スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

川村徹のちょっとタメになるお話の部屋

川村徹のちょっとタメになるお話の部屋・Room No.001前編

2020年5月5日

さてさて、ゴールデン自粛週間ですが、皆様どのようにお過ごしですか?
ちょっと時間を持て余しているという人のために、今回は以前古いHPに掲載していた「川村徹のちょっとタメになるお話の部屋」のYouTubeバージョンを製作してみました。
20年前は毎日数千人の人が見に来てくれていた結構人気な企画だったんですよ。
今後は、動画で色々なお話をさせていただこうかな?と思っています。
さて、今回はその記念すべき復活第1段ということで、55分というロングバージョンでお届けします。(動画は前編・後編の2部制となっています)
1回目のゲストは30年前からずっと長くお付き合いさせていただいています大西浩一さん。
そして、第1回目ということで、動画で山野哲也選手にもご登場いただきました。
かなり濃い内容となっていますので、じっくりと腰を据えてご覧ください♪
ますは、前編です(^^ゞ

5月3日~6日を臨時休業させていただきますm(__)m

2020年5月2日

明日5月3日から6日までの4日間を臨時休業とさせていただきます。
その間も、メールの返信は随時させていただきますので、皆様からのお問合せをお待ちしています。
なお、現在お預かりしていますダンパーは7日より順次作業いたします。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたしますm(__)m

写真は本日発送させていただいたダンパーです。
1番大きな箱は日産リーフ用スーパーオーリンズ(新品フルキット)です。
実はリーフ用も結構得意です。
驚きの安定性と運動性能を発揮しますよ♪
お届け先のご都合で5月6日着での発送となります。
ありがとうございますm(__)m

今のところ、秒殺トレーニングは6月から再開予定です。

2020年4月30日

困窮事態宣言前の秒殺トレーニング。
何と!前日に全面舗装が終えたばかりのジムカーナコースで開催しました。
この時は舗装直後でヌルヌル路面で大変でしたが、6月の秒殺(多分出来る)では、安定したグリップを発揮してくれそうです。
ウェットでもメチャ食いそうです♪
6月の募集は5月末にインフォメーションします。
一応、6月第3木曜日は空けておいてください(*^^)v

頑張れ!ニッポン!(^O^)/

2020年4月28日

9割以上の収入減少。
これは、本当に冗談じゃ無いことを私は経験しています。
1981年にAZURを立ち上げて、やっとそこそこ軌道に乗り出したあの年。
当時はダートラ&ラリーのユーザー様が90%。
ジムカーナ&レースのユーザー様が10%。
ストリートユーザー様が0%。
これがAZURの営業割合でした。
例のJAF叩き問題でナンバー付きの車輛規則がすべて白紙に戻って、いきなり仕事の90%以上が無くなりました。
やっと創業時の借り入れも返済の目途が立った頃だったので手元に現金も無く、1部を親に借りて、後は銀行から融資を受けて3年かけて元の売り上げに戻しました。
元の売り上げに戻すのに3年です。
まあ、必死にやりましたね。
当時の売り上げが競技車輛製作&メンテが100%。
とにかく、競技会や練習会をやって、ユーザー様に走っていただかないことには収入の見込みはありません。
私が、あちらこちらの競技会や練習会のお手伝いをさせていただくようになったのも、こういう理由からなのです。

あの時はJAFが頑張ってくれて、徐々に競技車輛規則も出来上がって、何とか売り上げを回復させることが出来ました。
ストリートのユーザー様も順調に増えてくださいました。

今のサービス業関係のみなさんがどんなに大変か?
これから数年、その影響が残る中でどこまで頑張っていけるのか?
あの時とはまったく状況は違うので(見えない敵と戦う恐怖は計り知れません)こういう経験をしてきた私にもまったく想像もできないところです。

今回の状況では、JAFに代わるのはもちろん国です。
あの時はJAFの素早く的確な舵取りのお陰でAZURは廃業せずに済みましたが、今回のお国の舵取りはどうなるのか?
個々の頑張りは当たり前ですが限界があります。
本当に!本当に頼みますよ!
頑張れ!ニッポン!

