川村徹のちょっとタメになるお話の部屋
スラロームにはコーナーリングの要素が満載です!
2025年7月8日
暑い時期にこそ、スラロームの練習がお勧めです!
というわけで、ついついスラロームでパイロンタッチをしてしまうという人は、暑いこの時期こそ、クルマへの負担が少ないスラロームの練習をしましょう♪なのです。
スラロームは「パイロンを避ける」意識で走ってはNGということは皆さんご存知だと思います。
「パイロンを攻める」この意識が何より大切です。
パイロンを攻めるには、
①4つのタイヤの位置をしっかり意識する。
②自分の操作のスピードとクルマのスピードのバランスを意識する。
③スラロームはコーナーリングの連続という意識を持つ。
この3つを意識することが大切です。
そして、この3つの意識を訓練するためには、ライン取りをまずしっかり意識する必要があります。
スラロームはコーナーリングの連続ということにピンと来ない人は、ぜひこの動画を参考にしてください。
ベテラン選手の中にも、①と②はほぼ完ぺきだけど、③がイマイチ!という人も少なくないと思っています。
初心者さんはもちろん、ベテラン選手ももう1度「スラロームのライン取り」をしっかりトレーニングしてみませんか?というお話でした。
山野哲也選手オンボードレッスン。
2025年6月27日
HPにタメ部屋を復活させた記念に、今回は大サービスです!
しっかり観てくださいね。
タダで、この内容が勉強できるなんて、なんと私は優しいんでしょうね♪(笑)
2年前の山野先生のオンボードレッスンです。
山野選手には路面温度もタイヤの状態もお伝えしての評価なので、そこもしっかり踏まえて私の欠点(ロスになるポイント)を丁寧に説明してくれています。
これで良いと思って走っている部分の勘違いや、操作の選択の甘さから来るロスをしっかり指摘してくださっています。
55年走り続けて来た私の悪い癖や考え方をズバっと切ってくれているので、新たなチャレンジが出来る環境を与えていただきました。
この時は68歳ですが、もうすぐ71歳を目の前に、今の私はこの当時よりも確実に速くなっています。
でも、もちろんまだまだです。
山野先生に95点もらうまでは頑張ります!!
ちょっとタメになるお話の部屋シリーズ
2025年6月27日
キョウセイ・ジムカーナシリーズのノーサイドクラス(サイドターン禁止)のデモランに行ってきました。TOOLBOXの室本さんがタイヤ目線で動画を撮影してくださったのでアップします。 このアングルですと、ラインに合わせた荷重移動が良く分かりますね。手前の4本パイロンと、奥の大きなシェルコーナー、島周りから~~~のGが目いっぱいかかったブレーキング。ノーサイドは誤魔化しが効かないのでこういうブレーキングとライン取りはかなり難易度が高くなります。 そして、めちゃ楽しいです♪ サイドターンだけがジムカーナの醍醐味ではありません!!
https://www.youtube.com/watch?v=NnBetxkLMws
ちょっとタメになるお話の部屋シリーズ
2025年6月27日
ハンドルをこじる!
寒い時期に少しでも早くフロントタイヤを温めるために、少しだけフロントタイヤをこじる操作をすることはありますが、基本的にフロントタイヤ(リアタイヤも)のスムーズな縦の回転を邪魔する操作はNGなのは当たり前ですね。
この動画では、特にタイヤの縦の転がりを評価しているので、タイヤ様のご機嫌を見ながら操作をしています。
1番分かり易いのが、奥のトライアングルの回り方と、フェニックスのライン取り、4角のショートカットでの荷重移動に現れています。
タイヤをきっちり転がすためのライン取り&荷重移動をしているのがよく分かります。
フェニックスでは、最後まで縁石にぴったり着いて走りたいんですが、このスピードではハンドルをこじる必要が発生しています。なので、ラインを大きくしてGを逃がしています。もちろんタイムロスです。
ショートカット1周では、やはり舵角を増やす必要がありそうだったので、舵角は増やさずに、ちょっと余計に荷重移動をしてタイヤを転がすように操作をしています。もちろん、これもタイムロスです。
1コーナーもNTPもやはり余計な操作が入っているので、ほんの少しずつロスが発生しています。
結果的に、もっとタイヤがしっかり転がるような(舵角が安定する)セットが出ていれば、こういうロスは防げるわけです。
説明文で、ここから2秒アップ出来ると書いてますが、このままのセットでアタックを続けても、ドライバーが余計な操作をすることに違いは無い(更に余計な操作が必要になる)ので、2秒アップはとても無理です。
更にタイヤの転がる速さを意識した場合は、当然ハンドルをこじる場面も増えて来るからです。
この動画のセットは動き出す反応は凄く良かったです。でも、そこから同じ反応で旋回が継続しないセットでした。タイヤの転がりが変化してしまうのです。ドライバーはその状態を察知してラインを修正したり荷重移動をかけたりします。それがそのままロスになります。
巧いドライバーほど、こういうことが起きる可能性が高いと思っています。
・ステアの反応が良い!
・ブレーキングが安定している!
・アクセルを踏める!
