スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

Style藍・走行動画

Style藍コンフォートスペック・16段のギャップ走破性。

2022年6月25日

すでに3000キロを超える評価走行を終えたニューコンフォートスペックで、いつものキョウセイドライバーランドへの坂道にある2つの段差(ギャップ)での収まりの良さを確認してきました。
段数は私のお気に入りの前後16段戻しです。

結果は、思った以上の収まりの良さに私自身もビックリでした。
というわけで、その収まりの良さを動画でご覧ください!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=aJ48AT9GVIg

☆Style藍・ニューテストスペック評価走行の旅・まとめ☆

2022年5月17日

さて、広島の金本さんのインプレを元に製作したニューテストスペックでの評価の旅。
今回の金本さんのご要望は「運動性能は多少犠牲になっても良いので、乗り心地をもっと改善したい」というものです。
もちろん、トーションバー&リーフスプリングというサスペンションの特性もご理解いただいての「出来るだけ」というご要望です。
運動性能を犠牲にすると言っても、運動性能が売りのオーリンズのピストン&バルブシステムなので、1歩間違えれば、「ただの乗り心地の悪いちょっと硬めの高いダンパー」となってしまうことも。
今までのStyle藍、8年間に及ぶノウハウは1度無視しても新たな走りを手に入れる必要性を感じました。
そこで、今まで数多くのスペックを評価してきた中で、まだ1度も試したことが無いバルブ特性にチャレンジしました。
新テストスペックの基本コンセプトは「20段戻しでの乗り心地と運動性能のバランスの最適化」です。
①あらゆる入力時での突き上げを最小限に抑える。
②前後のピッチングバランスの最適化。
③連続した入力時のバタツキ感の軽減。
④市街地走行スピードでの後部座先の乗り心地改善。
⑤高速走行時の安定性と横風対策。
①~⑤の対策によって、ドライバー&同乗者への身体的&精神的な負担を最小限に抑えつつ、楽しい操縦性の確保。を目指しました。
20段戻しという、ニードルバルブを開いた状態でのメインバルブおよびサブバルブ(DFVバルブ)の組み合わせを最適化することが狙いです。
結果、20段戻しでの乗り心地を含む運動性能が劇的に改善されました。※走行条件で前後の段数は多少変化させた方が快適な場合もあります。(特に②)

オーリンズのカタログモデルで言うと、2~4段戻しでの運動性能(硬さではありません)と、6段~8段戻しの安定性と10段~14段戻しでの入力のいなし方(乗り心地の良さとはちょっと違います)をすべて足して、平にしたフィーリングです。
今までのStyle藍のコンフォートスペックと比較しますと、6~8段での運動性能は多少犠牲になりますが、10段~14段でのしっかりしたハンドリングと乗り心地に対して、単純に乗り心地の良さだけを強調した走りをイメージしていただければ大体間違ってはいないと思います。それを前後20段戻しという段数で実現しました。
唯一、ワイド&スーパーロングのフルキャンピングバージョン車輛と普段お仕事で重量物を積載するユーザー様には、ちょっと物足りない内容となると思いますが、通常のベット仕様や積んでも200キロ程度までのご使用でしたら、今回のテストスペックでも十分にご満足いただける運動性能だと確信しました。
もちろん4WD車輛用もバッチリです。
あと、今回の評価の旅では、12段戻しまで評価しましたが、12段14段では相当ハードな走り方をするユーザー様にもご満足いただける運動性能を確認できましたし、私が最も気に入った前後16段戻しは、どんなスピードでも(極悪路を除く)気持ち良い走り(ハンドリング)が可能でした。
例えるなら、凄くしなやかで一般道での走行も苦にならないワインディング仕様のダンパーの乗り味という感覚です。
そして、20段戻しでは上記の対策の効果が十分に発揮された快適な走りが可能となっています。
このニューテストスペックは、本日よりコンフォート最重視基本スペックとして対応させていただきますが、金本さんにはこれからじっくりと評価していただく予定ですので、そちらの評価結果も順次取り入れていく予定です。
※今回のスペックでは10段戻し以上のバランスはまったく考慮しておりません。16段戻し~20段戻しが常用範囲となりますが、14段戻し以上の段数でもご使用目的によってはまったく問題無くご使用いただけます。このくらいしっかりした動きが好みというユーザー様も多いと思います♪

☆ハイエース・ニュースペック評価の旅・その③☆

2022年5月17日

ハイエース・ニュースペック評価の旅、今日は最終日で広島から静岡まで帰ります。今日も5つのセットを評価します。
まずは、早速6回目の段数変更。
山陽道のトンネルはコンクリート舗装なので、そこそこ路面が悪かったと思います。特に和気から赤穂までの路面に期待です!