というわけで、私も頑張っている飲食店を応援しますよ。
出張費が無くなった分はテイクアウトにお金を使います。
そして、頑張って感染対策しながら営業を続けている店の売り上げに貢献したいと思います。
もちろん、自分達の仕事も頑張ります!!

本当の勝負はGW後。
日本中で想像を絶する戦いが始まります。

早く、竹刀を持ってシゴキたいなーーー(^O^)/

2020年4月26日

巧選手の86にESAスプリングとESAアシストスプリングを装着していただいてから、まだきっちりとテストが出来ないまま自粛中です。
今の状況が収束して、1日でも早くテストできる日がくるといいですね♪
それまで、竹刀は玄関にしまっておきます!(^^ゞ

サスペンションプラス・UC02装着。

2020年4月25日

BPSダンパー(ゴールドバージョン)をご愛用いただいていますステージアさんにサスペンションプラス・UC-02をご購入いただきました。
荷物を積まれることが多いということで、リアのCリングを調整して、この車高にセットしました。
その乗り味は?(*^^)v

GW中の臨時休業のお知らせ。

2020年4月24日

☆GW臨時休業のお知らせ☆
5月3日・4日・5日・6日は臨時休業とさせていただきます。
ユーザー様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご了承ください。
なお、メールでのお問合せは随時返信させていただきます。
お急ぎのオーバーホール等のご依頼はメールにてご予約いただきますようお願いいたします。
7日以降に優先的に作業させていただきます。
よろしくお願いいたしますm(__)m

私流のセッティング評価方法の1つの例です。

2020年4月23日

さて、ニュートラル評価走行ですが、なぜ、そんなことを思い付いたのか?というお話です。

まず、この評価方法を思い付く前の話です。
ダートラ(ダート走行)を楽しんでいた頃に、かなりのハイスピードコースで路面がパンパンに締まっている場所がありました。ドライでは強烈に食いますが、ウェットでは、もうお話にならないくらい滑りました。所謂赤土路面ですね。
ブレーキを踏めば真っ直ぐ行ってしまい、アクセルで強引に向きを変えようとすれば超スローな独楽のように回ってしまいます。
で、色々と試した結果、クラッチを切った状態でステアリングを切るのが、最もスムーズに曲がることが分かりました。
で、曲がり出したら所謂バランススロットルで極力ステアリングを切らずに旋回を持続する練習を重ねました。
その後の洗車は大変でしたが。(笑)
でも、舗装(ジムカーナ)では浅間台スポーツランドくらいしか、このクラッチ切り走法は使わなかったですね。

で、ここで一旦この話は横に置いときます。
私が初めてオーリンズの評価を依頼された時に、まずはキョウセイドライバーランドで4輪用のピストン&バルブの評価をしました。
当初からワンウェイバルブを採用することが決定していたようですが、当時はスプリング交換がNGな時代だったので(まずはジムカーナ用から評価を開始したので)、圧側(バンプ)のワンウェイの方が効果が大きいのでは?ということで、ワンウェイバルブを圧側にセットして評価しました。
最初の評価だったので、減衰MAXと7段と20段で評価した記憶があります。

当然、オーリンズの技術屋さんは、シークレット評価(私にナイショでワンウェイバルブを変えてきます)もやります。
で、7段で最初走って他の段数を試す前に、「あれ?今回は圧側ワンウェイのはずだけど、これって伸び側ワンウェイですよね?」と私が言うと、オーリンズの技術屋さんがニコニコしながら「2輪のライダーは段数を変えないとこの違いが分からなかったけど、ミスターカワムラはなぜ分かるの?」と英語で言われました。もちろん私は英語が分からないので、通訳さんがそういう意味を伝えてくれました。(実はちょっと内容は違っていたかも?)
その理由は、ワンウェイバルブの構造にありました(当然その時は知りませんでしたが)。

