2025年8月6日
今回はフロントダンパーの仕様変更と、リアのキャンバーを変更して、YSKセット(現在の最適バランス)の動きを美浜サーキットSSAで評価しました。
朝、パイロン確認をして、時間を空けての1発アタックです。
1コーナーのシケインの進入&切り返しで、狙ったハンドリングがピッタリということを確認!これは超気持ち良いです。
そもそも、私は反応が良過ぎるフロントの動きは好きではありません。ハンドルの切り方&速さ&量でリニアに頭が入る!が基本中の基本です。そういう意味では理想な動きです。
下り勾配の180°ターンでのトラクションも良い感じで狙い以上のトラクションを感じました。これはキャンバー調整が大きく効いていると思います。
そのデメリットがフェニックスとNTPの逆走で出ると、またバランスを見直す必要がありますが、そんな心配は全く顔を出しませんでした。フェニックスのバランススロットル時にワザとステアを小刻みに動かしてみましたら、リアへの影響もなく、前後のバランスもめちゃコントロールし易かったです。その後の動きも1つ1つ確認しながら走りましたが、「なるほど!」の連続で気持ち良く走れました。
何と言っても最後のダブルパイロンでは、下りのパイロンでの素直な向きの変わり方と上りパイロンでのリアのトラクションとフロントタイヤの転がり方にも全くストレスが無く、タイヤが喜んでいるのが分かります。
というわけで、今回のYTKセットの小変更は大正解でした!
・ロードスターRF 前期型(ATファイナル)
・ダンパー BPSダンパー改
・スプリング ESA-Z Fr:10K Rr:7K
・アシスト Fr:2K(作動長12mm) Rr:10K(作動長17mm)
・タイヤ 5・FIVEX 055A 235/40-17 TW280 新品
2024年3月7日
今日は(株)パワープラス飯島代表が、わざわざ美浜まで高江選手のスイフトを持って来てくださったので、2本だけ乗せてもらいました。
横着してサイドワイヤーを調整しなかったので、めちゃレバーを引き難かったっす。
2つのターンだけで、2秒は遅いですね。
タイヤも255では面圧が足りないので、単純な踏ん張りは良いですが、トータル的に225のM5の方が1秒は速いと思いました。
今日は低速時のエンジンのピックアップとMAX回転付近のパワー垂れを確認するのがメインだったのでかなり様子見の走りですが(2本走っただけですので)、思いっきり攻めたら私のドライビングでも後1.5秒は間違いなく上がります。
サイドワイヤー調整で2秒・タイヤで1秒・高江選手のドライビングで1.5秒。ここから4.5秒アップが現時点での実力だと思います。
この数字はかなり正確だと思いますが、細かい調整でもう少し上げシロは出そうです。
しかし、脚はポン乗りでも最高に乗りやすかったです。いったいどこの脚なんだろう?(笑)
2023年12月8日
美浜サーキットで毎月開催しています美浜ジムカーナDAYの午後アタックコース・SSPのシンプルコースで試作スプリングの運動性能評価をしてきました。
以前のESAで12段が丁度よかったですが、試作スプリングでは14段がベターという結果になりました。
この2段の差がバネが伸びる速さの違いですね。
今後、この特性を生かしたセッティングを煮詰めていって、データが揃ったら発売を開始したいと思います。
早ければ来年春には発表できると思います。
※走行時のタイヤはゼスティノZ-REX7000・前後215/45-17・3部山です。
2023年11月22日
某氏から、出る出る詐欺とか言われ続けて1年(笑)。
やっとヴァリノVR08GPスポーツが年末からデリバリーされます。
某氏から、練習&セッティング用に欲しいけど寒い時期のグリップはどうなんですか?と訊かれたので、私のYouTubeは観ていないのね?と答えておきました!(笑)
というわけで、正真正銘VR08GPとのファーストコンタクトの動画です。気温はマイナスの富士山でタイヤのナラシを兼ねて100キロ程度走った時の動画です。
動画にはありませんが、この動画を撮影する前に、もう少し上まで登ってみましたが、完全アイスバーンの登山道を行けるところまで登り切りました。過去にも色々なスポーツタイヤ(Sタイヤを含む)で真冬の富士山を走って来ましたが、TW300で200本以上ジムカーナ走行をしても5分山程度しか減らないタイヤとは思えない走り易さでした。
ただ、ズルズルのウェット路面は滑ります!
