新製品ニュース
ESAアシストスプリング・評価開始です!
2020年3月18日
自動車トーマス松村代表に、ESAアシストスプリングを試していただいて、いくつかのメリットを発見していただきました!
そして、デメリットは何も無かったとのことです。 まずは狙い通りです(^O^)/
※写真は私のS15シルビアにセットしたESAアシストスプリング。
オーリンズとスーパーオーリンズは何が違うの?
2020年3月11日
この仕事を初めて38年。
ダンパー&バネを含めて、小さなパーツ1つ1つを評価する仕事も30年以上続けて来ました。
ダンパー評価では、0.05mm差のバルブシムの動き、100分の1mmのフリクションやグリス&オイルのフリクション&耐久性、数mmのポートの形状&位置&数の違いを評価する仕事や、ブッシュの硬度・厚さ・形状の違いの評価もしてきました。
数字で示される違いもあれば、数字には出ない違いも評価してきました。
でも、それはあくまでもメーカーから自分が請け負った仕事。
我々の仕事は、ユーザー様1人1人にご希望の走りをお届けすることです。
ユーザー様のご要望は「評価した内容」では無く、「今までとは違う走り」なのです。
どんな講釈を並べても、その走りにユーザー様が満足出来なければ失格です。
特にストリート用ダンパーの場合は、セットするバネとのマッチングを含め、ユーザー様の望む納得の走りをご提供しなければ高い代金をいただくことは出来ません。
ユーザー様のご希望は、同じ言葉で表現してもその内容は1人1人異なります。同じ車種でも、他のパーツや乗り方&走る道路によっても変わって来ます。
もちろん、タイムアタック仕様・競技専用仕様の場合も、個々のユーザー様の価値観・ご要望の内容によって対応は様々です。
BPSダンパーのようにワンオフ製作ダンパーはもちろんですが、スーパーオーリンズもカタログモデルでは満足できないユーザー様のご要望に応えれるように1セット・1セットご希望の走りをお届けできるようにセッティングしています。
今までに、数多くのカタログモデルのセッティングも経験して来ましたが、その数百倍のユーザー様に合わせたセッティングを積み重ねて来ています。
先日、頭を悩ましていた20年に1度の案件も、今回の対策でユーザー様が驚くほどの走りの違いをお届けできたようです。
毎日、毎日、ダンパーを組む仕事ですが、車種&スペックは同じでも、ユーザー様のご希望内容が少しでも違えば、同じダンパーでは無くなります。
1週間に数回は「普通のオーリンズとスーパーオーリンズは何が違うのですか?」というご質問をいただきます。
「見た目は同じですが、走りが違います。そして、その違いはユーザー様のご希望内容で変わります。」
一言で言ってしまえば、こういうことなのですが、今日はちょっとだけ違いの内容に関してお話させていただきました。
※お陰様で、3月に入って新規製作のご依頼、OH&仕様変更のご依頼を本当にたくさんいただいております。
どんなに忙しくても、1人1人のユーザー様のご要望にお応えするために使う時間は変わりません。
そのために、ちょっとお時間をいただく場合もございますが、ただ組み付けるだけでは無く、よりご希望の走りに近づけるために工夫しています。
納期はご依頼内容、ダンパーの状態によって変わってきます。
まずは、お気軽にお問合せください(^O^)/
Style藍・ニューテストスペック、夏タイヤで評価開始です!
2020年3月4日
今回のハイエース用ハイパフォーマンスダンパー・Style藍のニューテストスペックですが、昨日までスタッドレスタイヤで評価をしてきました。
そろそろ雪の心配も無くなったので、今日から夏タイヤ(ダンロップさんのバン用ラジアル)で評価開始です。
冬タイヤと夏タイヤでは、タイヤの減衰特性が違うので、当然ダンパーの仕事内容も変わってきます。
そこの違いを見るのも色々と勉強になるので楽しいです。
まずは、スタッドレスでバランスの良かった前後12段で走行。
下道では気にならなかったですが、新東名に乗った途端、ハンドリングのどっしり感が少なくなったのが分かりました。
リアの動きは予想に反してバッチリでした。リア12段は万能段数かもしれません。
そこで、リア12段固定でフロントを10段・8段・6段と変えて様子を見ました。
ハンドリングだけで言うと当然6段ですが、ちょっとリバンプの動きが遅いのが気になります。8段はバランス良いですが大きな段差で気になる部分が。
そこで、もう1度10段に戻したら、やっぱりこの段数かな?という動きでした。新東名遠州森IC~浜松北ICの凸凹路面もしっかり受け止めながらも衝撃は少ない、とても安心感があるハンドリングでした。ある程度荒れた路面ではフロント10段、リア12段がナイスバランスです。
このまま下道へ降りて、かなり路面の悪い道路を選んで走って来ましたが、50キロ前後の乗り味&安定感も抜群でした。
マンホールやギャップ(路面の凸凹)を避ける必要もありません。
もちろん、ただ柔らかい乗り味なわけではありません。
あくまでも運動性重視のダンパースピードの範囲で路面からの入力を巧くいなしているという動きです。正に安心して走れる乗り味でした。
この安心感というのはとても大切だと思います。
何と言っても疲れ方がまったく違って来ますから。
そして、12段でも十分なハンドリングの楽しさ!
