2020年11月25日
デミオAWD用BPSダンパー(オーリンズベース)のOH&仕様変更&バネ交換にお越しいただきました。
バネは前後UC-01から、フロントにUC-03、リアにUC-01のゴールド仕様をセットさせていただきました。
デミオAWDのリアはかなりバネがアコーディオン状態になるので、直巻きではUC-01がベストだと思います。ユーザー様の拘りでフロントのUC-03に合わせて、リアのUC-01もゴールドで塗装して装着と相成りました!
ちなみに、このユーザー様は、このデミオAWDでFSWを走行されています(普段は通勤にお使いですが)。ウェットではなかなか速く面白いそうですよ。ちなみに、ドライのアタック用にはかなりのモンスターマシンを所有されています。
今回のバネ交換&ダンパー仕様変更で、更に一般道での乗り味もFSWでの走りも気持ちよくなってくれると思います。
2020年11月22日
ヴァリノタイヤの新しいタイムアタック用タイヤ、ヴァリノVR08GPのジムカーナでの実力を評価して来ました。
動画を観ていただければ、このタイヤのパフォーマンスが分かっていただけると思います。
今回の評価としては、路面温度&路面状況での違いはありますが、非常に良い手応えを感じました。
引き続き、冷たい路面での評価をしていきたいと思います。
・シルビアS15・ジムカーナSC仕様
・サスペンション:スーパーオーリンズ+UC-03(フロント16K,リア14K+6Kアシスト)
・ヴァリノVR08GP:前後255/40-17
・エアー(冷間時):フロント1.8、リア1.7
・路面温度:16度(朝一での走行)
・路面状況:ドライ(前日はかなりの豪雨)&台風並みの強風
2020年11月21日
脚をセッティングする仕事を、AZURを始める前から、もう40年やらせていただいています。
色々なメーカーさんの、色々な脚を評価させていただいて来ましたが、もちろん純正脚も数え切れないほど評価して来ました。
ただ、純正脚の場合は脚の評価では無く、そのクルマ自体のコンセプトや車体全体の特徴を知るために乗る感じです。純正脚のバネやダンパーの特徴も伝わっては来ますが、それを参考にすることはほとんどありません。
純正脚は車体の構造によってレイアウトが制限される中で、コスト面や組み立て面など、多くの制約の中で設計されて、狙うユーザー層という対象の範囲があって、その中で作り手の考え方やセンスが組み込まれて、1つのカタチとなっていると思います。
一方で私の仕事は、1人1人のユーザー様が対象となりますので、そのクルマの持っている素質を活かしながら、ユーザー様のご希望に合わせた動きを出すようにセッティングします。
主役は2人。もちろんクルマとユーザー様です。
私が主役になることはありません。
この2人の主役の息が合っていなければ、どんなに私が頑張ったところで良い動きは生まれて来ないので、そこの部分もしっかりと私達が汲み取って、結果的にクルマに気に入ってもらえて、ユーザー様にご納得いただくような動きを作るのが仕事です。
ダンパーもバネも文字通り縁の下の力持ちです。
メーカーの多くの開発担当者のみなさんがダンパー&バネが働く環境を作ってくれているので、その環境下で、ユーザー様のご希望の動きを実現するためには膨大なデータ(ノウハウ)が必要なのは当然ですが、その前にクルマとユーザー様の本音を聴くことが何より大切なのです。
出来上がるダンパー&セットするバネは、見た目は大差無いですが、「なぜ、そのセットになったのか?」は、1人1人のユーザー様のご希望の内容と、クルマの持っている素質が決定してくれます。
その多様な組み合わせをしっかり表現出来るように、ユーザー様の代わりに遠回りするのが我々の大切な仕事なのです。
直接、ユーザー様にお会いしてやり取りさせていただくのは、全体の1割程度です。
9割は電話やメールの内容だけで、ユーザー様にご希望の走りをお届けしています。
とーーーっても難しく、やりがいのある仕事です♪(^^ゞ

2020年11月10日
リジットさんのデルリン製マウントシート。
厚さもちょうど良く強度も折り紙付き!ちょっと加工すれば色々な用途に使えるので、非常に重宝しています。
最もお勧めなのが、内径60㎜のスプリングシートを65㎜用に変換する時です。
異音防止にも優れた効果があります!
ちょっと内側を削るだけで、ほとんどのスプリングシートにセット可能です。
新しくスプリングシートを用意するよりも性能的にも断然メリットが大きいです。
ご希望の人がいましたら、通常の金額でお出しできますので(加工賃はサービス)お気軽にご連絡下さい(^_^ゞ


