スーパーオーリンズ・オーバーホール
ノーOH。50万キロ走行のAE92レビンS/C!
2021年9月16日
このクルマのオーナー様は、最近では珍しい日本刀の刀鍛冶さんです。
かなり凄い人で、少し前に政府からの要請で、ロシアのプーチン大統領の前で実際に刀を作って来たそうです。(道具をすべて持っていったそうです)
愛車はAE92レビンですが、走行距離は何と50万キロ!!
特注のスーパーオーリンズもすでに15万キロです。
今回はかなりOHを引っ張ってしまったので、ちょっと心配していましたが、何とか無事にOH完了です!
次回はもう少し早めのOHをお願いします♪
コペン用i-broスーパーオーリンズ・オーバーホール。
2021年9月13日
いつもお世話になっているi-broさんのお客様のコペンです。
まだ、特注スーパーオーリンズの製作が可能だった頃のi-broスーパーオーリンズのOHにお越し頂きました。(現在はBPSダンパーで対応させていただいております)
軽自動車はスペース的に大容量タイプのダンパーのレイアウトにかなり苦労しますが、フィッティング出来てしまえば、圧倒的な運動性能が手に入ります。
今後も末永くスーパーオーリンズの走りをご堪能ください。
ハイエース祭り!
2021年9月8日
本日はハイエース用スーパーパフォーマンスダンパーStyle藍の新品ダンパーの製作と、送っていただいたダンパーのOH&仕様変更と、SPSご利用で車輛持込OH&仕様変更と、工場はハイエース祭りとなっています。
新品ダンパーは大阪のプロショップ来夢様からのご依頼ですが、ユーザー様からも直接ご要望をお聞きしていますのでサクッとバルビングしました。
車輛持込のユーザー様は脱着に慣れていらっしゃるのでサクッと外していただいて、じっくりとご要望をお聞きしてスペックを決めました。このユーザー様はStyle藍のユーザー様の中ではブッチギリに要望が細かくインプレも正確です。今までも多くのダンパーを装着して来て、最終的にStyle藍を気に入ってくださいました。前回の仕様変更から6万キロ走行されたそうですが、ダンパーの状態は非常に良く、サクッとOH&仕様変更完了です。
で、問題が送っていただいたダンパーです。
リアダンパーの減衰調整部分が完全に壊れていて、通常は中のパーツ交換で修理出来るのですが、1個だけどうにもならない状態でした。仕方が無く、ブラケット部と中身をそっくり新品へ交換しました。
このブラケットがASSYで¥18.000-ほどするので、回り方がちょっと変だな?と感じた時はお早めにOHをご依頼いただけると修理できる場合が多いので余計な出費が抑えられますよ。
というわけで、Style藍、相変わらず好調です!
ノートe-power・nismo用スーパーオーリンズ装着。
2021年9月7日
ベースダンパーの長期欠品で大変ご迷惑をお掛けしましたが、やっとベースダンパーが入荷して本日装着していただきました。
リアスプリングの変更もあり、3回程組み直しましたが無事に狙ったセットが完成しました。
大変!大変!お待たせしました!
続・続・リアステアとリアスライドの違い
2021年9月6日
しつこく(笑)リアステアネタです!
今回は、稲川選手のGRヤリス+BSプレイズで美浜サーキット・ジムカーナDAYのSSPを走行した時の車載動画です。
PNスペックにエコタイヤは基本ド・アンダー仕様ですが、リアステアを使ってアンダーを殺しながらコーナーリングしているのが良く分かります。
唯一、下り勾配のBSEコーナーでブレーキングアンダーを出してミスってます。こうなるとリアステアは使えません。その後の定常円コーナーではしっかり反省してリアステアを使ってアンダーを殺しています。
ポン乗りの1本目とちょっと動きが分かった2本目の操作の違いを観ていただけると凄く分かり易いと思います。1本目はただ待っているだけの箇所が目立ちますが、2本目はしっかり意識して走れています。(と言っても70%の出来ですが)
こういうエコタイヤは本当に勉強になりますね。
セッティングの方向性を出すにも少しは役立ちますよ。
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続・リアステアとリアスライドの違い
2021年9月6日
続・リアステア動画・S15シルビア編。
ヴァリノ・ペルギア08Rでの走行です。
普通に走ると、ちょっとアンダーになりやすいS15ですが、ほとんどアンダーは出ていませんね。
個人的には、最もアンダーが出やすい最終パイロン立ち上がりの動きが気に入ってます。
各コーナー毎で、リアを必要以上にスライドさせずに、きっちりトラクションをかけつつ、フロントタイヤを助けるリアタイヤの動きにご注目ください。
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リアステアとリアスライドの違い。
2021年9月6日
リア駆動車のリアステアとリアスライド。
この2つは似て非なるものですが、タイヤがグリップしているか?タイヤがスライドしているか?という状況が最も大きい違いだということは誰でもイメージできると思います。(このあたりの詳しい話は、ふら♪さんにお任せします♪)
じゃ、グリップステアとスライドの境って何処なのよ?ということになりますよね。
もちろん「境」はあります。そこを感じることが最も重要だと思っています。その「境」は当然タイヤの絶対的なグリップ力、クルマのセット、コーナーの条件で変わって来ます。というか、変えています。
その「境」を自在に作り出すことが最も需要なポイントだと思います。
この動画の1コーナーは進入はリアステアを使っていますが、ショートカットへはリアを若干スライドさせてラインに乗せています。
