スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

スーパーオーリンズ・オーバーホール

コペン用i-broスーパーオーリンズ・オーバーホール。

2021年9月13日

いつもお世話になっているi-broさんのお客様のコペンです。
まだ、特注スーパーオーリンズの製作が可能だった頃のi-broスーパーオーリンズのOHにお越し頂きました。(現在はBPSダンパーで対応させていただいております)
軽自動車はスペース的に大容量タイプのダンパーのレイアウトにかなり苦労しますが、フィッティング出来てしまえば、圧倒的な運動性能が手に入ります。
今後も末永くスーパーオーリンズの走りをご堪能ください。
ありがとうございました♪m(__)m

ノートe-power・nismo用スーパーオーリンズ装着。

2021年9月7日

ベースダンパーの長期欠品で大変ご迷惑をお掛けしましたが、やっとベースダンパーが入荷して本日装着していただきました。
リアスプリングの変更もあり、3回程組み直しましたが無事に狙ったセットが完成しました。
大変!大変!お待たせしました!

続・続・リアステアとリアスライドの違い

2021年9月6日

しつこく(笑)リアステアネタです!
今回は、稲川選手のGRヤリス+BSプレイズで美浜サーキット・ジムカーナDAYのSSPを走行した時の車載動画です。
PNスペックにエコタイヤは基本ド・アンダー仕様ですが、リアステアを使ってアンダーを殺しながらコーナーリングしているのが良く分かります。
唯一、下り勾配のBSEコーナーでブレーキングアンダーを出してミスってます。こうなるとリアステアは使えません。その後の定常円コーナーではしっかり反省してリアステアを使ってアンダーを殺しています。
ポン乗りの1本目とちょっと動きが分かった2本目の操作の違いを観ていただけると凄く分かり易いと思います。1本目はただ待っているだけの箇所が目立ちますが、2本目はしっかり意識して走れています。(と言っても70%の出来ですが)
こういうエコタイヤは本当に勉強になりますね。
セッティングの方向性を出すにも少しは役立ちますよ。
※動画はこちらから↓ ↓ ↓ ↓ ↓

続・リアステアとリアスライドの違い

2021年9月6日

続・リアステア動画・S15シルビア編。
ヴァリノ・ペルギア08Rでの走行です。
普通に走ると、ちょっとアンダーになりやすいS15ですが、ほとんどアンダーは出ていませんね。
個人的には、最もアンダーが出やすい最終パイロン立ち上がりの動きが気に入ってます。
各コーナー毎で、リアを必要以上にスライドさせずに、きっちりトラクションをかけつつ、フロントタイヤを助けるリアタイヤの動きにご注目ください。
※動画はこちらから↓ ↓ ↓ ↓ ↓

リアステアとリアスライドの違い。

2021年9月6日

リア駆動車のリアステアとリアスライド。
この2つは似て非なるものですが、タイヤがグリップしているか?タイヤがスライドしているか?という状況が最も大きい違いだということは誰でもイメージできると思います。(このあたりの詳しい話は、ふら♪さんにお任せします♪)
じゃ、グリップステアとスライドの境って何処なのよ?ということになりますよね。
もちろん「境」はあります。そこを感じることが最も重要だと思っています。その「境」は当然タイヤの絶対的なグリップ力、クルマのセット、コーナーの条件で変わって来ます。というか、変えています。
その「境」を自在に作り出すことが最も需要なポイントだと思います。
この動画の1コーナーは進入はリアステアを使っていますが、ショートカットへはリアを若干スライドさせてラインに乗せています。
なぜかというと、タイヤが冷えているとどうしてもこの舵角だとアンダー気味になってしまうポイントだからです。そうなるとブレーキをかけるか、アクセルを抜いてアンダーを消す必要が出てきます。
なので、1コーナーのリアステアのGを利用して必要なスライドを発生させて向きを変えながらボトムスピードを落とさないように操作をしています。
動画を観ていただくと一気にスライドさせるのではなく、自然にグリップからスライドへ移行しているのが分かると思います。
次のターンは、サイドを利用してリアタイヤをスライドさせていますが、立ち上がりではリアステア状態でタイヤを前へ転がしていますね。
奥のトライアングルでも、1コーナー&ショートカットとまったく同じ理由で操作しています。
戻ってからの左ターンも立ち上がりが下り勾配になるので、サイドでスライドさせてから、徐々にリアステアに移していってトラクションが抜けないようにしています。
キリックスからフェニックスでは極力スライドさせずにリアステアさせながらアンダーを殺してラインに乗せています。
ショートカットは右のリアステアのGを切り返すことによって、左のリアステアをスムーズに引き出していますね。
最後の右ターンもかなりの下り勾配なので、スライドは最小限に抑えて、立ち上がりはリアステアを利用してトラクションを最大限かける操作をしています。
タイヤのグリップを100%引き出しながら、フロントの舵を助ける荷重移動を利用するのがリアステアです。
リアステアをスムーズに引き出せないような低速&タイトコーナーでは、リアタイヤを若干スライドさせることによって、ボトムスピードを維持しながら、立ち上がりではリアステアへ移行させるのがポイントです。
サイドターンは正にコレです。
立ち上がりでアンダー気味になって、ラインが膨らんだり、アクセルが踏めなかったり、またリバースステアしちゃうような時に、リアステアをマスターすれば、ほとんどの場合その悩みはちょっとした操作で解消できます。
その「ちょっとした操作」を頑張って身に付けましょう!
そうなれば「境」も手に取るように分かって来ますよ♪
※動画はこちらから↓ ↓ ↓ ↓ ↓

