2023年7月1日
今年の頭から評価中のヴァリノ・VR08GPスポーツ。先週からペルギア08Rの評価に入ったので、VR08GPスポーツの評価は少しお休みです。
動画は初コンタクト時のもの。路面温度3℃の美浜ジムカーナDAYのSSAを完全に冷えた状態でアタックしました。
慣れた美浜サーキットなので、どんな状態になってもコントロールする自信はあるので、せーーの!でいきなりアタックしています。
トライアングルの部分は霜が凍っている状態したが、まったく不安なく走れてちょっとびっくりしました。
TW300ですが、トレッドゴムはかなり柔らかく、溝も深いので、冷えた路面でも安定したグリップが得られました。
その反面、TW300でもこれだけ柔らかいと直ぐに減ってしまうのでは?ということと、路面温度が上がって来たらかなりヨレが出て舵の効きは悪くなるだろうな?という予想が。
半年間、アホみたいに走りまくった結果、減りに関しては「マジで?」というくらい減りません。夏場になる頃には3分山くらいまで減らしてトレッドのヨレが無くなった状態でのグリップ力を検証しようと思っていましたが、本当に減りません。これは練習用にはバッチリだと思いました。しかも舵角が大きくなるとアンダーステアが大きくなるので、アンダーを殺す練習にもバッチリです。曲がるタイヤではアンダーを殺す練習は難しいですからね。
しかも、すっぽ抜けるようなアンダーでは無いので、安心してアンダーを殺す練習が可能です。
コレが、このタイヤの最大のメリットだと思います。
これから、ジムカーナやスポーツドライビングを楽しみたいと考えている人には、最適なタイヤですね。
問題は、サイズが少ないことと、ロードノイズが大きいことですね。
ノイズはトレッドパターンというよりも、路面を叩く(ゴムが潰れる)音だと思います。
慣れればどうってこと無いですが、最初はちょっと・・かもしれませんね。
サイズ拡大はヴァリノタイヤさんに頑張ってもらうしかありません♪
改めて動画を観ると、本当に路面温度3℃?という走りです。
1本目と2本目の違いがほとんど無いのが凄いですよね。
というわけで、ヴァリノVR08GPスポーツのコマーシャルでした!(^O^)/
2023年6月27日
今回の笠置山モーターパークへは、ヴァリノ・ペルギア08Rを履いての出張でしたが、行きはエアーはナラシ用、ダンパーやバネ&車高も今までと変わらずでした。当然ですよね。お初モノですから。
ちなみに、ペルギア08Rは過去にシルビアに履いていましたが、当時とは若干マイナーチェンジされているそうです。
サイズも違うので、ここはまったくのお初ということで、色々と試して来ました。
まずは、脚はそのままでエアーセット出しです。
土曜日の時点で、ほぼ満足できるセットが見つかったので、日曜日はそのまま走行しました。
エアーセットは変わらずに良いフィーリングでしたが、脚とのバランスに少しだけ気になる点が見えて来てしまいました。
そこで、ダンパーを少し変更して走行したところ、更にタイヤのフィーリングが良くなりました。
そのセットのまま、笠置山を下り、中央高速・東海環状・新東名と走って新城まで。その間のフィーリングは行きとはかなり違って、硬さはありますが、突き上げやロードスター特有の段差でのバタつき感はほとんど気にならないレベルになっていました。
翌日は、新城から下道で引佐まで移動して、引佐から東名方面へ下って、そのまま東名高速を帰って来ました。
ここでの乗り味もグッドフィーリングでした♪
荷物がまったく積めないあーるえふ君の最大のメリットはアタックセットのままで移動中も評価が可能と言うことですね。
※お陰で帰りは燃料が少なくなって途中で高いハイオクを入れなくてはならないかとヒヤヒヤしましたが。(笑)
来週は、美浜・幸田・モー鈴と出張が続くので、それぞれのコースでまた色々な評価をしてきたいと思います。
このヴァリノ・ペルギア08RのTWは200。VR08GPスポーツのTW300はまったく減らないタイヤですが、こちらは結構減ります。
練習用には断然VR08GPですが、安くて、タイムも出て、減りもそれなりに持つという点ではペルギア08Rは凄く良いタイヤだと現時点では評価しています。
個人的には、VR08GPスポーツにこのゴムを乗せてくれないかな?というのが本音ですが、そこはまだまだ評価は始まったばかりです。
評価の旅は続きます!(^^ゞ
2023年6月22日
美浜スーパージムカーナシリーズ第3戦。朝一のデモラン動画です。
タイヤはゼスティノ07Rのフロント3分山・リア1分山(汗)でのアタック(1本目)です。
ここまで減っても、まだタイムが出るって凄いですよね。
夏場の練習には最高です♪(^^ゞ
2023年4月25日
こちらは車載動画です。
タイヤはゼスティノ07Rの2分山ですが、めちゃコントローラブルで思いっきり攻め込めます。
サイドターン無しでの走行ですが、かなり難しいパイロンセクションの動きも抜群でした!