10段では「ルンルン♪」。6段では「ウホウホ!」なハンドリングと言えば、イメージ湧きますかね♪
ハイエースのハンドリングを侮ってはいけません!
マジでスピード出し過ぎ注意ですから(^O^)/
さて、明日は例によって動画撮りです。
数人の力持ちに手伝ってもらって、楽しい動画を撮る予定です。
雨降るなーーーーーーー!(*^^)v
満員御礼m(__)m
2020年2月28日
3月19日開催の秒殺トレーニングは満員御礼となりました。
たくさんの申し込み、ありがとうございますm(__)m
この頃には新型も落ち着いてくると思います。
思いっきり秒を抹殺しましょう(^O^)/
2020スペックのテスト動画が次々と送られてきます。
2020年2月26日
全日本ジムカーナ選手権開幕まで後1ヶ月。
エンジンのかかりが遅いうちのユーザー様達もやっとテスト走行を始めたようです。
動画はご存知、稲川選手のニパ子号33スイフト。
細かいうねりとリアが突っかかるいやらしい路面のFSWジムカーナコースでの走行です。
まだ、ドライバーがリハビリ中ですが、スイフトの動きは良い感じです。
今年の活躍が楽しみです(^O^)/
外野のみんなで撮影の邪魔をしていますが(笑)
2020年2月24日
しつこくハイエース用スーパーパフォーマンスダンパーStyle藍の走行動画です。
美浜サーキットの第2駐車場の連絡路を使って撮影しました。
午前中のオートテストのスタッフが周りでチャチャを入れてくるのを無視して(笑)真面目に話をしています♪
フロントの動きの違いも、リアの収まりの違いが画面から伝わると思います。
ちょっと長いですが、ぜひご覧くださいm(__)m
巧い!(笑)
2020年2月21日
タイヤの回転がまったく止まらないのがよく分かりますよね。
グリップがあまりよく無いタイヤでタイム出すコツは、タイヤの回転を止めない!これに尽きると思います!(^O^)/
超綺麗なプレリュードさん♪
2020年2月19日
超綺麗なプレリュードさん。
ほぼ同時期のオーリンズを2セットお持ちで、交互にOHして使用されているそうです。
カタログスペック+社外ノーマルスプリングですが、もちろんこのカタログスペックは私がセッティングしました。
確か、3回くらいの仕様変更でOKが出た安産スペックだったと思います。
外装も内装も超綺麗で物凄く大切に乗られているのが分かります。
ブッシュの締め付けも、もちろんアライメントもバッチリな状態でした。
このプレリュードはオーナー様に出会えて、本当に幸せだと思います♪
スーパーオーリンズ(Style藍)はブレーキング性能に拘りぬいてセッティングしています。
2020年2月16日
仕事柄、あまり馬力には興味がありません。
どちらかというと加速よりも減速が好きです。
だからと言って、首が前へ出ちゃうような強烈な減速Gフェチでもありません。
スルスル~~って、知らないうちにきっちり減速している感覚が大好物です!
ブレーキペダルを踏んだ分だけ、違和感無く気持ちよく車速が落ちている時間は内臓がとても喜んでいるのが分かります。
タイヤの性能も同じです。
路面をしっかり捉えて減速Gをしっかり受け止めながらも平気な顔をして転がってくれるタイヤが大好きです。
そういう意味で、超絶に気持ちいいな♪と感じたタイヤはダンロップさんのバイアススリックでした!
どんな路面状況でも、思った通りの減速が出来る素晴らしい減衰特性を持ったタイヤでしたね。
単純な制動力は現在のラジアル構造に軍配が上がると思いますが、あの一体感と安心感から来る安定の転がり感はやっぱりバイアスならではなのかな?と今でも思っています。
ここ数年のダンパーの減衰特性を決めるバルビングも、実はこの感覚を最重視してセッティングしています。
特にストリートでは、『圧倒的なブレーキング時の安心感』がテーマとなっています。(もちろん競技用も)
ハイエース用のダンパーはこの特性を出すために躍起になってセッティングしていると言っても過言ではありません。
ダンパーセッティング。仕事ですが、本当に面白いです。
もっとスムーズにタイヤが回転するように!
もっと気持ちよい減速が出来るように!
高性能の先にあるのは安全&安定です♪(^^ゞ
※動画のハイエースのダンパーはアズライトスペックです。スーパーDFVスペックもアズライト同等のブレーキ性能を発揮するところまでセッティングは進んでいます。
レヴォーグ用スーパーオーリンズ・アズライトスペック。
2020年2月15日
レヴォーグ1.6GTS用スーパーオーリンズ・アズライトスペックを装着していただきました。
ぐるりと試走してきたフィーリングは狙い通りの動きです。バルブシムが馴染めば、レヴォーグの楽しさを更にアップしたスポーティでフラットな乗り味をお楽しみいただけます。
やっぱりスバル車にはアズライドスペックが合います♪
試走でビックリしたのは運動性能だけではありません。走り出して直ぐにエンジンのピックアップの良さと気持ちのいいパワー&トルク感に驚きました。
ユーザー様に伺ったところ、プローバさんのECUが装着してあるとのことです。
なるほど納得です。このエンジン特性とスーパーオーリンズ・アズライトスペックとのマッチングは気持ちいいの一言につきます。
お決まりのセリフですが、
レヴォーグ、欲しくなってしまいました(^O^)/