NBロードスター用スーパーオーリンズ・サーキットスペック

2021年9月4日

本日、ダンパー(PCVオーリンズ)のOH&仕様変更にお越し頂きましたNBロードスターさん。
富士チャンピオンレースのロードスターカップ用の車輛を中古で購入されて、ほぼそのままお乗りになっているそうです。(ユーザー様もFSWを走られています)
ユーザー様に現状の動きで不満な点をお聞きして、その対策を施しながらの作業となります。
アーム類は強化ブッシュをお決まりの1.5G締めでした。
ASSYで外して分解したところ、まずアッパーマウントの取付方法がNGでした。カラー等、かなり工夫をしてありましたが、セットの方法が「これは・・・」だったので、まずはそこのデメリットを解消しました。
ダンパーのストローク自体は問題無かったので、早速中身のOHに入ります。
と、ここでまたまた問題発生。ボルト類がかなり錆びていたので、ロックナット&ロアシートの固着が心配でしたが、フロント2本が完璧にNGでした。
この状態ですと炙っても無理なので、仕方が無くロアシートを削り取って新品に交換です。
ダンパーの中身はロッド以外はセーーーーフ!でした。
メインバルブのスペックはFSWを走るには、そこそこのスペックでしたが、前後共に謎のシムの積み方をしている部分があって、そこも対策しました。
これで、バルブシムの耐久性もグンとアップします。
ユーザー様にお聞きすると、街乗りは大体7段、FSWでは前後1段戻しか2段戻しでないと、安定感が出ないということでしたので、PCVバルブを確認すると、なんと標準のままでした。
メインバルブがサーキットスペックで、PCVバルブが標準のままですと、それはかなりフワフワしてしまうと思います。このメインバルブで1段戻しということでしたが納得です。
PCVとメインバルブを変更して無事にOH完了しました。
アライメントはリアのトーが少し狂っていたくらいでしたが、ユーザー様のコメントを元に合わせました。
バネがフロント16K,リア14Kですが、ダンパーは前後15段で不快なピッチングも無く、ハンドリングもリニアな操舵感で良い感じです。
今までは7段でも跳ねたということでしたので、やはりPCVが仕事をしていなかったのが大きいですね。
最低地上高はタイヤが減っていたので、現状で90mm+アルファです。
というわけで、今回は定番のアズライトスペックでは無く、PCVを活かしてセッティングさせていただきました。
お住まいもお近くということですので、またちょくちょく遊びに来ていただきたいと思います。
ありがとうございましたm(__)m

新型BRZ用スーパーオーリンズ完成!

2021年8月26日

ガレージ 天竜 ・遠藤さんの新型BRZ用スーパーオーリンズ完成です!
今までのBRZ用とは、もちろんバルブスペックは異なりますが、基本的なコンセプトは同じです。
まずは遠藤さんの好みに合わせてもらって、そこから色々なスペックに展開していくつもりです。
もちろんBPSダンパーも同様に進化させます!
皆様からのご依頼、お待ちしています♪(^O^)/
※撮影用にフロントのダストブーツは取付ていません。

オーリンズ・カタログモデル欠品状況に関するお知らせ

2021年8月24日

8月末現在、オーリンズのカタログモデルの大多数が欠品しています。
理由は主なパーツを生産している工場(国内)が自然災害に遭ったからです。
元々、欠品しやすい管理体制にも問題がありましたが、突発的な自然の力には敵わないということでご理解いただければ幸いです。
9月に入りますと、徐々に現在の状況も改善されていくと思います。
皆様には大変ご迷惑をお掛けします。
なお、生産ロット数も少ないので、バックオーダーで更に納期がかかる可能性があります。
スーパーオーリンズのご購入をご検討くださっている皆様におかれましては、早めにバックオーダーを入れていただけますようお願い申し上げます。
尚、通常のOH業務には今のところ支障はありませんが、こちらも修理等の内容により、場合によってはお時間をいただく可能性も否定できない状況です。
OH&仕様変更をご検討中のユーザー様も、お早めに動いていただけると助かります。
よろしくお願いいたしますm(__)m

GRヤリス用スーパーオーリンズ・タイプS:100%

2021年8月20日

本日、スーパーオーリンズを取り付けていただいたGRヤリスさん。
スペックはタイプS:100%です。
街乗りの快適性と、ワインディングでのコントロール性を重視したスペックとなります。
速さより気持ち良さを♪
タイプS:100%の実力は半端無いです!(*^^)v

ESAアシストスプリングの仕事風景

2021年8月17日

巧選手が撮影してくれたESAアシストスプリングの仕事風景動画。
約15mm弱の作動長でも、これだけの仕事をしています。
もちろん低レートアシストの作動長15mmとは、その仕事の内容は違うのは当然です。
どちらにもメリットがあり、デメリットもあります。
自分がメリットを活かしたセット出し&ドライビングが可能なのか?
デメリットが気になってどうも美味しいセットが出ないし乗り難いというのは当然あると思います。
ちょっとしたダンパーのセット変更で、今まで感じられなかった良い方向の動きが出る場合もあります。
ESAアシストスプリングは、目的があって作りました。その目的と違う仕事内容を求めたら結果はNGです。
リアのリバンプ側のストロークがもう少し欲しい。
でも、レスポンスは落としたくない。
もちろん、高いトラクションは絶対条件。
というご希望で作ったバネです。
高レートのアシストで丸材を使って0Gでの作動長を12mm~15mmの間で設定したい。
(株)サスペンションプラス・宮浦社長に無理を言って作っていただきました。
同じような性能のアシストスプリングを同じくらいの値段でリリース出来るのなら、どんどん真似をしていただいて結構です。
でも、儲かりませんよ♪(笑)
※動画はこちらから ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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