ブログの記事一覧 | スーパーオーリンズ&BPSダンパー・製作&メンテナンス業務

ブラックプログレス・スーパーダンパー

BPSダンパー・価格改正のお知らせ

2022年8月31日

発売当初から大変ご好評をいただいております、ブラックプログレス・スーパーダンパーですが、昨今の原材料・加工賃の相次ぐ値上げにより、現状の価格維持が難しい状況となり、10月1日より全製品を値上げさせていただくことになりました。
値上げ幅は金額&モデルによって税抜¥30.000~¥50.000ーとなります。
なお、9月30日までに正式に受注いただいた分に関しましては、今まで通りの金額とさせていただきます。
何卒、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

ND5ロードスター用スーパーオーリンズ・ストリートスペック。

2022年8月27日

新規製作から2年で5万キロ走行のND5ロードスターさん。
今回は初回OHのご依頼です。
タイプS:80%、C:20%のストリート仕様ですが、今回のOH時に更なる突き上げ対策を施して仕様変更させていただきました。車高も現状から少しダウンです。
今まで以上に快適なロングドライブをお楽しみいただけると思います。
今後も末永くよろしくお願いいたしますm(__)m

自由自在な姿勢作り!

2022年8月26日

自由自在!(^O^)/
決して曲がり過ぎない。スライドコントロールが楽なわけでもない。とにかく狙い通りに止まって、曲げる操作にきっちり追従して、「そこ」でリアのスライドを止める!と狙えば、そこでしっかり止まってフルパワーでトラクションを掛けることができる。
バネ交換は1回、ダンパーの仕様変更も1回のみ。後は細かいセットアップを繰り返して、このセットに辿り着きました!(もちろん先はあります)
私はダンパーチューナーなので、日頃乗っているマイマシンのダンパー特性を1回の仕様変更で狙いの働きに持っていけるのは当然ですが、それはあくまでもダンパーの基本的な運動性能を決めるだけです。(もちろん色々な環境の変化にしっかり応える能力を持たせることが難しいのですが)
タイヤのグリップが落ちていても、強烈なタイヤのグリップを得られたとしても、その基本的な運動性は同じでなければ本当の自由自在とは言えません。
だから、ゴムが青光りして来た2分山のゼスティノで評価しているのです。
でも、これは決して一般のユーザー様にはお勧めしません。やはりある程度しっかりとグリップするタイヤで無いと、操作が安定しない所為でクルマの動きもギクシャクしてしまうからです。
この道40年以上の爺さんだからこその評価走行だと割り切ってご覧ください!
次回からは少しずつタイヤのグリップを上げて行って、現状のベストセットのバランスを評価して行きたいと思います♪
※その動画はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=UokSFtwrH5E

GRヤリス・TW280仕様用BPSダンパーキット装着

2022年8月24日

TW280仕様のGRヤリス用BPSダンパーキットを装着していただきました。
スプリングは前後UC-01。プリロードはナイショです♪
バルブはもちろん最新TW280スペック。
これ、冗談抜きにメチャクチャ良いです!
LSDはファクトリーイオさん仕様。ぐるっと試走して来ましたがとても素直なフィーリングで効きもしっかりしていました。
BPSダンパー&UC-01との相性も良さそうです♪
車高&アライメントもこのLSDの特性を活かすようにセットしました。
本日はありがとうございました。
また、秒殺トレーニングでよろしくお願いいたしますm(__)m

お陰様で、Style藍も10年目に突入です!

