2024年6月9日
美浜ジムカーナDAY。SSAのアタック動画です。
タイヤはヴァリノペルギア08Rの今年バージョン。タイヤはほぼ新品です。
ドリフトタイヤはトラクションはかなり良いですが、ブレーキングのフィーリングがイマイチなのが難点です。また、素早く切り返す際のフロントの反応がワンテンポ遅れるので、かなり気を使いました。
今は2分山ですが、ブレーキングと舵の反応は間違いなく2分山が勝ります。
というのは置いといて、朝一デモラン、1発目のタイムが1分3秒6だったと思います。
このタイヤに合わせた操作が出来れば2秒タイムアップします。
では、ご一緒に分析しましょう!
まず、スタートは良い感じです。冷えた路面としてはまずまずですね。
1コーナーは狙ったラインからタイヤ3本分外へ出てしまいました。舵が戻るのも遅れて次の左コーナーへの切り返しが苦しくなっています。トライアングルの頂点からラインを合わせ込めているので、その合わせ込む操作の分も入れて、ここまででコンマ3秒は上げシロがあります。1コーナーの逆走はまずまず、ターンも少し止まりましたが、ロスはコンマ2秒程度だと思います。そこまでが速かったのに、タイヤのスライドスピードに合わせきれていませんね。もう1本走れば!は、この際無しです。(笑)
NTPへのブレーキングはマジで様子見だったので、コンマ2秒はロスっています。当然NTP自体のボトムも合わせ切れていません。NTPだけで、コンマ5秒くらい上げシロがあると思います。※これはこのタイヤが5部山切れば解消できるロスですが。
フェニックスは頑張っていますが、理想はコンマ2秒アップです。立ち上がりはラインを含めてベストだと思います。
ショートカット1周は、このタイヤではほぼベスト。やはり5分山なら1周でコンマ3秒は上げシロがありますね。
270°ターンはこんなものですね。ショートカットの最後の左にかかった荷重を、ターンのブレーキングで解消しながらも、サイドを引くタイミングで最適な右荷重になるようにタイミングを合わせています。右荷重が多過ぎれば、回り過ぎるし、右荷重が足りなければサイドロックだけに頼ったターンになってしまいます。
こういうところは大多和選手が死ぬほど巧いですが、私もかなり得意です♪
で、最後のスラロームはもう笑うしかありません。上り勾配でこのステアリングレスポンスは何もさせてもらえませんでした。このスラロームだけで確実にコンマ5秒以上遅いです。
というわけで、このアタックの狙いのタイムは、1分1秒6となります。
ユウ選手や大多和選手なら、このタイヤで確実にこのタイムを叩き出します。
71RSやベータなら・・・
彼らは決して宇宙人ではありません。
私と同じ人間です。
彼らが一般人と違うところは、タイムをどうやって叩き出すのか?そのためには、クルマをどのようにセットアップしていくのか?が具体的に見えていて、何をすれば良いのかを1つ1つ確実に実践しているところだと思います。
私がそこそこ速いのは、正にソレのみです(笑)。
というわけで、この走りから2秒アップの秘訣を全世界に向けて公開しました!
動画の解析というのは、こうやってやるとメチャ分かりやすいですね♪(^O^)/
2024年6月4日
ESAアシストスプリング10Kのオーダーが止まりません。
最近はサーキットユーザー様や、他社製ダンパーとの組み合わせでご購入される人が多く、丸材・10K・作動長20mmの使い勝手の良さをご理解いただけて来たと喜んでいます。
ご存知だと思いますが、1Gで密着するアシストスプリングは伸び側のストロークアップだけが目的のパーツではありません。
作動長20mmは、メインレートとアシストのプリロード半回転ずつで美味しいセットが出るので、ダンパーとのマッチングも比較的容易に探せるメリットがあります。
先ほど、サスペンションプラスさんへ、追加の追加の発注を入れさせていただきました。
ありがとうございますーーーm(__)m
2024年3月7日
欠品していましたESAアシストスプリングが明日入荷します。
バックオーダーをいただいておりました分は、明日発送させていただきます。
大変お待たせしましたm(__)m
今回は大量に入荷しましたので、在庫が大変なことに♪(^^ゞ
というわけで、アシストスプリングに興味のある方は、ぜひこの機会にお求めください。
10Kと20Kの使い分けに関しましては、お気軽にメールにてお問合せください。
ちなみに、FR車&AWD車のリア用として開発されましたが、FF車のフロント用にも相当な効果が確認されています。
アシストをセットする場合はメインスプリングの変更が必要になるケースもありますので、お気軽にお問合せください。
また、スーパーオーリンズ&BPSダンパー以外のダンパーでも、もちろん効果大です。
ぜひお試しください(^O^)/
2024年2月21日
今年からβ11を履く仲川選手のGR86。言葉で説明するより動画を観ていただいた方が早いと思います。動画は昼のデモランの2本目。多少はタイヤが暖まっていますが、この日最高のズルズル路面での走りはさすがの一言です。 クルマのセットも良い感じで煮詰まって来たようですね!
