TOP > 【Style藍】DFVオーリンズの減衰調整の秘密♪
【Style藍】は、DFVオーリンズを基本にチューニングされたダンパーですが、DFVオーリンズには元々大きな特徴があります。
それは、当然ですがサブバルブ方式を採用しているという点です。
このサブバルブはメインバルブ(メインピストン)と同時に仕事をしているわけですが、並び方は直列ではなく、並列に並んでいます。
ようするに独立した環境でおのおのが仕事をしているわけです。
オーリンズ(ラボ・カロッツェリアさん)のHPや、カタログにも解説がありますが、サブバルブ(DFV)とメインバルブはお互いに影響を与えながら1つのダンパーとして仕事をしています。
そして、サブバルブ&メインバルブの仕事量を変化させる(減衰力調整)ために、ニードルバルブがピストンロッド内部に組み込まれています。
このニードルバルブが開いたり閉じたりすることによって、サブバルブ&メインバルブに流れる油圧が変化するので減衰力(ダンパーの硬さ)が変わります。
【Style藍】は、このニードルバルブの開閉度と、サブバルブ&メインスペックのバルビングを変更することによって、通常のDFVオーリンズとは異なった動きをするダンパーに生まれ変わっています。
具体的な方法は企業秘密ですが、ダンパーの減衰特性だけでなく、20段調整の1段での硬さの変化も通常のDFVオーリンズとはかなり違います。
荷物の重さや、走る環境、ドライバーの好み等による多様なご要望にも対応できる理由は、正にそこにあります。
1段、調整を変える度に、「おっ♪」という変化を体感していただけます。
「ちょっとフワフワしてるけど、このくらいソフトな乗り味の方が好みだ!」
「ブレーキング&ハンドリング、この気持ちよさは、バンの乗り味じゃないよ。ほんと走っていて気持ち良いな!」
等の好みの違いはもちろん、後ろに人を乗せる場合や荷物を載せる場合には、それに合わせてちょいと減衰を調整してあげれば、ベターな乗り味を作り出すことが出来ます。
オーリンズ伝統の20段階減衰力調整機構を、より目的に合わせてチューニングできる【Style藍】。
決して、謳い文句だけではありません。