2020年10月23日
今回の全日本ジムカーナ名阪ラウンド。PN1~2を除くと、2本目は路面の悪化でタイムダウンが続出する中、超激戦区のPN3でロードスターRF勢最上位になる3位表彰台をゲットした松村選手の1本目の走りです。
なんと!後半のS字手前で3速へアップするところで、5速へシフトミス!!そのまま奥のヘアピンまで惰性で走ってしまったタイムです。
2本目は路面の悪化で惜しくもタイムダウンとなりましたが、新しいスーパーオーリンズのスペックも気に入っていただけたようで、今後の走りも楽しみです♪
2020年10月9日
ESAスプリングのお問合せをたくさんいただいております♪
ありがとうございますm(__)m
その中で、スイフトとハイパコと比べてどうなの?というお問合せもいただきます。
基本的に他社製品との比較は公にしないのが我々のスタンスですが、どのようなユーザー様にお試しいただければ、ということを超簡単にご説明させていただきます。
〇スイフトをお使いの人で、反応の良さはこんな感じが良いけど、もう少し腰が欲しい!もう少し奥で舵が効く方が良い!と、お感じの人。
〇ハイパコをお使いの人で、リニアな操舵感&トラクションはそのままに、全体的にもう少しクイックな動きが欲しい!低速コーナーでの反応を良くしたい!と、お感じの人。
セットするダンパーの特性にもよりますが、大体が上記のようなご希望にお応えする運動性を得ることが出来ると思います。
スイフトからの場合は、1~2K柔らかめのレートを、ハイパコからの場合は、ほぼ同レートで問題無いと思います。
ESAスプリングをご注文いただく際の参考にしてください。
シーズンオフのセッティング。タイムアタック系の人は、これからのアタックシーズンに向けて、ぜひESAスプリングをご検討ください♪(^O^)/
※なお、ESAスプリングは単体のご購入でも、39年目突入キャンペーン対象商品となります。(注:¥1.000-単位切捨ては適応外となります)

2020年10月1日
10月1日はAZUR創業記念日です。
お陰様で39年目に入ります。
これも、ひとえにユーザー様1人1人のお陰と心より感謝いたします。
今後も1人1人のユーザー様の走りを支えていけるように日々精進してまいります。
変わらぬご愛顧のほどをお願い申し上げます。


2020年9月3日
2021スペックダンパーでの初の公式戦。
ギャップも多く傾斜もキツイ特設コース。しかも、ターンは規制パイロンだらけというZ34には非常に厳しいコースでしたが、ドライバーの河本選手はさすがのコントロールを見せてくれました!
今までよりも、Zの動きが少し重く見えるところが2021スペックの大きな特徴の1つです(*^^)v
2020年8月26日
2020シーズンの全日本ジムカーナ選手権は、仕事の関係で参戦を見送ったPN2クラスをZ34nismoで戦う河本選手。
折角、たっぷりと時間があるので、2021シーズンに向けて、早速新たなチャレンジ開始です。
山野哲也選手の124スパイダーを始め、Z34と比べると軽量コンパクトなライバル達と戦うためには、Z34の得意とするハイスピードセクションは、よりそのパワーを活かす方向に、ジムカーナ特有の細かいターンを含むテクニカルセクションでは、車重を逆に利用して強烈なトラクションを活かす方向で、今までのセッティングを更に煮詰める方法では無く、まったく新たな方向性でチャレンジしてもらうことにしました。
まずは、シェイクダウン走行では予想を上回る動きを確認できました。
これから、じっくりと時間を掛けて新しいセッティングを煮詰めて行ってもらいます。(*^^)v
https://www.youtube.com/watch?v=0JcFGjFz60E
2020年8月15日
先日、スーパーオーリンズ・タイプS:100%スペックに仕様変更していただいたZC33Sスイフトスポーツさん。
秒殺トレーニングにご参加いただき、フルパイロンコースにアタックしていただきました。
ブレーキパッドの関係でサイドターンは出来ませんが、軽快なフットワークはご覧の通りです。
ユーザー様からも、とても乗り易い!とコメントをいただきました♪
ちなみに、バネはUC-01のフロント9K,リア6Kをセットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=emh2GvCWWLs