2022年8月23日

9年前の今日、ハイエース用スーパーパフォーマンス・ダンパーStyle藍の記念すべき1次スペックを装着しました。
それまではハイエース用のダンパーとは無縁でしたが、とある競技系のユーザー様が仕事で乗っているハイエースに吊るしのオーリンズを装着されて、その動きがどうもしっくりこないということで、何とかなりませんか?というお問合せをいただいたのが、ハイエース用ダンパーのスペックを考えるきっかけとなりました。
その後もレーシングカートを運ぶハイエースの乗り味を何とかしたいというユーザー様や、重い荷物を積んで山道を長距離走るというユーザー様や、車椅子用のリフトを積んでいる介護用車輛などなど、多くのユーザー様からご依頼をいただくようになりました。
いざ真剣にやってみると、ハイエースユーザー様は本当に色々な使い方をされているので(ハイエース自体の種類も多いですしね)とあるユーザー様には大変ご満足いただいても、別のユーザー様はどうも気に入らなかったようで直ぐに外して売ってしまったということもありました。
そういうことを数年間繰り返して来て、ここ2~3年前から、ほとんどのユーザー様にご納得いただけるスペックをご提供できるようになって来ました。
とは言いましても、その中でも「これはいいな!」から「まあ、こんなもんかな?」まで満足度は色々だと思います。
「まあ、こんなもんかな?」と妥協してお使いいただいているユーザー様が「お!これはいいな!」と感じていただけるように、この先もハイエースがある限り、まだまだStyle藍の進化も止まりません。
10年目に突入するStyle藍を今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

GRヤリス用スーパーオーリンズ・ノーマル車高仕様

2022年8月21日

GRヤリス用スーパーオーリンズ。
ノーマル車高&フロントバネ9インチ、リアバネ10インチ仕様です。
オーリンズダンパーベースでノーマル車高にセットするためには、ただバネの自由長を長くすれば良いというわけではありません。
特にフロントはシリンダー長やメタル位置、減衰調整ノブ等に不具合が出るので色々な小細工が必要となります。
BPSダンパーですと専用設計なので、このあたりのレイアウトは自由度が高いですが、オーリンズベースの場合はただ寸法を合わせればOKというわけでは無いので要注意です。
というわけで、無事に狙い通りの車高と運動性能を確保できました。
車高がノーマルですと、見た目はまったく普通のGRヤリスですが、その走りはまったくの別物です。
本日はありがとうございました!今後もよろしくお願いいたしますm(__)m

ストリート用スーパーオーリンズもよろしくお願いいたしますm(__)m

2022年8月16日

お盆明けのお見積はタイプSとタイプCが多いです。
競技用以上に入念に作り込んだバルビングは、きっとユーザー様にご満足いただける走りをお届け出来ると思っています。
新品ダンパーセットだけでは無く、現在ご使用中のオーリンズの乗り味がイマイチ気に入らないという方は、お気軽にご相談ください。
スプリングのご相談もお気軽に♪
車種&仕様に係わらずに対応させていただきます!(^^ゞ

9月15日(木)開催の秒殺トレーニングはお陰様で満員御礼となりました。

2022年8月16日

9月15日(木)開催の秒殺トレーニングですが、お陰様で満員御礼となりました。
ありがとうございますm(__)m
台風シーズンですが、きっと秋を感じる晴天の1日となると思います。
楽しく真剣に秒を抹殺しちゃいましょう!(^O^)/

GRヤリスのユーザー様のために。

2022年8月13日

GRヤリスが発売されてから、競技系を含みスーパーオーリンズ&BPSダンパーを数多く製作させていただいております。
現在も数台バックオーダーをいただいております。
心より感謝いたします。ありがとうございますm(__)m
うちのユーザー様は日本全国にいらっしゃいますので、少しでもGRヤリスのユーザー様のお役に立てることは無いかと考え、以前に山野哲也選手のオンボードレッスンを片山選手のGRヤリスのセッティングで乗った動画で受講した際のレッスン内容をご紹介させていただこうと思い付きました。
※走行時のタイヤはフロント08BスペックG、リアA052です。
この時は、朝からセットアップのために色々と試してからの最後のアタックなので、GRヤリスPN仕様初走行とはいえ、かなりGRヤリスの動きに慣れて来た走行でのレッスンでした。評価点数もこのコースとしてはかなり良い評価をいただきましたが、それでも山野選手には色々と指摘していただいたので、その後のセットアップにもとても役に立ちました。
ユーザー様にとっても、「なるほど~~」という発見があると思います。
後は、私のドライビングの中で、山野選手に褒めていただいた操作も参考になると思います。
ちなみに、この時の片山選手のGRヤリスはクラッチがかなりヤバくて1速へ落す時にちょっと気を使って操作していますが、そこもしっかり山野選手に指摘していただきました。
というわけで、GRヤリスでジムカーナを楽しまれているみなさんに少しでもお役に立てればと思い、山野哲也選手のオンボードレッスンの動画をフルサイズでご紹介させていただきます!(^^ゞ
動画はこちらから!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=6vqn04mm75o