☆ハイエース・ニュースペック評価の旅・その②☆

2022年5月17日

ハイエース・ニュースペック評価の旅、愛知~広島編。
愛知県を出発して今日、2回目の減衰変更。
天気予報はかなりまとまった雨が降る予報ですが、まだ雨は降ってません。
リアダンパーの調整は寝転ばなければならないので、なるべく本格的な雨になる前にある程度の評価をしておきたいと思います。
今日2回目の段数は前後20段。(実は今回の評価のメインはこの前後20段なのです)
さて、高速での安定性&ハンドリングはいかに?
この後、広島まで各段数での評価をしながらのんびり移動します!

Style藍・ニューテストスペック・評価開始。

2022年4月3日

今日は午前中に、先日組んだテストスペックの評価をして来ました。
取り合えず12-14での評価ですが、このスペックは8~16まで使えそうです。
今回12-14でかなりのガタガタ道(ノーマル脚だとぴょんぴょん跳ねるレベル)を走りましたが、この段数でも私的には十分な許容範囲でした。
心配していたステアリングレスポンスも問題無いレベルです。
10-12あたりで更に気持ち良い走りが出来ると思います。
問題は対横風ですが、これは風が強い時に新東名高速を走らないと評価が出来ません。
やはり、まったく新しいバルブの評価は楽しいです。
しっかり受け流しながら、きっちりと受け止める。
文章では何とでも言えるので、また動画でご説明させていただきます。
ハイエースは、やっぱり良いクルマです♪

ランサーエボ6用スーパーオーリンズ・タイプC:100%スペック装着。

2019年4月6日

本日、遠方からお越しいただいたランサーエボ6トミマキ仕様さん。
装着していただくのはスーパーオーリンズ・タイプC:100%スペックです。
タイプCの場合は、セットするバネはもちろん長め。レートも低めのバネにプリロードをかけてセッティングします。
まず、車高を出してからプリロードを合わせて、再度車高を調整。ダンパーの段数とプリロードのマッチングを取って完成です。
と、書くと簡単な作業のように見えますが、実はここが凄く大変です。競技用の数倍ノウハウが必要になる作業なのです。
ワンオフ品では無いので、ベースダンパーの寸法の範囲で更に工夫をしてセットを出していきます。
バッチリとセットが出たら、アライメントを合わせて再度車高を確認して終了です。
バルブシムが完全に馴染んでからが本来の狙った動きとなりますので、当然そこも考慮してセッティングしています。
路面を這うような快適でフラットな乗り味をお楽しみください。
ありがとうございました♪m(__)m

ハイエース用ダンパーStyle藍・ニューテストスペック評価開始

2019年4月5日

ハイエース用ダンパー・Style藍のリアダンパーにニューテストスペック投入です。
軽いスーパーGLでも快適な乗り心地重視のコンフォートスペックとなります。
現行のコンフォートスペックに対して、乗り心地はそのままに、より安定した(現状も相当安定していますが)高速走行が可能になることを狙ったスペックとなります。
ファーストコンタクトは良好です♪
これから約5000キロの評価に突入です(^O^)/

ランサー・エボ6用スーパーオーリンズ・タイプC:100%仕様

2019年3月31日

競技系&アタック系のユーザー様が多いAZURですが、実はコンフォート系のユーザー様にも大変ご贔屓にしていただいてます。
コンフォートスペックは競技系以上に奧が深いのでバルビングにも培近くの時間をかけています。
乗り味はもちろん、長時間安定した性能を発揮することが重要となります。
今日、製作させていただいたランサー・エボ6・トミマキ仕様用スーパーオーリンズはタイプC:100%でのご依頼です。
フラットで快適な乗り心地とランサーらしい軽快な走りを長時間お楽しみいただけるようにセッティングしました。
取付は来週ですが、必ず気に入っていただけると思います。

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