なぜかというと、タイヤが冷えているとどうしてもこの舵角だとアンダー気味になってしまうポイントだからです。そうなるとブレーキをかけるか、アクセルを抜いてアンダーを消す必要が出てきます。
なので、1コーナーのリアステアのGを利用して必要なスライドを発生させて向きを変えながらボトムスピードを落とさないように操作をしています。
動画を観ていただくと一気にスライドさせるのではなく、自然にグリップからスライドへ移行しているのが分かると思います。
次のターンは、サイドを利用してリアタイヤをスライドさせていますが、立ち上がりではリアステア状態でタイヤを前へ転がしていますね。
奥のトライアングルでも、1コーナー&ショートカットとまったく同じ理由で操作しています。
戻ってからの左ターンも立ち上がりが下り勾配になるので、サイドでスライドさせてから、徐々にリアステアに移していってトラクションが抜けないようにしています。
キリックスからフェニックスでは極力スライドさせずにリアステアさせながらアンダーを殺してラインに乗せています。
ショートカットは右のリアステアのGを切り返すことによって、左のリアステアをスムーズに引き出していますね。
最後の右ターンもかなりの下り勾配なので、スライドは最小限に抑えて、立ち上がりはリアステアを利用してトラクションを最大限かける操作をしています。
タイヤのグリップを100%引き出しながら、フロントの舵を助ける荷重移動を利用するのがリアステアです。
リアステアをスムーズに引き出せないような低速&タイトコーナーでは、リアタイヤを若干スライドさせることによって、ボトムスピードを維持しながら、立ち上がりではリアステアへ移行させるのがポイントです。
サイドターンは正にコレです。
立ち上がりでアンダー気味になって、ラインが膨らんだり、アクセルが踏めなかったり、またリバースステアしちゃうような時に、リアステアをマスターすれば、ほとんどの場合その悩みはちょっとした操作で解消できます。
その「ちょっとした操作」を頑張って身に付けましょう!
そうなれば「境」も手に取るように分かって来ますよ♪
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NBロードスター用スーパーオーリンズ・サーキットスペック
2021年9月4日
本日、ダンパー(PCVオーリンズ)のOH&仕様変更にお越し頂きましたNBロードスターさん。
富士チャンピオンレースのロードスターカップ用の車輛を中古で購入されて、ほぼそのままお乗りになっているそうです。(ユーザー様もFSWを走られています)
ユーザー様に現状の動きで不満な点をお聞きして、その対策を施しながらの作業となります。
アーム類は強化ブッシュをお決まりの1.5G締めでした。
ASSYで外して分解したところ、まずアッパーマウントの取付方法がNGでした。カラー等、かなり工夫をしてありましたが、セットの方法が「これは・・・」だったので、まずはそこのデメリットを解消しました。
ダンパーのストローク自体は問題無かったので、早速中身のOHに入ります。
と、ここでまたまた問題発生。ボルト類がかなり錆びていたので、ロックナット&ロアシートの固着が心配でしたが、フロント2本が完璧にNGでした。
この状態ですと炙っても無理なので、仕方が無くロアシートを削り取って新品に交換です。
ダンパーの中身はロッド以外はセーーーーフ!でした。
メインバルブのスペックはFSWを走るには、そこそこのスペックでしたが、前後共に謎のシムの積み方をしている部分があって、そこも対策しました。
これで、バルブシムの耐久性もグンとアップします。
ユーザー様にお聞きすると、街乗りは大体7段、FSWでは前後1段戻しか2段戻しでないと、安定感が出ないということでしたので、PCVバルブを確認すると、なんと標準のままでした。
メインバルブがサーキットスペックで、PCVバルブが標準のままですと、それはかなりフワフワしてしまうと思います。このメインバルブで1段戻しということでしたが納得です。
PCVとメインバルブを変更して無事にOH完了しました。
アライメントはリアのトーが少し狂っていたくらいでしたが、ユーザー様のコメントを元に合わせました。
バネがフロント16K,リア14Kですが、ダンパーは前後15段で不快なピッチングも無く、ハンドリングもリニアな操舵感で良い感じです。
今までは7段でも跳ねたということでしたので、やはりPCVが仕事をしていなかったのが大きいですね。
最低地上高はタイヤが減っていたので、現状で90mm+アルファです。
というわけで、今回は定番のアズライトスペックでは無く、PCVを活かしてセッティングさせていただきました。
お住まいもお近くということですので、またちょくちょく遊びに来ていただきたいと思います。
ありがとうございましたm(__)m
納車完了しました!
2021年8月29日
メガーヌRSトロフィーS。無事に納車完了しました!
今回、BPSダンパーにセットしたスプリングはフロントにレスポンス重視のUC-03。リアは安定性&コントロール性重視のUC-01をセットしました。
スペース的に制約が多いレイアウトですが、ベストのセットが出たと思います。
細かいセットアップは、ユーザー様にサーキットを走っていただいて合わせ込んで行きます。
大変!大変!お待たせいたしました!
当然ですが良い感じです!
2021年8月28日
メガーヌRSトロフィーS用BPSダンパー。セットアップ完了しました!
手前味噌で申し訳ありませんが、さすがの乗り味です♪
後の細かいセットアップは、ユーザー様にサーキットを実際に走っていただいて煮詰めて行きます。
大変!大変!お待たせしました!(^O^)/
※セットアップ時のインプレ動画です↓ ↓ ↓ ↓ ↓