https://www.youtube.com/watch?v=lTEefrb3jDI&t=21s
2024年2月1日
☆お詫び☆
去年からESAアシストスプリングのご注文をたくさんいただくようになりました。
在庫を切らさない様に、前回発注分が入荷次第、次のロットを発注するようにしていますが、年末&年始にご注文が殺到しておりまして、何と!在庫が切れてしまいました。
大変ご迷惑をお掛けしますが、10Kは欠品、20Kももうすぐ欠品となります。
次回入荷予定が3月初旬ですので、その間にご注文いただいた分はバックオーダーとなります。
3月入荷ロット分はバックオーダーで履けてしまいそうですので、追加発注も昨日お願いしました。
今後は在庫を切らすことが無いように努めて参ります。
2月いっぱいはご不便をお掛けしてしまいますがご了承ください。
今後もESAスプリング&ESAアシストスプリングをよろしくお願いいたします。
2024年1月26日
モーターランド鈴鹿・2024ジムカーナコースは、マジで超ムズです!
このコース1つで、ほとんどの練習が可能です。ぜひ、チャンレンジしてください♪(^O^)/
2024年1月10日
ヴァリノ・ぺルギア08R・JPNという新しいドリフト用タイヤを履いて、美浜ジムカーナDAY2024コースSSAをアタックしてみました。
朝一の路面温度は日が当たっている場所で7℃。さすがにスタート直後はグリップしませんが、発熱はかなり良いようで、コーナーをいくつか回るとグリップ力がしっかり出て来ます。
今までのヴァリノタイヤと比べて、フィラーもショルダーもかなり剛性が上がっているようで、舵角に対する反応も良くなっています。
とはいえ、やはりドリフト用に開発されたタイヤなので、ジムカーナのように大舵角のコーナーでは、もう少しレスポンスと斜め方向のグリップ力が欲しいですね。
そうなれば国産タイヤのTW200クラスのスポーツラジアルと比べても遜色の無いタイムが出ると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=IdwN-9rrMCs
2024年1月10日
去年の春あたりから、ESAアシストスプリングのご注文をたくさんいただくようになって来ました。
拘りに拘った作動長と丸材の使い勝手の良さと、その動きが理解されて来たことが要因だと思います。
設計時はサスペンションプラス宮浦社長にも色々な案を出していただいてやっと形になりました。
元々はNDロードスターと86&BRZのリア用に設定したのですが、最近はFF車のフロントや、4WD車の前後にも装着していただいて大変ご好評をいただいております。
特注製作のため、在庫を切らさないように発注をしておりますが、1日に何セットも出ることもあり、在庫が底をつくこともあるかもしれませんがご了承ください。
ESAスプリング同様、ESAアシストスプリングもよろしくお願いいたします。
2024年1月8日
2024幸田スポーツドライビング・ラボ、午後アタックコースの外撮りです。
タイヤはヴァリノタイヤが新しくリリースするドリフト用のタイヤです。
非常にコントローラブルで走りやすい特性ですが、やはり舵に対してのレスポンス&グリップ限界はもう少し欲しい感じです。
今日はファーストコンタクトだったので、エアー圧を含みセットを煮詰めていけば、秒単位でタイムアップは間違いないと思いますが、やはりジムカーナの特性に振ったスペックが欲しいところです。もう少しセットを煮詰めて次のタイヤへフィードバック出来るように頑張ります!
関東からも関西からも交通の便が良い幸田サーキット。午前のパターン練習コースもめちゃくちゃタメになって面白いです。ぜひ走りに来てください!(^O^)/
2023年12月31日
41年間で、カタログモデルの評価も含めて、今まで何セット(モデル)のダンパーの評価&テストをして来たのか?(オーリンズ以外も含みます)
数百モデルのセットを評価して来ましたが、テストスペック数で言うとその20~50倍くらいなので、かなりのスペック数になりますね。
オーリンズの場合、1台分のダンパーに使用するバルブシムは約80~120枚。
基本的にバルブシムの組み合わせと、ピストンに流れるオイルの流量で多様な減衰特性を作り出しています。
AZURではバルブシムやピストンに加工をすることは好みません。
耐久性に問題が出る可能性が高くなりますので、きっちり評価された完成パーツの組み合わせのみでセッティングしています。
ユーザー様の90%以上が一般道も走られるので、耐久性&安全性はどんな性能よりも重視しています。最高評価距離は同じダンパーとしてはハイエースの16万キロです。もちろん、この距離はまだまだ延長されます。
S15シルビアも24万キロ走りましたが、途中でダンパーを2回そっくり変更しているので、同じセットとしては最長18万キロとなります。
しっかりOHをしながらご使用いただければ相当長持ちします。
間違った組付けをされていたり、イレギュラーなトラブルが無い限り、次のOHまで安定した性能を発揮することが大前提です。
我々が車高調と呼んでいる運動性能を重視したダンパー&スプリングはどうしても耐久性に難があります。(粗悪製品は論外)
だからこそ、『安定した性能=安心&安全=高性能』を常にユーザー様にお届けできるように、42年目も変わらぬスタンスで仕事をして行きたいと思います。
2023年度も、多くのユーザー様からご依頼をいただきました。
1人1人のユーザー様のご希望に添えるように、今後も精力的に新スペックの評価を行って参ります。
今後もスーパーオーリンズ・BPSダンパー・Style藍をよろしくお願いいたしますm(__)m