ぜひ、動画をご覧ください♪
https://www.youtube.com/watch?v=WmH5sE9LDrs
2023年4月25日
1年半で3万キロ乗ったロードスターRF君のBPSダンパーをOH&仕様変更して、ESAスプリングのレートを変更しました。
3万キロ煮詰めた前スペックの延長線上のスペックなので、セットアップはラクチンです!
とりあえず、セット1とセット2と良い感じのバランスが出ました。
動画はキョウセイ・ジムカーナシリーズ・ノーサイドクラスでのデモランです。
サイドターン無しだからこその細かいクルマの動きが良く分かります。良い感じです♪
https://www.youtube.com/watch?v=-P8QQhDvtEc
2023年2月21日
今日は午後から新しいブレーキッドの熱入れの儀式をして来ました。
改造車の時も、結構マメにパッドの熱入れをしましたが、ナンバー付きは決まった儀式があります。
それは、富士山の下りを使って、10~20%の踏力で軽く、本当に軽く熱を入れながらそこそこの距離を走って来るという方法です。
それをやると実際の効果的にどうなの?というと、正直分かりません。
でも、熱エネルギーを出しながら仕事をするアイテムは、いきなりでは無く、ゆっくりと熱入れをした方が性能が安定するような気がしています。
何となくローターとの相性も良くなる気がします。
そんなもん、フルブレーキングを繰り返していたら意味ないじゃん!と言われるとそうかもしれません。
でもね。私的にブレーキはドラポジの次に重要なアイテムだと思っていますので、考え付くことは全部やっておきたいわけです。
パッドの性能には関係無くても、ゆっくりと熱入れしている時間は新しいブレーキパッドと仲良くなるためにはとても大切な時間なんですよね。
長い下り坂をギヤをニュートラルに入れて、軽ーーーくブレーキペダルを踏んだり離したりを繰り返しながら下ってくると、徐々に感覚が変わって来て、最後には右足とパッドが直結している感覚となります。
その感覚が新しいリジットさんのパッドは最高のレベルでした。
これから、しばらくの間、よろしくお願いしますm(__)m
2023年1月31日
ドリフトで有名なヴァリノタイヤですが、VR08GPというグリップ系のスポーツタイヤも発売しています。今回は新たにVR08GPのニューモデルとしてVR08GPスポーツが発売されるということで、まずどんな特性のタイヤなのか?を確かめるために、ロードスター用の205/50-16をテストさせていただいています。ジムカーナでテストする前に、いつもの富士山周辺のワインディングでゆっくり走りながらエアー圧に対してのタイヤの減衰特性変化を確認してみました。詳しい内容は、今週ジムカーナコースをアタックして、まとめてご報告させていただきますが、まずはゆっくりドライブしながらVR08GPと会話を楽しんで来た動画をご覧ください。いつもの評価コースは日陰が完全に凍結していたので、一般車輛とはまったくすれ違うことなく、のんびりドライブを堪能できました♪
※動画はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=yy1j4ofI0JM&t=29s
2023年1月28日
名古屋のユーザー様ですが、本日マツダ静岡富士店からクルマを引き取って、そのまま脚を組んでいただきました。
ノーマル脚に乗ったのは2キロくらいですね♪(笑)
ちなみに中部地区戦参戦車輌です。
ユーザー様と色々と相談させていただいた結果、イニシャルスペックは前後ESAのシングルスプリングでいくことにしました。
LSD他の作業は岐阜のスエマツダさんで作業されるそうです。
シェイクダウンが楽しみです♪
2022年12月19日