そこは勘違いの無いようにお願いしますm(__)m
2023年11月6日
先々月から215/45-17のZ-REX7000を評価して来ましたが、今回は「幅の違い」を確認するために235/40-17を履いて、美浜スーパージムカーナシリーズ最終戦のデモランを利用してテストをしてみました。235の効果は特にブレーキングで違いが確認出来ましたが、トラクションはエアーセットを試す時間が無かったので、215サイズと比較して優位性は見られませんでした。今回のコースがブレーキングで差が出る設定だったのでタイムは同じデモラン車輛のGR86(DL.β11)とBRZ(RE71RS)よりはタイムは良かったですが、しっかりエアーセットが出れば、まだまだタイムは刻めると思います。ちなみに、朝一は215と同じエアー圧で走りましたが、トラクションが掛からずイマイチ。午後はエアーをコンマ2下げてトライして、かなり改善されました。と言っても下りのダルマ落し(タイヤ3段積)でエビってしまい、かなりロスってますが。(汗) もう少しエアーセットを煮詰めていけば、相当良いタイムが出そうです。後は、やはりホイールは8.5Jがマッチすると思います(今回は前後8J)。 もう少し評価を続けて、次のタイヤにフィードバック出来ればと思います。ご期待ください。
https://www.youtube.com/watch?v=aOhw8Hbmpv4
2023年6月27日
今回の笠置山モーターパークへは、ヴァリノ・ペルギア08Rを履いての出張でしたが、行きはエアーはナラシ用、ダンパーやバネ&車高も今までと変わらずでした。当然ですよね。お初モノですから。
ちなみに、ペルギア08Rは過去にシルビアに履いていましたが、当時とは若干マイナーチェンジされているそうです。
サイズも違うので、ここはまったくのお初ということで、色々と試して来ました。
まずは、脚はそのままでエアーセット出しです。
土曜日の時点で、ほぼ満足できるセットが見つかったので、日曜日はそのまま走行しました。
エアーセットは変わらずに良いフィーリングでしたが、脚とのバランスに少しだけ気になる点が見えて来てしまいました。
そこで、ダンパーを少し変更して走行したところ、更にタイヤのフィーリングが良くなりました。
そのセットのまま、笠置山を下り、中央高速・東海環状・新東名と走って新城まで。その間のフィーリングは行きとはかなり違って、硬さはありますが、突き上げやロードスター特有の段差でのバタつき感はほとんど気にならないレベルになっていました。
翌日は、新城から下道で引佐まで移動して、引佐から東名方面へ下って、そのまま東名高速を帰って来ました。
ここでの乗り味もグッドフィーリングでした♪
荷物がまったく積めないあーるえふ君の最大のメリットはアタックセットのままで移動中も評価が可能と言うことですね。
※お陰で帰りは燃料が少なくなって途中で高いハイオクを入れなくてはならないかとヒヤヒヤしましたが。(笑)
来週は、美浜・幸田・モー鈴と出張が続くので、それぞれのコースでまた色々な評価をしてきたいと思います。
このヴァリノ・ペルギア08RのTWは200。VR08GPスポーツのTW300はまったく減らないタイヤですが、こちらは結構減ります。
練習用には断然VR08GPですが、安くて、タイムも出て、減りもそれなりに持つという点ではペルギア08Rは凄く良いタイヤだと現時点では評価しています。
個人的には、VR08GPスポーツにこのゴムを乗せてくれないかな?というのが本音ですが、そこはまだまだ評価は始まったばかりです。
評価の旅は続きます!(^^ゞ
2023年4月25日
こちらは車載動画です。
タイヤはゼスティノ07Rの2分山ですが、めちゃコントローラブルで思いっきり攻め込めます。
サイドターン無しでの走行ですが、かなり難しいパイロンセクションの動きも抜群でした!
ぜひ、動画をご覧ください♪
https://www.youtube.com/watch?v=WmH5sE9LDrs
2023年4月25日
1年半で3万キロ乗ったロードスターRF君のBPSダンパーをOH&仕様変更して、ESAスプリングのレートを変更しました。
3万キロ煮詰めた前スペックの延長線上のスペックなので、セットアップはラクチンです!
とりあえず、セット1とセット2と良い感じのバランスが出ました。
動画はキョウセイ・ジムカーナシリーズ・ノーサイドクラスでのデモランです。
サイドターン無しだからこその細かいクルマの動きが良く分かります。良い感じです♪
https://www.youtube.com/watch?v=-P8QQhDvtEc
2022年12月9日
今日、幸田スポーツドライビング・ラボの2022アタックコースを走るために、昨日の美浜SSPをパスして腰を温存して来たのですが、2022アタックコースはやっぱり半端無かったです!
というわけで、腰が痛くなるほどの全開アタックをご覧ください。
1コーナーのシケインは3速アクセルオフで放り込んでます。
ちなみに、気合が入り過ぎて8の字ターンの1発目をオーバースピードでミスってます♪(笑)
2022年12月7日
先週、腰を痛めてから、ロードスターRFで移動する時に、なるべく腰に負担がかからないセットを探していたのですが、「これだな!」というセットが見つかって、そのセットで高速&ワインディングを走ってみたところ、とても乗り易く、4つのタイヤの転がり具合も最高でした。
当然、このセットでタイムアタックしたくなりますよね。
というわけで、美浜ジムカーナDAY2022午前SSAをアタックしてみました。
まだ受付開始前の朝一で、タイヤが完全に冷えた状態でのアタックと、少し温まったタイヤで続けてもう1本走りました。
路面温度が5℃ということと、風がかなり強かったので、温まったと言ってもほんのり表面が温かい程度です。
それでも、2本目のタイムは今年のゼスティノでのベストタイムをコンマ6秒上回るタイムを叩き出しました。
しかし、今回のセットの凄いところは完全に冷えたタイヤでの1本目のアタックです。
タイヤのグリップ感が薄い状況下で、とてもコントローラブルで気持ちよくアタックが出来ました。タイムも1本目としてはびっくりするくらい良いタイムでした。
今回のセットを基準に、2023年に発売予定の新しいタイヤとのマッチングをしていくつもりです。
多分、このままでも驚くほど乗り易くタイムも出る予感しかありません!
※動画は1本目と2本目を続けて撮っています。
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https://www.youtube.com/watch?v=WVWROuk0o1I