ワンウェイバルブはニードルバルブに流れるオリフィスを小さなボールで塞ぐ構造になっていて、そのボールを小さなコイルスプリングが押さえています。圧側ワンウェイの時はピストンロッドの先端に、伸び側ワンウェイの時はニードルバルブ側にセットされる構造です。
で、この小さなコイルスプリングによって押さえられているボールにかかるプリロードが初期のレスポンスに影響を与えます。(スプリングが強ければレスポンスが上がり、低ければレスポンスが下がります)
スプリングの力はなるべく弱い方が、ダンパーの動き的にはスムーズな動きになりますが、ノーマルスプリングとのセットでは、圧側のレスポンスの良さはドライビングに良い影響が出ることが確認できたので、作動に邪魔にならない範囲の強さで圧側ワンウェイでいくことが決まりました。(その後、この小さなスプリングのへたりが動きに影響することが判明しました)

と、ここで横に置いといたクラッチ切り走法が出てきます。
この時の評価コースは前年(1989年)に行われた全日本ジムカーナのコースでした。 1コーナーを抜けて現在のシェルコーナーを大きく回る時の頂点のコーナーでクラッチを切った状態でダンパーの動きだけに注目して走りました。
この時に結構Gがかかるので(タイヤはSタイヤ)クラッチを切っていると身体の軸がほんのちょっとずれるのです。
これが気持ち悪くて、手前でニュートラルに入れてみました。
そうすると良い感じで集中できたのです。

これは最初からこのコーナーでクラッチ切りを試すと決めていたので、最初の数周でニュートラル走行を思い付きました。
この後、オーリンズの評価をする際は、必ずどこか1~2か所はニュートラル走法を試すことにしています。

そして、このニュートラル走法が最も活躍したのが、PCVバルブとDFVバルブの評価でした。
サブバルブは薄いバルブシムで構成されているので、どうしてもへたりが早くなります。
その過程でどのバルブシムのへたりがダンパーストロークスピードにどのように影響が出ているのか?を評価する際に、非常に役に立つのです。
ロードスター(写真)で行ったオーリンズのアクティブダンパーの開発評価にも凄く役立ちました!
ちなみに、各所ブッシュ類のへたりや、どこかの不具合等の発見にも役立ちますよ。

というわけで、こんな経験からニュートラル評価走法を思い付きました。
コロナの脅威が過ぎ去って、サーキットに爆音?が戻って来た時に、あちらこちらのコーナーでエンジン音がまったくしないクルマがいっぱい走っていたりしてね♪(^O^)/

※そうそうニュートラル走法を試す際に、ギアを入れてクラッチをつなぐ時には、エンジン回転を上げてつないでくださいね。アイドリング状態でつなぐと結構衝撃が来る場合がありますから。

セッティング方法のお話です。

2020年4月23日

私がアンダーステア&ニュートラルステア&オーバーステアを見る場合(ブレーキやアクセル等でのステア特性とは根本的に違います)、60キロ程度のスピードでフラットな路面と下り勾配がそれなりにある(強い勾配はNG)路面で尚且つある程度回り込んだカーブで評価しています。
方法は簡単、コーナーに差し掛かったらシフトをニュートラルにしてステアリングを切ります(この時にクラッチを踏んでいると身体に力が入ってちょっと分かり難いです。※当社比)。で、4つのタイヤにかかる力を確認します。(この時にサスペンションアームやブッシュにかかる力も確認します。ダンパーやバネの動きはここでは無視)
そうるすと、今、アンダーなのか?ニュートラルなのか?オーバーなのか?が分かります。
お試しあれ♪

で、それが分かったらどうするの?
は、ここからは商売に関係することなので、ナイショです(^O^)/

☆GW中の臨時休業のお知らせ☆

2020年4月22日

☆GW臨時休業のお知らせ☆
5月3日・4日・5日・6日は臨時休業とさせていただきます。
ユーザー様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご了承ください。
なお、メールでのお問合せは随時返信させていただきます。
お急ぎのオーバーホール等のご依頼はメールにてご予約いただきますようお願いいたします。
7日以降に優先的に作業させていただきます。
よろしくお願いいたしますm(__)m

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