この3台要素がお互いを助け合うセットがベターだと思います。
個々の動きが良くても、お互いが足を引っ張る場面があったら当然NGですよね。
なので、モノ(パーツ)を交換する前に(パーツの比較をする前に)現状でのベストバランスをしっかり出して評価をすることが何より大切だと言い続けているのです。
この業界の人間としては商売っ気が無いと怒られそうですが、足踏みをしている人があまりにも多いのも事実ですからね。
でも、個々の大物パーツが仲良くするために必要な細かいパーツのチューニングは全肯定です。
P&PN車輛は交換はNGでも、少しの調整でもしっかりバランスを出すことは可能です。
練習会でタイムを切り取りして「あーだ!こーだ!」もそれはそれで意味があるし、楽しいとは思いますが、目に見えない動きを感じて煮詰めることはもっと楽しいし、お金も掛からないし、何より遠回りする必要も無くなると思っています。
「急がば回れ!」
私が好きな言葉ですが、これって結果的に遠回りになってしまうという状態とは真逆な言葉ですよね。
あ、色々なパーツを交換して、あーだ!こーだ!と評価することが好きな人を決して否定しているわけではありませんので、お間違いの無いようにお願いします。
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※この動画は大須賀選手のND5ロードスターの現状のセッティングを確認するために、美浜ジムカーナDAYの午前アタックコースSSAの試走時に乗せていただいた時の走りです。サスペンション&LSD&ブレーキセッティングの確認をするために続けて2本走行しましたが、その1本目の走りです。1本目はブレーキバランスの確認と前後のピッチ&ロールバランスの確認しているので、タイヤは常に縦に転がっている状況で走らせています。なので、ターンもコーナーもスラロームも非常にスムーズな動きとなっています。タイムもそこそこですが、このタイヤでベストなセットでベストなアタックなのか?と言うと、もちろんベストな走りは2秒近く先にあります。ポン乗り1本目の評価走行なので当たり前ですね。
その2秒のタイムアップは、「更にタイヤが転がるスピードを上げる」ことで達成できます。舵角もライン(多少は変化します)も同じでタイヤが転がるスピードを上げるセッティング&操作ですね。もちろん最大減速時におけるタイヤの転がりもめちゃ重要なのは言うまでもありません。
横へ逃げようとするタイヤのグリップと格闘するのではなく、もっともっとタイヤに転がってもらうために何をするべきなのか?
タイヤが転がるのも横へ逃げるのも、必ず理由があります。その理由を見つけて対応していくのがセッティングであり、スキルアップなのだと思います。
FR車のペダルワークのトレーニング。
2024年11月14日
ヴァリノVR08GPスポーツもメチャ練習になるタイヤです。
特にFR車のペダルワークの練習はグリーヴァ08Dと同等のトレーニングが可能です。
地区戦レベルの選手にもメチャお勧めのトレーニングですよ。
ウェットのショートサーキットは当然空いているので走りたい放題です♪(^O^)/
減らないタイヤでいっぱい走り込みましょう!
2024年11月14日
しつこく上げていますが、ヴァリノグリーヴァ08D(TW360)は、減らない癖にめちゃくちゃ乗りやすかったです。
FR車でペダルワークを覚えるには最適なタイヤだと今でも思っています。
ちなみに、300本走っても5分山あるのに、ウェットも「それなり」に走れちゃいます!
マジで、凄いでしょ♪
ヴァリノ08GPスポーツと良い勝負です(*^^)v
川村徹の四方山話
2024年11月14日
そういえば、この四方山話の続編はやってませんでしたね。
まあ四方山話ということで、気が向いた時に気が向いたネタで話をしていますので、自分でも何を喋ったのか忘れています。(汗)
というわけで、テレワーク中に、このバランスに関しての四方山話の続編を撮りたいと思っています。
山野哲也選手のオンボードレッスンを何回か受講して、私的に新たなバランスの考え方も加わったので、そのあたりもお話出来ればと思います。
15分間に収まるのか? ご期待ください♪(^^ゞ
川村徹の四方山話。パート3。
2024年8月14日
四方山話パート3。なんと、最後は尻切れトンボになってしまいました!(汗)
さすがに10分間ではちょっと足りなかったです。(笑)
というわけで、近いうちに続編決定です♪
川村徹の四方山話。パート2。
2024年8月14日
パート2も声が小さかったです!すみませんm(__)m
内容もイマイチなので、今回の四方山話はパート3の撮影をすることに決定しました♪
でも、そこそこ大切なことを喋っていますので、ぜひ観てください!
川村徹の四方山話パート1。
2024年8月14日
競技車輌の脚周りのセッティング。私は、まずは一般道でゆっくりと走りながら評価をしています。サーキットやジムカーナコースでは、その結果を確認をする感じです。という四方山話をパート1&パート2の2回に分けて喋っています。今回は、そのパート1。ちょっと声が小さいですが、静かな場所で見てください♪ 実は、この道はオーリンズのPCV&DFVの試作品の評価でも百回くらい走った道です。今でも何かを変更した際は、必ずこの道で評価をしています。鹿が出るので、もちろんゆっくり走って評価をしています。(^^ゞ
https://www.youtube.com/watch?v=LceyFYoc-0Y&t=5s