裏全日本の外撮り動画を観ると、ショートカットの段差でのリアの収まりがイマイチなのがよく分かりますね。
実は、このバタつき加減にはちゃんとした理由があるのです。
ナリモのストレートにある2カ所のショートカットはアップダウンと舗装のつなぎ目の段差でそのクルマの脚の動きが良く分かるのもナイスです♪
今回のあーるえふ君のセッティングはセット0.75改。
改の内容はナイショですが、バネ&アシストはいつもの通り、フロントにESAの10K+1Kアシスト。リアにESAの8K+ESAアシスト。
ダンパーはBPSダンパーのフロント18段、リア20段(前後24段調整)です。
前後18段にすれば、リアのバタつきは90%程度解消します。リアを16段にするとほぼ100%解消して、段差でも吸い付くような走りが可能です。
じゃ、なぜフロント18段、リア16段にしなかったのか?というと、段差以外の区間での荷重移動の前後バランスをドライバーの操作によって狙い通りの動きに持って行くのに時間がかかるということと、冷えた路面ではタイヤのグリップ変化が大きくなってしまうからなのです。
なので、今はリア20段がとても気に入っています。
その理由は、このセットが何でも出来る!ということです。
例えば、前後14段にすると、クルマの動きは凄く安定します。多少ラフな操作をしてもクルマの動きは安定しています。
クルマの動きが安定すればタイヤの転がり具合も安定するか?というと、ハンドルをロックツーロックまで切り込んだり、1速や2速でアクセルのオンオフが0~100までを繰り返すようなジムカーナ的な走りでは、必ずしもクルマの姿勢の安定性=タイヤのグリップの安定性とはならないのが厄介なところです。
ここで、ベテランなみなさんは「段差で脚がバタついていたらタイヤのグリップが安定しないだろ?」と思うかもしれません。
でも、もう1度動画をよく見てください。脚がバタついてもタイヤの転がり方は安定しているのがお分かりいただけると思います。
BPSダンパーはこの程度のバタつきではタイヤのグリップ変化を最小限に抑え込む仕事をしています。
フラットな路面では、その動き易さを利用して、自在にロール&ピッチのストローク量と速さをドライバーが作り出すことが出来るのです。
しかも、いきなりタイヤのグリップがスッポ抜けたり、逆に突っかかったりしないので、高い車速でのコーナーリング、確実に車速を落として姿勢を変化させるブレーキングが可能となるのです。
クイックな姿勢変化とスムーズな荷重移動という異なる運動性能をドライバーが自在に使いこなす。
それこそが、私が追及している「理想のコーナーリング」なのです。
2022スペックは、ひとまず現セットで完成です。
2023スペックは、この方向性を更に煮詰めていきます。
まだまだドライビングも進化しなければ、理想のコーナーリングを実現するのは難しいですからね。
いやーーーーーー楽しいです♪マジで♪(^O^)/
2022年12月15日
先日アップしました車載動画の外撮りです。路面温度約10℃とタイヤがゼスティノ07R・3分山としては相当頑張っていますね。
計測開始食後のショートカットは3速ノーブレーキですが、さすがにフロントタイヤの反応が乏しかったので手前から舵を入れてアンダーを出さないように、ほぼ狙い通りのコーナーリングが出来ました。
第3シケインを折り返してからはフロントタイヤのグリップ感がかなり出て来たので、調子に乗って8の字ターンへオーバースピードで入ってしまいました。でも、タイヤの山があれば十分に間に合うタイミングでしたね!
68歳の腰の痛い爺さんにしては頑張ってます♪(^O^)/
その動画はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=2dZEg1oV_qQ