スーパーオーリンズ・オーバーホール
レガシィ用オーリンズの乗り心地にご不満のあるユーザー様へ
2024年2月4日
さて、このところ競技車輛のネタが続いたので、たまにはストリート車輛のネタです。
昔から、AZURではBL・BP・BHレガシィ用オーリンズダンパーのOH&仕様変更のご依頼をたくさんいただきます。
ご依頼内容の多くが、助手席&後部席からの乗り心地のクレームを何とかしたい。というものです。
カタログモデルのままでお乗りの方と、ダンパーはそのままでバネだけ1~2キロ柔らかくしたという方とがいらっしゃいますが、両者に共通している点があります。
それは
・車高がかなり低め
・タイヤ&ホイールを18インチに変更
です。
レガシィに18インチは装着タイヤでも違いはありますが、基本的に乗り心地(特に路面からの突き上げ)が悪化する傾向となります。
そして、やはり18インチは車高が低い方が似合います。なので、かなりギリを狙って車高を下げています。
ホイールのインセットもツライチを狙った外側ギリギリな組み合わせも多いです。
というわけで、乗り心地悪化の原因としては
①車高を下げてアームの角度が悪くなる
②バネレートを下げてストローク自体も少なくなる
③ツライチ狙いでレバー比が大きくなる
④18インチのタイヤ自体のクッション性の問題
⑤特に50キロ以下の街乗りスピードで上記の影響が大きい
ということになると思います。
折角家族全員が乗れて運動性能も安全性も考えてレガシィを購入して、更に楽しく乗るためにアフターパーツも色々と装着したのに家族からは不満の声が!(滝汗)
これでは、お父さんは浮かばれませんよね。
というわけで、もちろん完ぺきではありませんが、お父さんのご希望を出来るだけ損なうことなく、ご家族のみなさんに楽しくドライブしていただくために、バルブシム0.05mmに拘ってセッティングしているのが、レガシィ用タイプCスペックとなります。
タイプCとはいえ、レガシィにC:100%はお勧めしておりません。
あくまでもレガシィらしく!狙いはタイプS:50%・C:50%~S:20%・C:80%です。
ご家族からの不満を解消して、ハンドリング&運動性能は出来る限り確保した乗り味をお届けできるように日々研究しています。
写真は前後共にレートダウン(サスペンションプラスUC-01装着)&車高ダウンを施して、タイプS:20%・C:80%のスーパーオーリンズへ仕様変更させていただいたレガシィさんです。
8段~14段の組み合わせで、ご希望の走りが実現できるようにセッティングさせていただきました。
レガシイ用スーパーオーリンズ!自信あります(^O^)/
2019年1月30日
相変らずレガシイ用オーリンズのOH&仕様変更のご依頼をたくさんいただきます!
レガシイはモデルも多いですが、ユーザー様のご要望も多種多様です。ハイエース並みかもしれません。
でも、これだけたくさんのレガシイ用オーリンズを仕様変更していますと、ご要望欄のコメントを読めば、直ぐにバルビングが頭に浮かびます。
DFVでいくか、アズライトでいくかも、ユーザー様のご指示が無い場合でもコメントの中に、とあるキーワードがあれば直ぐに判断できちゃいます。
ここ5年分のスペックシートも百科事典くらいの厚がありますからね。
レガシイ用オーリンズのOHをご検討の方は、ぜひスーパーオーリンズをお試しください。
思わず笑みが出てしまう走りをお届けいたします(^O^)/
レガシィBM9用スーパーオーリンズ
2017年10月25日
レガシィBM9用スーパーオーリンズです。
WRXとほぼ同じセット数のご依頼をいただくレガシィ用スーパーオーリンズですが、ご依頼のスペックで最も多いのがタイプXとタイプCの混合スペックです。
今回もタイプX:50%、タイプC:50%の割合でセッティング。快適な乗り心地と高速での安定性をメインに、レガシィならではのスポーティなハンドリングも兼ね備えたスペックとなっています。
純正のノーマルアッパーマウント(新品)に前後リジット製のベアリングタイプのマウントシート、サスペンションプラスUC-01の8インチをセットしました。
もうちょっとレートが高目の場合は7インチとなりますが、今回は低レート&8インチの組み合わせとしました。
スーパーDFVスペックとのマッチングも抜群です。
本日、出荷いたしました。ありがとうございました!m(__)m