2023年12月31日
41年間で、カタログモデルの評価も含めて、今まで何セット(モデル)のダンパーの評価&テストをして来たのか?(オーリンズ以外も含みます)
数百モデルのセットを評価して来ましたが、テストスペック数で言うとその20~50倍くらいなので、かなりのスペック数になりますね。
オーリンズの場合、1台分のダンパーに使用するバルブシムは約80~120枚。
基本的にバルブシムの組み合わせと、ピストンに流れるオイルの流量で多様な減衰特性を作り出しています。
AZURではバルブシムやピストンに加工をすることは好みません。
耐久性に問題が出る可能性が高くなりますので、きっちり評価された完成パーツの組み合わせのみでセッティングしています。
ユーザー様の90%以上が一般道も走られるので、耐久性&安全性はどんな性能よりも重視しています。最高評価距離は同じダンパーとしてはハイエースの16万キロです。もちろん、この距離はまだまだ延長されます。
S15シルビアも24万キロ走りましたが、途中でダンパーを2回そっくり変更しているので、同じセットとしては最長18万キロとなります。
しっかりOHをしながらご使用いただければ相当長持ちします。
間違った組付けをされていたり、イレギュラーなトラブルが無い限り、次のOHまで安定した性能を発揮することが大前提です。
我々が車高調と呼んでいる運動性能を重視したダンパー&スプリングはどうしても耐久性に難があります。(粗悪製品は論外)
だからこそ、『安定した性能=安心&安全=高性能』を常にユーザー様にお届けできるように、42年目も変わらぬスタンスで仕事をして行きたいと思います。
2023年度も、多くのユーザー様からご依頼をいただきました。
1人1人のユーザー様のご希望に添えるように、今後も精力的に新スペックの評価を行って参ります。
今後もスーパーオーリンズ・BPSダンパー・Style藍をよろしくお願いいたしますm(__)m

2023年12月31日
ナリモの走行で完全に終わったと思ったゼスティノZ-REX7000ですが、幸田サーキットではまだまだグリップしてくれました。
やっぱり幸田サーキットの路面との相性は良いようです。
朝一、パイロンを並べて、完全に冷えた状態で1本走って1分15秒88。タイヤが暖まった2本目で1分14秒72。(手時計なので多少の誤差有)
2本目は置いといて、1本目の1コーナーや三日月シケインでの大アンダーでも、1秒落ちなので2部山でも相当なポテンシャルです。
1番驚いたのはブレーキングが良いことです。2部山でもしっかり止まってくれました。
気温は8℃でしたが、路面温度は日が当たる前なので6~7℃くらいだと思います。
やはり、TW200は柔らか過ぎますね。
このタイヤ。ちょっとトレッドを見直して、TW280のゴムを乗せたら、相当良い感じになると思います。
ということで、ゼスティノの新しいタイヤに期待です♪
動画は2本目のアタックです。真面目にアタックしています!(^^)v
2023年12月31日
2023幸田スポーツドライビング・ラボ走り納めスペシャル。
中川さんがたくさんのユーザー様の動画を撮影してくれました♪
この日は深くラップできるようにコース設定を考えたので、2本・3本と連続して走行された参加者も多く、撮影してくださった全車輛にBPSダンパーにESAアシストスプリングを装着してくださっているので、とても良い勉強になります。
特に山口選手のGR86は、今回純正のトルセンデフに練習用のRE71RSということで、BPSダンパー+ESAアシストスプリングのトラクションがよく分かりますね。
まあ、8割が山口選手のドライビングのお陰ですが、2割はBPSダンパーとESAアシストスプリングの効果だと思います。タイムも純正トルセンデフとは思えない凄いタイムが出ていました!
今回、私の外撮りはみなさんが入場する前に2回走っただけなのでありません。昼休みに1本アタックすれば良かったなーーと、後の祭りですね。
しかし、ESAアシストスプリング。良い仕事してくれます♪(^^)v
2023年12月27日
AZURの2023年度の営業は本日を持ちまして仕事納めとさせていただきます。
新年は1月4日より通常営業となります。
本年度もたくさんのご依頼、心より感謝いたします。
値上げラッシュで利益率がガタ落ちの1年間となってしまいましたが来年もしぶとく頑張ります!
ナンバーワンを目指すのでは無く、オンリーワンを目指して、1人1人のユーザー様の価値観に寄り添える仕事を心がけて参ります。
2024年もAZURをよろしくお願いいたしますm(__)m
※メールでのお問い合わせは年末年始に関わらず対応させていただきます。
2023年12月27日
本年度、最後のガレージ仕事は、午後イチにキャラバン用Style藍の装着。その後に半年前にスーパーオーリンズを組んでいただいたRX-8さんが、脚が完全に馴染んだのでサーキット走行前に車高&アライメントのチェックにお越しくださいました。
ダンパーの作業は山越選手のEG6用スーパーオーリンズのOH&仕様変更と、年明け早々に装着させていただきますS2000用スーパーオーリンズの製作でした。
私は明日から幸田サーキットへ今年最後の出張です。
超絶安全運転で行って来ます。
「どんなにOBKなドライバーに遭遇しても、絶対に腹を立てない!」
安全運転の基本中の基本です。
年末で移動される人も多いと思いますが、OBKなドライバーの所為で、大切なカルシュウムを消費してしまうことほどバカバカしいことはありませんからね!
