷台にGをかけない走り方をされていたのだと思います。
☆Style藍・ニューテストスペック評価走行の旅・まとめ☆
2022年5月17日
さて、広島の金本さんのインプレを元に製作したニューテストスペックでの評価の旅。
今回の金本さんのご要望は「運動性能は多少犠牲になっても良いので、乗り心地をもっと改善したい」というものです。
もちろん、トーションバー&リーフスプリングというサスペンションの特性もご理解いただいての「出来るだけ」というご要望です。
運動性能を犠牲にすると言っても、運動性能が売りのオーリンズのピストン&バルブシステムなので、1歩間違えれば、「ただの乗り心地の悪いちょっと硬めの高いダンパー」となってしまうことも。
今までのStyle藍、8年間に及ぶノウハウは1度無視しても新たな走りを手に入れる必要性を感じました。
そこで、今まで数多くのスペックを評価してきた中で、まだ1度も試したことが無いバルブ特性にチャレンジしました。
新テストスペックの基本コンセプトは「20段戻しでの乗り心地と運動性能のバランスの最適化」です。
①あらゆる入力時での突き上げを最小限に抑える。
②前後のピッチングバランスの最適化。
③連続した入力時のバタツキ感の軽減。
④市街地走行スピードでの後部座先の乗り心地改善。
⑤高速走行時の安定性と横風対策。
①~⑤の対策によって、ドライバー&同乗者への身体的&精神的な負担を最小限に抑えつつ、楽しい操縦性の確保。を目指しました。
20段戻しという、ニードルバルブを開いた状態でのメインバルブおよびサブバルブ(DFVバルブ)の組み合わせを最適化することが狙いです。
結果、20段戻しでの乗り心地を含む運動性能が劇的に改善されました。※走行条件で前後の段数は多少変化させた方が快適な場合もあります。(特に②)
オーリンズのカタログモデルで言うと、2~4段戻しでの運動性能(硬さではありません)と、6段~8段戻しの安定性と10段~14段戻しでの入力のいなし方(乗り心地の良さとはちょっと違います)をすべて足して、平にしたフィーリングです。
今までのStyle藍のコンフォートスペックと比較しますと、6~8段での運動性能は多少犠牲になりますが、10段~14段でのしっかりしたハンドリングと乗り心地に対して、単純に乗り心地の良さだけを強調した走りをイメージしていただければ大体間違ってはいないと思います。それを前後20段戻しという段数で実現しました。
唯一、ワイド&スーパーロングのフルキャンピングバージョン車輛と普段お仕事で重量物を積載するユーザー様には、ちょっと物足りない内容となると思いますが、通常のベット仕様や積んでも200キロ程度までのご使用でしたら、今回のテストスペックでも十分にご満足いただける運動性能だと確信しました。
もちろん4WD車輛用もバッチリです。
あと、今回の評価の旅では、12段戻しまで評価しましたが、12段14段では相当ハードな走り方をするユーザー様にもご満足いただける運動性能を確認できましたし、私が最も気に入った前後16段戻しは、どんなスピードでも(極悪路を除く)気持ち良い走り(ハンドリング)が可能でした。
例えるなら、凄くしなやかで一般道での走行も苦にならないワインディング仕様のダンパーの乗り味という感覚です。
そして、20段戻しでは上記の対策の効果が十分に発揮された快適な走りが可能となっています。
このニューテストスペックは、本日よりコンフォート最重視基本スペックとして対応させていただきますが、金本さんにはこれからじっくりと評価していただく予定ですので、そちらの評価結果も順次取り入れていく予定です。
☆ハイエース・ニュースペック評価の旅・その③☆
2022年5月17日
ハイエース・ニュースペック評価の旅、今日は最終日で広島から静岡まで帰ります。今日も5つのセットを評価します。
まずは、早速6回目の段数変更。
山陽道のトンネルはコンクリート舗装なので、そこそこ路面が悪かったと思います。特に和気から赤穂までの路面に期待です!