まだまだ進化中!Style藍をよろしくお願いしますm(__)m

2022年8月10日

今日、ハイエースでAZURを出発する際に、今まで1度も試したことがない段数セットに合わせてみました。
走り出して直ぐに超軽快なハンドリングににんまりしましたが、やはりギャップでの硬さが目立つので、これはコンセプトから外れてるということで、新富士IC傍のセブンイレブンの駐車場の隅っこに停めて段数を変更しました。(もちろんコーヒーも買いました)
フロントを調整して、リアを調整しようと寝ころんだ時に、肘がアスファルトに触れたんですが、めちゃ熱くて火傷するかと思いました!
何か厚手のシートが必要ですね。そういえば、去年も同じことを思いました。学習能力がありません!(汗)
さて、ここからが本題です。
次期スペックの狙いは、現状の16段のしっかりしたダンピングと20段のソフトで腰のある乗り味を巧くミックスさせて、更に腰の強さから来る「とあるスピード」での芯があるような硬さを無くす方法です。
そんなわけで新東名の掛川~浜北の評価路面を120キロで走りながら出した答は?(ナイショですが)
現在のスペックですが、フロントのバンプ側のバルブシムはDFVを含めると14枚、リバンプ側のバルブシムは16枚の合計30枚のシムを組み合わせています。
リアのバンプ側のバルブシムはフロントと同じく14枚、リバンプ側のバルブシムも14枚の合計28枚のシムを組み合わせています。1本あたりの数なので、1台分では116枚ものシムを使ってセッティングしているのです。(利益率が下がるわけですね)
このバルブシム1枚1枚の役割をすべて把握しているので、どのシムを換えると、前後のシムにどのような影響が出て、また他のシムへどのような影響が出るので、組み合わせたシムすべての働きがどのように変化するのかを含み、ニードルバルブとのバランスを狙い通りに持って行くことが出来ます。
そこから、左右と前後&対角線のロール&ピッチスピードと4つのタイヤに入る路面からの入力をいなす効果を狙い通りにコントロールできるようにバランスをとっていきます。
オーリンズの各パーツの工作精度とバルブシムの耐久性が非常に高いので、この作業を正確に行うことができるのは言うまでもありません。
とはいえ、オーリンズと言えども万能ではありません。
オーリンズだからこその高い運動性能としなやかな動き、と言葉にするのは簡単ですが、それを決めるのはあくまでもユーザー様の価値観であって、私が決めるわけではありません。
私の仕事は、ユーザー様の多様な価値観に対応できる数多くのバランスをご用意させていただくことです。
そして次期スペックは、そう君の一言を実現できるか?にかかっています。
方向性は決まっているので、後は30枚と28枚のシムの働き方改革をどのように進めるかです。
1枚1枚の仕事の環境の最適化を崩さないように、それぞれの能力をしっかり発揮できるように配置するのは1つの職場の人事異動と似てるかもしれませんね。
シム1mmの大きさの違い、0.05mmの厚さの違い、そしてそれらの組み合わせ。
今まで、数え切れない組み合わせを実際の走行で評価して来たノウハウは半端ではありません。
クドイですが、Style藍はまだまだ進化を続けていきます!
新規でご購入をご検討の方も、そろそろOH時期なので、この機会にStyle藍へ仕様変更しちゃおうかな?とお考えの方も。
常に進化を続けるStyle藍を、ぜひあなたのハイエースのパートナーとしてお選びください。

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