というわけで、29日に幸田サーキットでご一緒するみなさん。
天気も良さそうです。楽しく・真剣に・ドライビングの研究をしましょう♪(^O^)/
2023年12月25日
2024秒殺トレーニングのコースです。
来年度は初心に戻って基本操作の反復練習メインのコースとしました。
午後のタイムアタックもなるべく単純なコースで、ライン取りの自由度を増やしてあります。
ブレーキングと荷重移動、もちろんアクセル&ステアリングワークの練習にはバッチリです。
走行タイムも短いので、より回数を走って色々なことを試していただけるようにしました。
左右のタイヤも1日を通して均等に使うようにも配慮しています。
単純で短いコースだからこそ、初心者さん&ベテランさん、それぞれのテーマで走り込んでいただけます。
来年はシンプルコースのご用意はありませんが、深いターンを無視していただければストレス無く?走行していただけると思います。
パイロンコースは覚えるのが大変!という初心者さんにもバッチリです。
コースが短い分、募集台数はMAX28台とします。
スキルアップはもちろん、タイヤ&脚のセッティングにも、ぜひご活用ください。
1月18日開催分はまだ13名様の余裕があります。
みなさんのご参加、お待ちしていますーーー(^O^)/
2023年12月22日
ハイエースのうんちく動画は、完璧に飽きられていると思いますが、時々新規のユーザー様から「YouTubeの動画を観て決めました!」という、うれしいことを言っていただけるので、例え1人でも2人でも「なるほど!」と思っていただけるのなら、しつこく動画をアップし続けようと思います。
相変わらず文字もBGMも無い撮りっ放しの動画ですが、その方が信憑性が高いと思っています♪(面倒なだけとも言います!)
2023年12月22日
ナリモで完全に終わったと思ったゼスティノZ-REX7000ですが、FSW/GCの路面ではまだまだ頑張ってくれました。
動画でも言ってますが、このタイヤの唯一の弱点はタイヤを斜めに使いだす瞬間のインフォメーションの薄さです(当然グリップ力も)。
そういえば、Z-REXは新東名の第一走行車線(1番左車線)での直進安定性がメチャクチャ良いので、大型の轍もまったく気になりません。ハンドル持ってなくても良いくらいです。そこそこキャンバーついてるのにです。
ということは?(お分かりですよね)
縦のグリップは申し分無いので、もう少しレスポンスが上がって、インフォメーションが増えてくれれば秒単位でのタイムアップは間違い無いと思います。
さて、これにてZ-REXの評価は終了となります。
215サイズと235サイズのフレッシュから2部山までの評価で色々なことが分かりました。
ご苦労様でしたーーー♪(^^ゞ
2023年12月19日
いよいよ今週から年末の追込ショーが開幕します!
新品のスーパーオーリンズとBPSダンパーの製作と、一筋縄ではいかないオーバーオール作業が待ち受けているので、オプションパーツを含めてミスの無いように3人でマメに確認をしながら作業を進めて行きます。
オーバーオール品は状態によっては年内の作業は難しいダンパーもあると思いますがご了承ください。
ミス無くトラブル無く確実な作業で対応させていただきます。
また、お見積りにも時間が掛かるダンパーも多く、ご迷惑をお掛けしています。
順番に作業させていただきますので、よろしくお願い致しますm(_ _)m
2023年12月19日
今年もナリタモーターランドで裏全日本改造者選手権が開催されました。もう20年ほど続いている裏全日本。クルマの改造度はそれほどでも無いけど、人間の改造度?は正にクルマバカな人達がワイワイ騒がしく楽しく走ることが目的の大人の遊びです。
私も、今評価しているZ-REX7000のとどめを刺すためにロードスターRFで走ってきました。
会場には3年連続全日本チャンプの広瀬選手ご一家も応援に来てくれてメチャ楽しく走れました♪
動画は午後の決勝1本目。
パイロンタッチでノータイムの走りです!(裏ルールでパイロンタッチ&脱輪は当該ヒート無効)
計測ラップの1コーナーへのブレーキングポイントで、宗君といちほちゃんが大声援を送ってくれていたので、つい張り切り過ぎて1コーナーのパイロンの角(ウェイト)を触ってしまいました!パイロンは動いていなかったので、誰かがウェイトの欠片を外に出していたんだと思います。(笑)
チャンプ広瀬君の突っ込みも入っていますよ♪(笑)
これで、来年、広瀬君がパイロンを触っても文句が言えなくなりましたとさ!(*^_^*)