スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

タイヤ&パーツ豆知識

初めてアシストスプリングを装着する際の注意点。

2021年1月16日

車高調にアシストスプリング(ヘルパースプリング・テンダースプリング等))をセットする際には、アシストのレートはもちろんですが、アシストのセット長(0G時の位置から密着時までのストローク量)が動きに大きく影響します。

初めてアシストスプリングをセットする場合、お勧めのセット長は10mm~25mm程度がセットを出しやすいと思います。まず、最初に試す時は作動長15mm前後で試して、その後10mmと20mmを試すと方向性が出しやすくなります。15mmより20mmの方が良かった場合は、次は25mmを試すという順番がお勧めとなります。

慣れてくると、計算値から大体の目安をつけて組み込むことも可能となりますが、その場合でも、やはり計算値から前後に5mmは動かして確認することをお勧めします。

ちなみに、ESAアシストスプリングの作動長は0Gで13mm(軸重によって多少変化します)前後となるように設計しています。もちろん理由があっての設計ですが、その狙いはぜひご購入いただいてご自身で確認してみてください。なるほど!という動きをしてくれると思います。

※長めの作動長でセットする場合、ダンパーのロッドストロークによっては1Gからのバンプストロークが不足してしまうことがありますので、ご注意ください。

※全長調整式ダンパーの場合、メインスプリングの自由長によってはアシストスプリングをセット出来ない(車高が出ない)場合がありますのでご注意ください。また、ネジ式ダンパーの場合は、ロッドストロークを合わせる必要がありますのでご注意ください。

https://www.youtube.com/watch?v=3M_xFwbOpG4

アシストスプリング(ヘルパースプリング)の選び方を動画でご説明。

2020年2月13日

よく「アシスト(ヘルパー)スプリングを入れたいんですが、レートの選び方を教えてください。」というご質問をいただきます。

そこで、簡単にレートや種類の選び方の説明動画を撮ってみました。

参考になれば幸いです♪

※アシストを装着する場合、しっかりセットするのが大前提なのは当然ですが、それでもすべてがメリット尽くしなわけではありません。必ずデメリットもあります。それはセットする車輛側の特性にもよって変わってきます。特にハイレートなアシストをセットする場合は要注意です。
動画は簡単な使い方の説明なので余計なことは言っていませんが、例えばクルマを乗り換えた場合、前のクルマで試した時はこうだったから、このクルマでも同じだろう?は当てはまらないとお考え下さい。メリット&デメリット。自分はどんな動きを求めているのか?をしっかり決めて試すと効果も出やすいと思います。また、セットするダンパーの減衰特性&ストロークによってもアシストの働きが変って来ます。ダンパーが減衰力調整付や全長調整式でしたら、ぜひ色々とお試しください。

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