ブラックプログレス・スーパーダンパー
ヤリスGR4用BPSダンパー、現在の完成度は50%。
2020年9月29日
今回のヤリスGR4のダンパー&スプリングのフィッティングのために与えられた期間は5日間(実質は4日間)。
今日・明日で狙った車高&アライメントに近づけて、明後日(木曜日)に幸田サーキットでテストラン。
金曜日・土曜日の2日間でテストランの結果を踏まえて再調整という日程です。
幸田サーキットでのテストランと言っても、シートはノーマルですし、タイヤも純正のままなので、あくまでもバネ&ダンパーのマッチングを確認する程度です。
とはいえ、このテストランで今後の方向性は十分に出すことが出来ます。これが私の仕事ですからね。
今日、着地後に異音が無いか、どこかに不具合がないか、の確認で数キロ程度走って来ましたが、リアのバネ&ダンパーは今回のイニシャルセットでまったく問題無いかもしれません。
フロントはスペック以外に1つ問題があるので、それは緊急に対策しなければなりませんが、テストランには支障が無いので金曜日に作業する予定です。
テストランでは、外撮りの動画をメインにヤリスGR4の動きを確認していただけるようにします。
ジムカーナだけでなく、サーキットでのスポーツ走行をお考えの人にも参考になると思います。
ヤリスGR4用BPSダンパー、着地しました!
2020年9月29日
そう君と二人ががりで、やっと着地しました!
外すこと3回。
削ること3回。
新たなパーツを製作&セットに2回。
車高を合わせるために、あーんなことや、こーんなことをして、何とか狙いの車高がセット出来ました。
フロントキャンバーはとりあえず4度。
ノーマルタイヤ&ホイールとダンパーのクリアランスは約10ミリです。
細かい調整は明日♪(^_^ゞ
ヤリスGR4用BPSダンパー・1次スペック完成!
2020年9月25日
ヤリスGR4用BPSダンパー・1次スペック完成しました。
写真はフロントです。
シリンダーは大径50mm。もちろん全長調整式、キャンバーはブラケットで3段階に調整可能です。
リアもシリンダー径50mmの大容量タイプ。
今回はマル秘な箇所があるので写真は車体に取り付けてからとなります。
減衰調整はフロント24段、リア36段調整です。
シェイクダウンは10月1日。AZURの創立記念日の予定です。
ブレーキバランスやLSDのセット出しは、脚のフィッティングが終わってからとなります。
最終的な煮詰めはもちろんその後です。
まずは、ヤリスGR4が想像通りの走りを見せてくれるのか?
ヤリスGR4用BPSダンパー、急ピッチで開発中です!
2020年9月4日
ヤリスGR4用BPSダンパーは、現在急ピッチで製作が進んでいます(中西様、よろしくお願いしますm(__)m)。
すべてのダンパーメーカーから発売されるであろうGR4用のダンパーですが、開発コンセプトは各社で色々な思惑があると思います。
BPSダンパーも当然ですが、しっかりとしたコンセプトを持って開発します。
コントロール性はもちろんですが、車輛のメカニズムとの2人3脚が肝となると考えています。
もちろん、耐久性&車輛側への攻撃性も視野に入れる必要があります。
運動性能的には、スペックS・スペックG・スペックR(今のところスペックCの設定の予定はありません)ともに、基本スペックは、ノーマルの良さを最大限引き出すことです。
脚とブレーキパッドとドライビングシートの交換だけで、「やっぱりコイツを選んで良かった!」と思っていただける走りをお届けしたいと思っています。
というわけで、競技用もあくまでもノーマルスペック対応が基本です。
※ワンオフ製作なので、もちろんどのようなスペックも対応可能ですが。