☆ハイエース・ニュースペック評価の旅・その②☆
2022年5月17日
ハイエース・ニュースペック評価の旅、愛知~広島編。
愛知県を出発して今日、2回目の減衰変更。
天気予報はかなりまとまった雨が降る予報ですが、まだ雨は降ってません。
リアダンパーの調整は寝転ばなければならないので、なるべく本格的な雨になる前にある程度の評価をしておきたいと思います。
今日2回目の段数は前後20段。(実は今回の評価のメインはこの前後20段なのです)
さて、高速での安定性&ハンドリングはいかに?
この後、広島まで各段数での評価をしながらのんびり移動します!
☆ハイエース・ニューテストスペック評価の旅・その①☆
2022年5月11日
始まりました。
まずは、1番の懸念ポイントでもある「高速道路での安定性」の評価です。
段数は、フロント14段、リア16段。
まず、走り始めて、前スペックと比べて14段でのステアリングの操作感が軽くなっていることを確認。高速でのハンドリングに若干の不安を覚えながら、新東名高速道路へ。
120キロ+アルファで巡行しながら路面が悪い車線を選び、車体の安定性とハンドリングを確認して来ました。
やはりハンドルの操作感は若干軽くなっていますが、車速が上がるとかなりしっかり感が出てきて、安定性に不安が出るような動きはまったくありませんでした。後は強風時の車体の揺れですが、それは強風が吹いてくれないと評価できませんので、広島往復の間に強い風が吹いてくれることを祈るしかありません。
明日は幸田サーキットなので、いつもの農道の減速ベルトでリアが16段と20段での収まり具合を確認します。フロントは14段と16段の組み合わせを評価する予定です。
今夜からStyle藍のテストスペック評価の旅に出ます。
2022年4月14日
さて、今夜から福島へ向けて出張です。(今夜は栃木泊ですが)
明日の朝一で現場に入りますのでよろしくお願いします。
さて、今回の出張では、そう君にハイエースを運転してもらって、助手席や後ろの座席に座って、現状のテストスペックの評価をしながら移動します。
ハイエースのスペックは、今まで安いダンパーからお高いダンパーまで、色々なダンパーを試して来て、最終的にStyle藍に落ち着いてくださったユーザー様のインプレ(非常に細かい)を参考に、色々なスペックを試して来ましたが、今回は広島の金本さんのストレートなインプレを参考にテストスペックを評価しています。
金本さんのご要望は、運動性能をある程度犠牲にしても良いから、後ろの席に座る人の負担を出来るだけ減らしたいというとても分かり易いものです。
オーリンズベースなので、基本的に運動性能重視は得意分野ですが、単純に乗り心地だけで言えば、腰が強い分、どうしても硬さが出てしまいます。
運転者は良いけど、後部座席に人しか乗せない場合、やはりリーフスプリングならではの跳ねやガツン!という衝撃をいなしきれない部分も出てきます。
バルブの耐久性を重視しつつ(ここ凄く重要です)速い入力に対してのフラットな乗り味を出すために、まだまだテストは続きます。
もちろん、運動性能重視のスペックもまだまだ進化中です。
Style藍・ニューテストスペック・評価開始。
2022年4月3日
今日は午前中に、先日組んだテストスペックの評価をして来ました。
取り合えず12-14での評価ですが、このスペックは8~16まで使えそうです。
今回12-14でかなりのガタガタ道(ノーマル脚だとぴょんぴょん跳ねるレベル)を走りましたが、この段数でも私的には十分な許容範囲でした。
心配していたステアリングレスポンスも問題無いレベルです。
10-12あたりで更に気持ち良い走りが出来ると思います。
問題は対横風ですが、これは風が強い時に新東名高速を走らないと評価が出来ません。
やはり、まったく新しいバルブの評価は楽しいです。
しっかり受け流しながら、きっちりと受け止める。
文章では何とでも言えるので、また動画でご説明させていただきます。